【あなたの凡人度は?】秋田公立美術大学に行ってきた!!

2017年2月20日(月)

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昨日までの続き。
【うどんの自販機で有名な】秋田市に行ってきた!


秋田と東京の違いはいくつかありますが、

お店の入り口に風除室(雪除室?)がついてるところかな?

秋田駅前からバスに乗って

「美術大学前」で下車。30分弱430円ぐらいだったかな?

もちろん向かった先は、

秋田公立美術大学!!
通称アキビで、手羽が一度行ってみたかった大学のひとつです。
念願がかなった(涙)


アキビさんについて簡単にご紹介を。

秋田公立美術工芸短期大学が2013年に4年制へ移行された大学で、認可申請時に当時の田中マキコ文部科学大臣が長岡造形さんとともに不認可を一度出したのも懐かしい話。初代学長は樋田豊次郎さんで今は東京都庭園美術館館長をされてます。

美術学部 美術学科の1学部1学科で入学定員は100名。
美術学科は「アーツ&ルーツ専攻」「ビジュアルアーツ専攻」「ものづくりデザイン専攻」「コミュニケーションデザイン専攻」「景観デザイン専攻」の6つの専攻で構成され、この4月から大学院 複合芸術研究科・複合芸術専攻(入学定員10名)が開設されますよ。

学部の志願者状況についてはこちらをご覧ください。 
【ビダモン2017】今年の国公立芸術系大学の志願者数は?
 

入口入って正面に鎮座する彫刻は、彫刻家・中村晋也さんによる「EOS」。
鹿児島長島美術館、愛媛県今治国際ホテル、三重県亀山市、日体大世田谷キャンパスなどにも設置されてます。

 

アキビさんのキャンパスを見ていきましょう。
 

やはり、アキビさんといえばこの「旧国立新屋倉庫」ですね。
昭和9年に米穀倉庫として建てられ平成2年に用途廃止。県の近代遺産に認定・市民の保存活用の声もあり、平成6年に市が買い取って秋田公立美術短期大学の校舎となり、大学実習室、地域向け室として使われてます。
木造平屋・モルタル塗りで、各棟の大きさは間口14.3メートル、奥行き45メートル、天井高8.5メートル。平成12年には国の登録有形文化財に登録されました。


これは大学敷地内から見た景色で、

こんな感じで工房として使われてる。

でも道路側からみると、

こうなり、
 

社会貢献センターアトリエももさだとして地域に開放されています。
ちなみに「ももさだ」とは、倉庫のあった新屋地区の昔の地名「百三段(ももさだ)」に由来。

こどもアトリエなど地域に開放したイベントを行ってて、

市民の作品展示・地域文化の交流の場である「ギャラリー棟」、

ものづくりを体験する「工芸体験棟」、多目的ホールやレストホールを備えた「地域交流棟」の3棟で構成されてます。

天井はこんな感じ。

その並びに秋田市立図書館があります。

土曜は授業はやってないんだけど、守衛室や敷地を囲うフェンスはないので、普通に市民の方がキャンパス内に入れるようになってます。学生さんは全然いなかったけど、この周辺だけはにぎわってました。
 

写真を撮ってて、「・・・えええええ?!」とびっくりしたのが、アトリウム棟の黒い部分、

木なんですよ。手間がかかってるなあ・・。
 

工房の中はどこも同じようなもんだな(笑)
 

敷地内には秋田公立美術大学附属高等学院があります。
ちょうど入学説明会の日でした。
 

たぶん大学院棟を作ってるところですね。
しかし、入学定員10名にしては大きいなあ・・・。
 

そうなんです。ちょうど卒展をやってる時期でして、

てなわけで秋田県立美術館へ。

続くっ!



以上、アキビさんの「凡人診断」で、凡人度75%「輪を乱さない平凡人間」と診断された手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。