【手羽も出てます】アートコレクターズ5月号は全国の美大・芸大 卒展特集!

2017年5月2日(火)

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4月25日に発売されたこちらの雑誌はもう読みました?
 

ARTcollectors'(アートコレクターズ) 2017年 5 月号
月刊誌「美術の窓」も出してる生活の友社さんが「日本で唯一のアート市場専門マガジン」として発行してるのがこの月刊誌「ARTcollectors'」です。(季刊誌の頃は「アートコレクター」でした)

5月号は「15美大・芸大 卒展&修了展 完全レポート!」ということで、東北、関東、愛知、京都、広島、佐賀の気になる美大・芸大の卒展を現地取材し、 各校で教員として指導にあたる作家・評論家・ギャラリストのコメントを交えつつ、300人以上の卒業生・修了生の作品が紹介されてます。
ちなみに表紙はタマビ大学院卒の奥村彰一さんの作品。

ページに登場する先生はこちらの方々。掲載順に紹介。

1 武蔵野美術大学|袴田京太朗、内田あぐり
2 東京造形大学|小川幸造
3 東京藝術大学 美術学部 |日比野克彦
4 東北芸術工科大学|三瀬夏之介

5 京都市立芸術大学 美術学部 |川嶋 渉
6 広島市立大学 芸術学部 |藁谷 実、今村雅弘、大矢英雄
7 筑波大学 芸術専門学群 |/内藤定壽
8 佐賀大学 文化教育学部 |小木曽 誠
9 金沢美術工芸大学 |田中信行

10 京都造形芸術大学 |菅原健彦
11 愛知県立芸術大学 美術学部 |松村公嗣
12 女子美術大学 |清水美三子
13 女子美術大学短期大学部 |山本雄三
14 日本大学芸術学部 |福島唯史
15 多摩美術大学 |室越健美、久保田晃弘


奥さんに見せたら「ムサビがトップ掲載じゃん!やったね!」と喜んでたけど・・「これ、会期順だよ」と指摘できなかった気の弱い手羽。
 

 
そして、美大関係者以外からも卒展に関するコメントをもらっているんですが、
◇評論家が選ぶ 山下裕二、椹木野衣、立島 惠
◇ギャラリストが語る 小山登美夫、三潴末雄、米山 馨


椹木さんより小山さんより、やはり今「藝大についてのコメントがほしい人」といえばこの人ですよね。

◇インタビュー 二宮敦人「素人目線」で考える、「秘境の卒展」の面白さ
「最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常」を書かれた二宮さんと一緒にまわった藝大卒展レポートもあります。

ちなみに、その二宮敦人さんと「美大生図鑑」のヨシムラヒロムくんによるトークイベントが正式発表されました!
二宮敦人×ヨシムラヒロム「外部から観た藝大美大、内部から見た藝大美大」
●日時:2017年5月20日(土) 19:00~21:00(18:30開場)
●会場:本屋B&B(世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F)
●出演 :二宮敦人(小説家)、ヨシムラヒロム(イラストレーター・コラムニスト)
●入場料 :1500円 + 1ドリンクオーダー
●事前予約:こちらからお申込みください

ぜひ。


んで、なんで長々と雑誌の宣伝をしてるかというとですね、 実は手羽も寄稿してるんです(笑)

◇ 学内卒展を(わざわざ)見に行く3つの楽しみ。
というタイトルで書かせてもらいました。
うん。この内容を全国の卒展を例に書けるのは手羽しかいない。


実はこれには裏話があって。

うちの広報に卒展取材依頼があって、広報スタッフと生活の友社さんが打ち合わせを法人企画でやってたんです。
「そういえば、ムサビさんといえば手羽イチロウさんって方がいますよね」
「ええ。そう名乗ってる人間がいますが」
「いつもブログを読ませてもらってて、手羽さんに原稿書いてもらいたいんですけど、どうすればアポ取れますか?」
「・・・手羽ならうちの上司ですぐそこにいます・・」
「えっ」
と呼ばれて「はい。私が手羽です」とまるで「はい。私が変なおじさんです」な感じでお会いしたのがことの始まり。


一度原稿書いてみたらムサビ卒展のことしか書いてなく、「美大愛好家としてこれじゃアカン」と急きょ
【観光ついでに日本最北端の美大卒展へ!】秋田公立美術大学の初めての卒展に行ってきた!!! !
【キャンパスの外に出てみた】京都造形芸術大学の卒展に行ってきた。その3
秋田美大さんと京都造形さんの卒展に自腹で行き、無事に「学内卒展のススメ」を書くことができました。
はい。今年秋田と京都に行ったのはこのためだったんです。てへ。


惜しむらくは、手羽のポートレート写真を入れ忘れたこと。奥さんに指摘されて気が付いた・・。

ちなみにこれは、この記事のTOP画像を見た卒業生から「これが噂のクネクネってやつなんですね」と送られてきた写真です。

この世界は無駄がなく美しい自然のルールで動いている。
手の位置、マイクの高さ、右肩と腕の曲線、全てにおいて絶妙で、つまり手羽のクネクネは自然の法則にしたがった無駄のない美しさってことがこれで照明されましたな。

・・・しかし、あらためてよく見ると、左右の肩の高さが全然違いつつ、マイクの一番下を持って自慢げにしゃべってる姿が自分でいうのもなんだけどなんかむかつくというか、そもそもマイク持ってる方の肩がこんなに下がってるのに普通にしゃべれるってどういう体の構造してるんだ、と自分でも不思議で・・・ま、美しいからいいかっ。
  


話を戻して。

このボリュームで全国の卒展が紹介されたことは今までありません。
そしてここまで学内卒展のメリットを語った雑誌でのテキストも恐らく今までないはず。
どうぞアートコレクターズ5月号をよろしくお願いいたします!!


以上、今度はかっこいいポートレート入れようと思ってるのでまた原稿依頼してください、の手羽がお送りいたしました。 

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。