過去記事を振り返りながら、2017年の手羽的ニュースをランキング形式でお送りしています。
10位から5位まではこちら。
■【ほぼ美大・ムサビネタまとめ】2017年手羽ニュースランキング10位→5位


いよいよ上位4位の発表！
上位の共通点は「きっかけ」ですね。

4位：鹿児島弾丸旅行

■【二人の根っことは】森本千絵×中島信也〈森の中〉展〜広告づくりの頭の中はアートの森〜に行ってきた
■【飛行機雲の街】今最も熱い鹿児島を堪能してきた

行くかどうか直前まですんごい迷ってて、「オープニングはあきらめて夏休み中に行ければいいか・・」ぐらいの気持ちもあったんだけど、2日前にSNSで森本さんから「お待ちしてます」とメッセージもらい、「森本さんに誘われて行かない人間がどこにいる」と前日に飛行機・ホテル・レンタカーを予約した突然決めた旅行。記事では書かなかったけど、オープニングが木曜日だから2日間有休も取りました（涙）

結論はやっぱり「決心して行ってよかった」ですね。なんだかんだ理由つけて夏休み中に行かなかっただろうし。何事もきっかけやタイミングって大事で、多分私たちがやることも学生さんへの「きっかけ」作りなんだろうなあ、と。


続いて、

３位：美大生図鑑読書会に登壇した

■美大生図鑑読書会＠6次元に出てきた。

ヨシムラヒロムくんに「美大生図鑑発刊記念で美大について語るイベントやろうぜ！」と声をかけたら、モーフィングさんがバックにつくことになり、荻窪のブックカフェ6次元という最高の会場を確保してくれたんです。
でもチキン野郎の手羽は「ヨシムラくんと二人っきりはイヤだ」とダダをこね、タマビの米山さんと京都造形の吉田さんに声をかけたら、即OKをもらえたの。
この3人が集まるのはほんと久しぶりで、ヨシムラくんがいい「きっかけ」を作ってくれました。

でも、米山さんはともかく、すごいのはほんと吉田さんですよ。
京都造形嫌いを自称してるヨシムラと米山がいるのがわかってるのに承諾する心の広さ。そして前日は福岡出張だったのに、福岡から直接会場に入ってくれた行動力。
そりゃこの若さで事務局長になるわな、と。

手羽、米山、吉田に共通してることは「自大学も大好きだけど、美大も大好き」ということ。近い未来、美大にとってつらい時代がやってくるのは誰が考えたって予想できることで、「自大学を盛り上げつつ、美大業界を盛り上げたい」という想いと行動力に関しては、この3人は誰にも負けない自信があります。
若い世代が育ってほしいんだけどね。ま、手羽以上の人だったら摘むだけだけど（ぼそっ）


2位はタイトルをどうするか悩みましたが、こうしました。

２位：秋田美大と京都造形等の卒展に行って・・・

■【あなたの凡人度は？】秋田公立美術大学に行ってきた！！
■【Re MAP 地図にない道を行く】秋田公立美術大学の初めての卒展に行ってきた！！！
■【観光ついでに日本最北端の美大卒展へ！】秋田公立美術大学の初めての卒展に行ってきた！！！！
「秋田美大さん初の卒展だし、美大愛好家として行かなくちゃなあ・・でも遠いなあ・・」と悩んでたら、中島信也さんがイベントに登壇することがわかって「えいやっ」とホテルを予約したパターン。最近「信也きっかけ」が多い気がする。ほとんどおっかけ状態（笑）
でも、追っかけてるわけじゃないんだけど、去年の熊本の時や
■【ほんとに完結編】ムサタマトークin熊本をやってきた!!!!!
今年の福岡の時も
■【廃校リノベーション】スタートアップ支援施設「FUKUOKA growth next」に行ってきた
ほぼ同じタイミングで中島さんが熊本・福岡入りしてたことが後でわかったし、二人は引き合うものがあるのかもしれない（怖い考え方）


そして、
■【作品も買える！】京都造形芸術大学の卒展に行ってきた。その１
■【59段どころじゃない延々と続く階段】京都造形芸術大学の卒展に行ってきた。その２
京都造形さんには何度か訪問してるけど、卒展は初めて。
「作品を販売してる卒展」とは聞いてたけど、実際は小物グッズ販売がメインで「こういうのは記事を鵜呑みにしないで、実際に見ないとわからんもんだな」と。


他にも
■【最後の卒展】タマビ造形表現学部造形学科卒業制作展「最後の夜のアート展」に行ってきた
■タマグラと千葉大デザイン学科の卒展に行ってきた。
などなど、今年はかなり積極的に卒展を見て回った年でした。
でも、これには実は理由があり、ARTcollectorsさんに卒展記事の寄稿を頼まれたからなんです。
■【手羽も出てます】アートコレクターズ5月号は全国の美大・芸大 卒展特集！

さ、いよいよ1位の発表です。
栄えある2017年手羽的ニュース1位は！！
　
　

CMの後で！

旅ムサがグッドデザイン受賞したり、スタッフに二人子供が生まれたりいろいろあるけど、これですね。


１位：自分の活動を集約したプレゼンの年
仕事・仕事外でプレゼンをたくさんやった年で・・といってもプレゼンの回数で1位にしたわけじゃありません。回数でいえば広報時代に高校の大学説明会を年間40本以上やってたんで。

記事に書いたものをいくつかピックアップすると、

■お客さん目線でのワークショップで大事な12のＳ！
■【デザセン締切間近】大学主催の高校生対象美術・デザイン・建築系コンペをまとめてみた１
■【ムサビにコミュニティデザインセンターをつくるなら】「まちを元気にする仕事－私が見つけたデザインの力－」に行ってきた
■【ワークショップとはなにか？】ムサビのワークショップ発表会2017：美大生と地域に行ってきた
■手羽、大いに反省する1週間
■【地域連携について】TAC合同SD研修会に行ってきた
このあたりが印象的なやつで、「様々な立場で様々な対象者に話をした年」という意味。
ある時はあちこちの美大のワークショップを体験した立場で学生さんに「ワークショップで喜ばれるには」という話を、ある時はデザインハブの一員として高校デザイン科生に「デザイン」の話を、ある時は地域・社会連携を担当する大学職員として地域の方や他大学教職員に「社会連携とは」という話を、またある時は「妙に大学に詳しい親」として高校生の親御さん向けに美大ではなく大学の話をしたり。
ムサビ職員として6月にムサビ入門、美大愛好家として12月にインターンシップ演習をやってるんで、毎月なんやかんやプレゼンやってた感じ・・というか、立場と対象が全然変わるから。ネタの使いまわしができず、今年は何かしらいつもプレゼンシートを作ってたなあ。。


そして、記事には書いていない「かなり大事なプレゼン」を8月、9月に「某所」で「ある人達向け」にやってたのも2017年。手羽の10年以上のシャドーワーク活動は、このプレゼンのためにやってきたんじゃないか、とも思ってて、ある意味このプレゼンは自分の活動を振り返る「きっかけ」にもなりました。自分でいうのもなんですが、あの内容を30分でできるのは手羽だけだと思ってますし。
なので「いろんな立場でいろんな対象者にプレゼンした」「自分の活動を集約したプレゼンをした」の合わせ技で1位ということに。
あ、作ったプレゼンは他美大さんでも使える内容なんで、ぜひSD研修とかに講師として呼んでください。


と、なんかはっきりしないものを1位にしちゃったけど、手羽的ランキングなんだからしょうがないよね。こんな1年だったんです。

ではご挨拶を。

昨日仕事納めもし、記事もこれが今年最後・・・の予定。
今年1年間ご愛読いただきまして誠にありがとうございました。
2018年はムサビにとっても大きな年になりそうだし、来年も頑張って美大関連記事を書いていきますんで、どうぞよろしくお願いいたします。


以上、一昨日、日本デザイン振興会の方から「ミッドタウンマネジメントの井上さんと柴田文江さんとの六本木女子会では、手羽さんのブログがよく話題にでますよ。地味コスプレは大笑いした」と言われた手羽がお送りいたしました。
てことは、ミッドタウンさんと振興会さんをもっとちゃかしても大丈夫ってことですね。頑張ります。