【ムサビ卒展2016】「あなたの展示紹介します4」と「卒展オススメルート」と「ムサビへのアクセス」

2017年1月19日(木)

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というわけで、今日からムサビ卒展の4日間がスタートします!

平成28年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作展
●会期:2017年1月19日(木)~22日(日)
●時間:9:00-17:00
●会場:
武蔵野美術大学鷹の台キャンパス
*車でのご来場はお控ください。
WEB http://www.musabi.ac.jp/sotsusei/


■在学生による卒業制作展ツアー
●日時:2017年1月21日(土)13:00-14:00
●集合時間:12:30
●集合場所:12号館8階 第一会議室
●予約不要

 
 

●タイトル:胡蝶の夢
●空間演出デザイン学科パトリックゼミ 徳永帆の佳
●形態:パフォーマンス/貼紙/web
●展示場所:構内全域/インターネット

コンセプト:【あるけどない・ないけどある】
展示物そのものは制作しないが、構内全域の貼り紙によって来場者の鑑賞率の高い作品を目指す。
また、ファッションパフォーマンスとして、他の人の展示物を鑑賞しながら自身が普段着としている布を巻き、SNSに投稿するとともに現在地を発信する。
来場者との直接のやりとりをするや、置いてある作品を広めることも裏テーマとして存在しているので、(4分の3坊主の女ですが)怖くないから話しかけてください!!みんな!!坊主で布巻いてる人だってみつけてください!!DMのお渡しと作品のおすすめします!

11:00/13:00/15:00 に10号館2階吹き抜けに行きますが、基本的にみんなの作品見るためにうろうろしています。TwitterとInstagramで居場所を発信するのでつかまえてください。
https://twitter.com/Cocio_no_yume
https://www.instagram.com/p/BPW9RYHg6Nx/
(坊主頭もしくは頭と身体に布を巻いているのがめじるしです)



昨日「あ。手羽さんだ。あとで宣伝メッセージ送ります!」と言い残しながらドピューンと通り過ぎていった徳永さん。ちゃんと届きました(笑)
しかし、「展示場所:校内全域」って新しいなあ・・あちこちに張り紙があって「??これなんだろう?」と思ってたんだけどそういうことだったのね。
坊主頭もしくは頭と身体に布を巻いている人を校内で探してください。


ここからは気になった展示を。


















これ、すごく気になる。場所は12号館409です。
 
 

んで、今年は計画を立ててムサビ卒展を紹介してきたんだけど、余計な記事を途中で入れちゃったもんで、計画丸崩れ・・・ここからは昨日紹介するつもりだった情報です・・詰め込み過ぎですいません・・。


以前の記事で「ムサビ卒展は午後だけじゃほとんど見れない。朝から来て。できれば2日間」と書きました。
これは真実なんですが、「遠いし朝からなんか行けない。しかも夜は誕生日すき焼きパーティがあるし」等皆さんのご都合があるのも、重々わかっております。
なので、短い時間で見るための方法を、泣く泣くですが紹介しましょう。

まず把握が必要なのは、「ムサビは建物ごとに学科がまとまっていない」ってこと。飛び地がちょいちょいあるんです。
しかも卒展時は普段使ってる演習室やアトリエはもとより、工房・スタジオ・倉庫も使うし、さらに共用教室や地下展示室、講義室、廊下、屋外も展示場所になるので、「この建物にいけば●●学科の展示が見れる」と言い切れないんですね。嘘偽りなくキャンパス全体がギャラリー状態。

視覚伝達デザイン学科を例にすると。
正門入って右側すぐの10号館3階に展示教室がまとまってますが、展示教室は8号館2階、8号館1階、10号館1階などに点在しており、さらに12号館や9号館の地下展示室、WEBスペースでも展示されてます。これはどの学科でもそうです。
なので「視デのメインフロアはどこですか?」と聞かれたら「10号館3階です」と即答で答えられるけど、「視デはどこで見れますか?」と聞かれると「えーと、10号館3階と1階と8号館と・・」となってしまう、と。
空デはほとんどの建物で展示してるんじゃないかしら(笑)


おおざっぱな展示場所を書くと、

2号館:油絵&版画、彫刻学科★、映像学科
4号館:油絵&版画★、彫刻学科
5A号館:日本画学科★、油絵&版画
5B号館:油絵
5C号館:油絵&版画
7号館:空間演出デザイン学科、基礎デザイン学科、映像学科
8号館:視覚伝達デザイン学科、工芸工業デザイン学科(インテリア)、建築学科★、空間演出デザイン学科
9号館:デザイン情報学科★、芸術文化学科★
10号館:視覚伝達デザイン学科★、空間演出デザイン学科★、基礎デザイン学科★
12号館:映像学科★
14号館:工芸工業デザイン学科(インテリアとテキスタイル以外)★
体育館:工芸工業デザイン学科(テキスタイルコース)
美術館:ファインアート系大学院
地下展示室:共用展示室
*課外センターや第2校舎等その他建物でも展示してるけど、書き出すときりがないので割愛・・。


となります。
そうそう。今年は工芸工業デザイン学科(インテリアとテキスタイル以外)は初めて14号館を使った卒展です!

で、★がついてるところに学科研究室があるので、一応そこがその学科のメイン建物・フロア。なので興味のある系統が決まっていたら、そのあたりにいけば短い時間でだいたいのものは把握できるはず。  
詳細展示場所については正門前テントで配布される卒展パンフをご覧ください。また、より詳細な情報が掲載されてる学科独自の卒展パンフを作ってる学科もあるので、それをゲットするともっと動きが楽になります。


もっと大雑把に書くと。
正門から見て左側(2号館から6号館まで)に油絵や彫刻、いわゆるファインアート系、右側(7号館以降)にデザイン系の建物がまとまっている、という「ムサビの法則」があります。

なので、ファインアートに興味があれば左側優先、デザインなら右優先で行くと時間短塾ができます。


手羽がお客さんを短い時間(2時間)で案内しなくちゃいけない場合、ざっくりとムサビ卒展をバリエーション広く味わってもらうために、合同展示室系を中心に見ることになるかな?各学科を見ていくとほんとに1フロア30分以上かかっちゃうんで・・。
9号館地下展示室、美術館、12号館地下展示室を見て、あとは2,3学科の特徴的な「部屋」を見る感じ。これでたぶん2時間コース。あ、今年は最初だから14号館はマスト。ご参考に。



最後にムサビまでのアクセスを紹介して終わりにします。長くてすいません・・。

主なムサビへのアクセスは2種類あり、

「(a)鷹の台駅から徒歩18分」「(b)国分寺駅北口からバス約20分」です。


(a)鷹の台駅から徒歩18分
大学推奨ルートはこれでして、受験生などにはできるだけこのルートを使うよう案内しています。距離感がつかめると結構近く感じるけど、わかってないと長い長い道のりに感じちゃうもので、受験の下見を兼ねてる方はこのルートで来てください。
ただ、天気がいいと玉川上水遊歩道は気持ちいいんだけど、雪や雨が降るとグチョグチョになっちゃうのが悩みでして・・・。
なお、鷹の台駅前にはロータリーがないのでタクシーが止まってることは100%ないし、バスもありませんのでご注意を。


(b)国分寺駅北入口停留所からバス20分
国分寺駅北口を出て2分ぐらいのところにバス乗り場があって、そこから20分ぐらいでムサビ正門前に着きます。楽なのはこのルート。
ただバスは増便してますが、天候・交通状況によっては時間がかかって到着時間が読めないし、時間帯によってはかなり行列を並んだ上にギューギュー満員状態になります。個人的には卒展(と入試)では精神的にバスルートは使わない方がいいと思ってるけど、それらを承知であれば。ちなみに無料バスは出ていません。


他だと、
●立川駅からバス約30分、そこから徒歩約12分
慣れてるとすんごく楽なルートなんだけど、徒歩ルートがわかってないと道に迷ってしまうかもしれません。GPS使ってね。
国立駅からムサビ近くまでバスが出てるけどこれもそこからのルート説明が難しいので割愛。


●国分寺駅からタクシー約20分
2000円ちょっとで来れるので、業者さんや他大学職員さんなど大人の方にはこのルートを案内することが多いです。4人で割れば500円ちょっとだし。西国分寺駅からの方がムサビには近いのでお金を節約したい場合は西国分寺からタクシーですが、止まってるタクシーの数が少ないんで安心なのは国分寺駅。
「タクシーに乗れる最寄駅」というセレクトだと「小川駅or東大和駅からタクシーで約10分」もあります。


●JR新小平駅からタクシー約10分
埼玉・神奈川方面の方は、この「JR新小平駅からタクシーで約10分」ルートが楽かも。
一応、新小平駅からバスでムサビの近く(小川寺前。ムサビまで徒歩5分)まで来れますが、本数が少なくて・・。学生さんだと新小平駅から歩いてくる人もいるんで、ムサビ卒業生は「新小平駅から歩けるよ」と教えるかもしれないけど、30分以上かかるから私は徒歩は勧めません。



自家用車での来場は、駐車スペースがないためお断りしています。
鷹の台駅近辺(鷹の台駅まっすぐ歩いてぶち当たったところ)に有料駐車場がいくつかありますので、そちらをご利用くださいませ。
*朝8-10時の間は交通制限がかかってて使えないかもしれません。


業者さんや他大学さんが初めてムサビにいらっしゃる時は、15分ぐらい到着が遅れることが多いんです。
国分寺駅までは中央線で本数も多く特快も止まるからサクっといけて「おっ。意外と近いじゃん」となるんだけど、そこからがね(笑)西武国分寺線や西武バスのダイヤとタイミングが合わなくて遅刻・・となるよう。

ムサビ初心者の失敗しちゃう待ち合わせ場所が「正門前に集合」です。
上述したように相手が遅れる可能性があり、ピューピュー風が吹く中20分とか待つことになります。(小平は都心より3度ぐらい気温が低いのです・・)
集合場所は「正門から見て斜め右8階建ての9号館1階WEBスペース(iMacがあるところ」とか「4号館下のエミュウ喫茶スペース」とか(両方とも椅子がある)、せめて「正門正面の1号館下」等風をよけられる場所にしといた方がいいですよ。
あ、今年は「1号館下の公園の横で」というわかりやすい待ち合わせがありますな。
どういう意味かは明日以降(笑)


ではムサビでお待ちしております!!


以上、といいつつこの数日、仕事であんまりムサビにいない手羽がお送りいたしました・・。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。