【うどんの自販機で有名な】秋田市に行ってきた!

2018年2月19日(日)

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行くかどうか散々迷って(なぜ迷ったかは後日)、木曜日に決心しホテルを取って、

土曜の朝、こまちに乗り込みました。初こまち。
ちなみにこまちをデザインしたのはムサビOBの奥山清行さんです。
 

全然鉄ちゃん要素がない手羽。
秋田新幹線は仙台から山形方面に行き、そこからさらに上にいくと思ってて。盛岡まで行って日本を横断するのね・・。盛岡からは単線なのですれ違い待ちがあったりのんびりしたミニ新幹線でした。
 

というわけで秋田到着!!
東京から約4時間。やっぱり遠かった・・。

秋田に来たのはたぶん2回目です。
たぶんっていうのは、小学生の頃に家族で東北旅行をし、その時に竿燈祭りを見てるんです。はっきりとそれは覚えてるんだけど、それが秋田だとは思ったことがなく、実は仙台あたりのお祭りだとずっと・・。

さて時間までどこへ行くか・・・いろいろ観光地を探して、「よし、君に決めた!」とタクシーに乗る。
「お客さん。ひ$$おhぃ7*&%*い8おpmpぁj”#?ん&はぉ(笑)」

・・・なに言ってるか全然わからん・・・。

福岡出身なもんで西日本の方言はだいたいわかるんだけど、東北の言葉はほんと全然わからん・・。
なんとか行き先を伝え、向かった先は。

秋田市ポートタワーセリオン。
http://www.selion-akita.com/play/
ちなみに「ポートタワー」ではタクシーの運ちゃんには通じません。「セリオンへ」とお願いしましょ。



一階は土産物屋さんで、

展望台はなんと無料でいけます。

天気がいいと男鹿半島まで見えるらしい。
確かにこりゃ夜はきれいだろうなあ。さすが恋人の聖地。

でも手羽が感動したのは、

軍艦を沈めて防波堤を作ったという話。

「軍艦を使うと工事費も安くなりセメントもほとんどいらないし、工期が短縮できる!」てなわけで、福岡の洞海湾をはじめ京都や福島でも軍艦防波堤は作られました。この秋田には3隻が1列に沈められたそう。いろんなドラマがありそうだし、まるで漫画みたいな話ですね。
 

で、セリオンに行ったのは「100mの高さから秋田を一望できる」ので選んだんだけど、タクシーの中で
「ほんとにそれだけの理由で行くの?」(標準語翻訳)
「はい・・(って普通そういうもんじゃないの?)
「今セリオンっていったら、これが有名でほとんどの人がそのために行ってる。あんたは珍しい」(標準語翻訳)
てな会話があり、そう言われちゃいかないわけにはいかない。

 

これです。もう完全に観光地状態。
意味がわからん?
 

もうほとんど見ることができなくなった「うどん・そばの自動販売機」。

確かにこれは懐かしい。中学校の頃よく使ったプールにこのうどん自動販売機とハンバーガーの自動販売機があったのよね。


NHK「ドキュメント72時間 」で、秋田港の商店にあるうどん自販機が閉店に伴い撤去されることになって、別れを惜しむ人が全国から殺到したって話が流れたところ、これが話題になり、近所のセリオン内に移転されたんだそう。


すぐにお湯が空になるんで、そうなると30分ぐらい営業がとまります。
手羽はラッキーなことに数分後で営業再開のタイミングだった。
 
時間になったら(イラストにそっくりな)おじちゃんが出てきてセッティングを始めました。
「だんなさん。中を見て見ます?」といわれ、「見ます見ます!」とこーーふん。

ほへー。こうなってるのか。
すでにセットアップされてる状態で中に入ってるのね。

すごい勢いで水切りが。最後にモーターが回る音がしてたけど、水切りをやってたんだ。

ほい。完成。
ま、ぶっちゃけ、そりゃお店で食ったほうがおいしいですけど、カップラーメンじゃなく自販機で生メンのうどんを食べられるってのはやっぱりアガりますな。

皆さんえらいのはちゃんとカップを重ねて捨ててるところ。
何もやってないのに自然とこうなるそうで、おじさんが自慢してました。

自販機が置かれてるスペースは現在工事中なので、仮壁面の中で営業されてました。
セリオンは秋田駅からバス・電車でも行けるけど、1時間に1本ってレベルなのでタクシーが便利。20分ぐらいかな?ただセリオンにはタクシーは一台も待機してないんで、帰りはタクシーを電話で呼ぶかバスで帰ることになります。ちょっと時間に余裕をもって行った方がいいですよ。
そしてやっぱり日本海の風はめっちゃ冷たかったです・・。


んであるところへ行って(明日書きます)、ホテルへ。
温泉が大きく、マッサージとかいろいろやってるのを発見。

頑張ってる自分のご褒美に、一度やってみたかったアカスリとオイルリンパマッサージを予約。

温泉で体を温めて、時間に中にあるスペースにいくと、やってくれるのはおばさんだと思ってたら大学生ぐらいの女性で・・・こっちはほぼ全裸(ペラペラのトランクスをはいたけど)・・すんごく緊張してぜんぜん気が休めなかった・・。
でもおっちゃんのお肌はツルツルです。触ってもいいよ。
 

もちろん秋田といえばしょっつる鍋。
でも・・・あんまり好きじゃないかも・・・。

それにしてもこのポスターがあちこちに貼られてて、それを見るたびに毎回ドキっとするの。
確かに「秋田の女性って肌が白くてきめ細かいなあ・・」と思ってたりもしてたけど、なぜ「秋田美人」って漢字に反応しちゃうだろう。


・・・あ。横棒足したら「秋田美大」になるからか!

てなわけで、明日は秋田美術大学レポートをお送りいたします。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。