5月5日（日）、青山のSPIRALへ。

もちろんこの時期にここへ来る理由はひとつしかありません。

■SICF25（第25回スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル）

SICFでは、公募によって選ばれた旬の若手作家による立体・インスタレーション、メディアアート、写真、絵画、ファッション、プロダクトデザイン、パフォーマンス等々ジャンル問わず、しかもトンガった作品を一気に見ることができるんです。
なので手羽はここ数年毎年チェックするようにしてます。
■SICF16に行ってきた！！
■SICF17に行ってきた！
■SICF18に行ってきた！
■SICF19に行ってきた１
■SICF19に行ってきた2
■【これやん！】SICF20に行ってきた
■若きクリエイターを発掘するアートフェスティバル「SICF21」に行ってきた
■若きクリエイターを発掘するアートフェスティバル「SICF22」に行ってきた【五美交展も】
■若きクリエイターを発掘するアートフェスティバル「SICF23」に今年も行ってきた！
■若手クリエイターを発掘するアートフェスティバル「SICF24」に今年も行ってきた！
■アートフェスティバル「SICF24」のB日程も行ってきた！
去年なんて初めてA会期・B会期両方行っちゃったからね。

SICFは「公募によって選ばれた」がポイントで、出展数だけなら他にも若手作家展覧会がいっぱいありますが、粒がそろってるからSICFは外れることが少なく、安心して見ることができます。ファインアート系だけじゃなくデザイン系や工学系の出展者も多く選ばれるようになり、最近SICFから有名になる作家さんが多いんですよ。体感的に2年後ぐらいの他の展覧会や受賞展で「あ。この人SICFに出してた人だ」率が高いかも。
なので「これから売れそうな元気な若手現代美術作家をチェックするには？」と聞かれたり、若手職員さんから「どんな展覧会行った方がいいですか？」と相談されたら迷わず手羽はSICFを勧めるようにしてます。聞かれることはないんだけども。
　
他のSICFの特徴は「受賞者へのその後のフォローが手厚い」もありますね。

こちらは去年MARKET部門でグランプリを受賞したムサビ工デ・テキスタイル卒のARADOMOさんの販売展示。
受賞後は個展開催のための制作補助費が出たり、WEBで展示が紹介されるようになります。
　

では入っていきましょ！

エントランスはMARKET部門の販売展示だったり、

過去受賞者の展示をやってます。

EXHIBITION部門の展示へ。

B日程会期初日の13時ジャストにやってきたんだけど、一気に人が入ってきました。
　

手羽が気になった作品を紹介していきます。

あちこちの美大の卒展を見てますが、この数年でぬいぐるみや布・テキスタイルを素材にした作品が一気に増えてる気がしてたんだけど、SICFもその傾向にあるように感じました。

SICFのもう一つの特徴は「基本的に作家さんがブースにいる」もあるかな。　
この人数の展覧会では作家さんがべったりいることはあまりないんです。手羽は作品見てる時に声をかけられるのが苦手なタイプなんですが、SICFではなぜか別腹で、作者さんに声をかけられるとなぜかワクワクしちゃうんですよ。

MARKET部門をやってるスパイラルガーデンもチェック。

一般の方はもちろんですが、美大生にとっては「同世代でこんなに頑張ってる人達がいるの？」「工学系出身なのにアート作品を作っちゃうわけ？勘弁してよ・・」と視野を広げることができるし、ムサビのCI学科生で「これまであまり美術に触れてこなかったけど興味がある。でも美術館へ行くのは・・」という方にはハードルが低いし、効率のいい展示だと思います。
7日18時までやってるので、お時間のある方はぜひ！！
　
　
以上、ついでにオープンしたばかりの

ここにも行ったけど、それは別の機会に紹介します、の手羽がお送りいたしました。