シンガポールのおしゃれ&ユニークな建築デザイン5つ!

シンガポールには、ユニークでちょっと変わったデザインの建築物が沢山。曲線と四角をうまく使い、面白いものをモチーフに作り上げています。最近の流行りは植物を使ったエコロジカルなもの。まるで未来都市のよう?シンガポールの建築デザインをどうぞ!

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シンガポールのランドマーク的存在・有名なマリーナベイサンズ!

いまではすっかりシンガポールのシンボル的建築物になったマリーナベイサンズ。イスラエル系カナダ人の建築家モシェ・ サフディによるものです。
ショッピングセンターやカジノやスケートリンクなどの複合施設ですが、屋上の船を支えている3つのタワーはホテル!

旅行に来たならうち1泊はここに泊まりたいっ!けど、1泊4万以上するんだよな・・・・という人気かつお高いリゾートホテルです。それもそのはず、船部分のインフィニティプールは、宿泊者のみアクセスすることができるというもの。シンガポールに来た誰もが一度は行ってみたいのではないでしょうか。

ちなみに筆者は1度宿泊した経験があります。特にホテルのお部屋に特別感はありませんでしたが、屋上のプールは格別。地上200メートルから見下ろす景色は自分が天国に行っちゃったような気分でした。


  • アートサイエンスミュージアム

蓮の形をしたアートサイエンスミュージアム

マリーナベイサンズの横にあるまあるい建物。これまたモシェ・ サフディの設計です。
蓮の花をイメージしているなんともユニークなミュージアム。開いた手のひらのようにも見えるため縁起もよく、中華系の人々のウケもよさそうです。
ガラスファイバー強化ポリマーを使用して形作られており、明るい光に当たるとつるんっとした側面に見えますが、間近まで行くと曲線に網のような線がうっすらと見えてしまいます。ちょっとお掃除も難しそうな形状ですね。

また、マリーナベイサンズもこのミュージアムも雨水が溜まると滝になって流れ落ちる仕組みが室内にあり、アート作品として楽しめつつもトイレの水に再利用しているというなんともエコな工夫が施されています。

サフディ氏は、現在シンガポールのチャンギ空港新施設について指導しているそう。
これまた実物ができあがるのが楽しみです!



不規則なビル群・リフレクションズ・アット・ケッペルベイ

ニューヨークのフリーダムタワーでおなじみの建築家ダニエル・リベスキンド。緑豊かな閑静なケッペル湾に位置しており、6つの独創的なビル群が海の水面にギラリと反射し存在を主張しています。
すらっとした曲線を描きながらツン!と空に向かったこのデザインは、2つの塔同士に橋が渡っておりそこから湾を一望することができます。

傾斜したビルの屋上には緑豊かなガーデンが広がっておりエコ面も考えられているよう。海沿いには低層のマンションやジム、プール、テニスコートなどの施設が揃っており、潮風を感じながら思い思いの週末を過ごせそうです。


草が生い茂っていく!?パークロイヤル・オン・ピッカリング ホテル

ビル群の中に突如現れる不思議な建物!
シンガポールで力を付けてきているWOHA社によるこのデザインのテーマは「ホテル・イン・ア・ガーデン」!
アジアで12軒のホテルを展開しているパークロイヤルグループによるものです。

ダークな色のグラデーションでまとめられた壁面は地層をイメージさせ、ビルのあちこちからグリーンが力強く生えており、みずみずしい雰囲気で溢れています。
5階にはスパとプールがあり、プールサイドには鳥かごをイメージした可愛らしいサンセットカバナが。スパは水辺で囲まれリラックスした雰囲気を演出しています。

シンガポールのBMCグリーンマーク・プラチナ賞を筆頭に、数多くの賞を受賞しているこのエコホテルは都会の中でも自然に癒されるオアシスのようなホテルです。
雨水を利用して植物の成長を促進させているとのことなので、これからどのように植物が成長していくか楽しみです!

巨大植物園!ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

グラント・アソシエイツ+ウィルキンソン・エアによってデザインされた巨大植物園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、マリーナベイサンズより徒歩圏内!
2012年にオープンした園内には、スチール製の最大で50mの高さにもなるスーパーツリー18本が立ち並んでいます。橋が渡っているツリーもあり、空中散歩を楽しもうと観光客で賑わいます。
けどもこのスパ―ツリー、結構・・・色がドギクくありませんか?
筆者は、これをみるとどうも血管を思い浮かべてしまいます。このデザイン、お子様たちには人気があるのかしら・・・・。
側面にはランやシダなどの熱帯植物が植わっているので、どんどん成長して柱が覆われていくと可愛く見えるかな、と思うんですが・・・。

その他に、室内に滝のあるガラスドーム「クラウドフォレスト」では高山植物が、「フラワードーム」ではバオバブなどの南アフリカの植物を観察することができます。ガラスドームには柱がなく、白い魚の骨のように見えるフレームが下から押し上げるように支えています。

この園内には、およそ25万種を超える植物が生育しているというのだから驚きです。
2014年のインターナショナル・ティア・アワードで最優秀植物園賞を受賞しており、これからどうやって維持をしていくのか興味深い植物園です!

なぜ、こんなにも奇抜な建物が多いのか?

ざっといくつか紹介させて頂いたシンガポールの建築デザイン!紹介しきれなかった建築物も数多くあります。
だけど、なんでこんなにシンガポールは個性的な建築デザインが多いのか・・・・?
傾いちゃったり倒れちゃったり、安全面は大丈夫なの?

実は、シンガポールは地震や台風がなく、災害が全くといっていいほどありません!季節によって煙害(ヘイズ)があるくらい。
そのため、耐震性や強度についてストイックになる必要がなく、独創的でユニークな建物を作り出すことができちゃうんです。

また、この国では基本的に早期完成を目指すため工事がかなりスピーディ!次々と新しい建築物が出来上がります。
国内で建築デザインを競い合い、新しいデザインを生み出そうという熱意が感じられます。

シンガポールの建築事情、いかがでしたか?旅行に訪れた際は、ぜひ建築物もチェックしてくださいね!

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OTONA WRITER

得本真子 / TOKUMOTO NAOKO

日本工学院八王子専門学校および東京工科大学メディア学部卒。シンガポール5年目の写真家&ウェブデザイナー。DTPデザインもやってます。ポジティブなアートが大好きな奄美出身の変わり者。過去にクラウドファンディングサイトCAMPFIREにて資金を集め、個展を開催したことも。 なんでもやりたい、なんでも好き!な自他共に認める(オタク)です。