【7/12.13開催】ムサビオープンキャンパス2025に行ってきた1 #教員相談 #ツアー #ファッションショー #文化が生まれる

2025年7月13日(日)

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とうとう始まりました。

何がって、これに決まってますっ!!
オープンキャンパス2025「ムサビで好きを探そう」

●日程:2025年7月12日(土)、13日(日)
●時間:9:30-16:30
●会場:武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス
*保護者の方や指導者の方のみでのご参加も可能
*事前申込制→こちらから登録ください。
→各コンテンツ・タイムテーブル等イベント内容詳細はこちらをご覧ください

鷹の台キャンパスに駐車場はありません。車で来校し近隣のコインパーキングで順番待ちをすることや送迎等による近隣道路への駐停車は交通の妨げになり、近隣住民の迷惑にもなります。お車・貸切バスでのご来校はお控えいただき、公共交通機関を利用ください。
 

ムサビオープンキャンパス2025(以下OC)をシリーズで紹介しています。これまでの話はこちら↓
【7/12,13開催】武蔵野美術大学オープンキャンパス2025「ムサビで好きを探そう」を紹介します!
【7/12.13開催】ムサビオープンキャンパス2025の各学科企画と特設サイトを紹介します!
【7/12.13開催】ムサビオープンキャンパス2025をイメージフォトから語ってみる!
【7/12.13開催】ムサビオープンキャンパス2025の最後のアドバイス

隙間時間にザっとあちこち見てきたので、初日12日(土)の様子を爆速レポート!!
 
 
午前8時、スタッフと学生スタッフが集合して打ち合わせ。

これだけピンクTシャツが集まると圧巻。

バタバタ準備をしてたら、あっと言う間に9時。
オープンキャンパスは9時30分スタートですが、待機列がかなりできてたので9時過ぎに入場スタートしました。

といっても、各学科企画はまだ準備をしてる段階なんで、1号館第1講義室で時間まで待ってもらうことに。まだ20分以上時間があるから、

手羽が前座として今日やる予定がなかったお気楽スライドで間をつなぐ。
盛りがったところで、9時半になり、いよいよ真打登場!!

ま、手羽なんですけどね。自分の前座を自分がやっております。
 
この第1講義室で二日間
9:40-10:10 美大受験初心者向け 大学説明会
11:00-11:30 ムサビの入試
12:20-12:50 ムサビの入試
13:40-14:10 美大受験初心者向け 大学説明会

と4回しゃべってるので、よかったら聞きにきてください。
ありがたいことに全回満席でした。

あ、手羽のTシャツの色が変わったのわかりました?
自分の気持ちを切り替えるために「大学説明会」ではピンク、「ムサビの入試」ではミドリTシャツに変えてるんです。この努力、誰も気が付いてくれなかったけど。
 
手羽の話が終わった10分後に新人職員によるキャンパスツアーがスタートするタイムテーブルになってます。

初回は多分160人ぐらい参加されたんじゃないかしら。もっといたかな?

4グループにわかれ、30分かけてざっくりキャンパスとオープンキャンパスの見どころを紹介しています。


ツアーといえば、

こちらは油絵学科の制作現場ツアー。これも毎年人気ツアーですね。
ここは12号館地下展示室で、日本画学科・油絵学科・彫刻学科の3学科合同展示をやってます。
ここの何がいいって、


  • 単なる展示じゃなく、「1年次ではこういう授業があります。2年生では」てのを作品で紹介してること。

ファインアート希望者は絶対に12号館地下展示室を見といた方がいいっすよ。
 
油絵学科といえば、

2号館1階FALで教員による入試相談会をやってます。
聞いた話だと、あまりにも相談者が多くて、相談申込は午前中で締切になったそう。それでも夕方まで教員相談は続いてました。樺山学長もずっとここにいたくらい。
「今年油絵学科を受験するんだ!」と完全に決めてる方は、大学全体説明会やキャンパスツアーとか参加せず、真っ先に2号館1階に行った方がいいです。

2号館といえば、その真向かいで

2025年度入試モチーフ再現をやってます。まだ他美大ではやってないような企画。
モチーフは油絵学科入試のものですが、視覚伝達デザイン学科、工芸工業デザイン学科、空間演出デザイン学科の一般選抜鉛筆デッサン試験はここ数年「静物モチーフ+イーゼル形式」が続いてるので、その3学科受験生も「こういう感じで鉛筆デッサン試験やってるんだな」と参考になるはずです。

2号館では他に

木彫工房で彫刻学科が教員による相談コーナーをやってたり、

2階でデッサン同好会による学生によるデッサンお悩み相談会をやってます。
学生視点による油絵やデッサンのアドバイスを受けることができるんで、油絵学科の教員相談が満席だったら、ここに来るのもひとつの手かもしれません。

続いて7号館へ移動。

手羽が行った時にちょうど、基礎デザイン学科が専任教員による授業紹介ツアーをやってました。タイムテーブルは11:30-12:00 / 14:30-15:00です。


  • 7号館から中央広場を臨む

天気もよく、この数日の中では比較的気温も低くて風もあったから、オープンキャンパス日和といえる日でした。

 
駆け足で10号館へ。

10号館は視覚伝達デザイン学科と空間演出デザイン学科があります。

こちらは視覚伝達デザイン学科の教員による相談コーナー。10号館3階 306です。

10号館といえば、芝生に

コンクリ(風)な柱が立ってて、これは授業内作品で2号館の柱を模したもの。
北川先生に聞いての手羽の解釈だと、ちょうどそこから2号館の柱は見えないので、もしかすると2号館から柱が飛んできてここにあるのかもしれない。でもそれは同時に確認できないから証明はできない、というコンセプトだそう。シュレーディンガーの猫的なことなのかな?

9号館へ行くと、

JRの社員さんが芸術文化学科の「ムサビノ線」のチラシを配ってた。「本物ですか?」と聞いちゃった(笑)
芸文とこだいら観光まちづくり協会・JR東日本とが連携し、武蔵野線沿線を活性化する提案をするアーツプロジェクトで、本日13日(日)13時からプレゼンが行われます。会場は9号館5階 アトリエA。
途中からは

ムサビ生が以前産学連携でデザインした小平市シンボルキャラクター「ぶるべー」くんと一緒に行動してました。「わかさ生活のキャラクターですか?」と聞かれてて、ぶるべーくんは悲しい顔をしてた。ブルブルくんは2006年誕生だけど、ぶるべーの方が全然先輩なんだけどね・・・。
しかし、ぶるべーはいつのまにか足が長くなってる・・手羽の知ってるぶるべーじゃないんだけど・・・ま、この方が中の人も歩きやすいよね。中の人なんていないけど。
 
そこから8号館へ。

8号館は3階が建築学科、2階を空間演出デザイン学科と視覚伝達デザイン学科が使っていて、こちらは視デの教授と実際に受験した1年生が解説する入試トーク
そして本日13日(日)15時から同会場で卒業生の漫画家・るぅ 1mmさんをゲストにした「視ごとーく」が行われます。広報への問い合わせも多く、満席は確実。聞きたい方はお早めに会場に行かれることをおすすめします。そこまで広い会場じゃないけど入れるか少し心配・・。

8号館2階の空デ部屋はそれぞれのゼミで分かれていて、

ここはパトリック先生と津村先生のファッション系部屋。

津村先生だけあって、普通の個別相談スタイルじゃありません。オシャレ。
 

頑張って、一気に16号館へ。

キャンパスの端っこにあるんで、なかなか気が付かない人が多いんだけど、16号館は学科関係なく1度は見ておいた方がいいと思ってます。
 
なぜなら、

インテリアデザインの展示がオープンキャンパスらしからぬ完成度レベルなんです。
しかもすごくお金がかかってるように見える展示台ですが、何でできてるか学生さんや先生に聞いてみて。
動画も撮ってきました。

だから来場者はもちろんなんですが、今年卒業制作をする学生さんにも見てほしいんですよね。「見せ方によってこうなるんだ」てのがわかるはず。

16号館は3階で

工芸工業デザイン学科テキスタイルコースがシルクスクリーンワークショップをやってたり(工デはほとんどのコースで参加型ワークショップやってます)、

映像学科が「映像空間領域」作品展示をやってます。
今日13日(日)は体育館2階アリーナを使った巨大スクリーンでの上映もやりまっせ。
 
映像学科のメイン建物は12号館でして、

1階に和室のセットが組まれ、配信イベント「OChano-ma」をやってます。そこでずっと先生たちがしゃべってて、こちらは篠原先生。タイムテーブルや各企画詳細は映像学科noteをご確認ください。
 
んで、南キャンパスと北キャンパスをつなぐ地下通路ガレリアでは、

空間演出デザイン学科3年生ファッションデザインコースによるファッションショー「MAU COLLECTION 2025」が11:00-11:30 / 16:00-16:30に行われています。
これもムサビOCに来たらチェックしておきたい1つ。
動画も撮ってきました。

たまたま立った場所がわりとベストポジションで、見るなら通路側よりも14号館側の方がいいかもしれません。

14号館地下ギャラリーでは

芸術文化学科が、椅子を起点に造形手法を再考して家具形態と場の可能性を探求する芸術文化研究A 「空間とメディア」の展示をやってるんで、こちらもぜひチェックを。「芸文ではこういう授業もあるんだなあ」てのがわかるはず。
 
中央広場に戻って、

美術館前にOC特設フォトスポットが設置されています。

フォトスタンドもあるんで、ぜひ記念に1枚撮って帰ってね。

 
そういえば「文化っていつの間にか生まれるんだなあ」と思った出来事がありまして。
今回のTシャツの背中には各学科の英語名称がプリントされてるんですが、

学生さんの中で先生にサインを書いてもらうのが、いつのまにかプチブームになってるんです。広報で「そうして欲しい」とか一切伝えてないのに。
これは油絵学科の学生さんで、諏訪先生、小尾先生、小林先生のサインが確認できます。基礎デだと原研哉先生のサインをもらった人も。考えてみたら「先生が全員パっとサインが書ける」てのは美大の特徴かもしれませんね(笑)
諏訪先生のインスタでも紹介されてました。
しかし、左脇は誰のサインだろ?

「いつのまにかの文化」ってことだと、

フォローと投稿でムサビOCオリジナル限定MAUキーホルダーを差し上げるSNS投稿キャンペーンをやってるので、このキーホルダーを使った新しい文化が生まれるといいな。
 
ちなみに昨日だけの全体イベントだと、通信教育課程の全体説明会がありました。

こちらも満席。
通信職員による相談コーナーは事前予約制で本日もやってます。
  
裏イベントだと、

在学生保護者向け教育懇談会も行われていました。
実はここで

手羽サイン入りムサビ日記を無料で配ってたんです。手羽の自腹購入です(ここ大事)。
全部なくなってよかった・・今回日付を入れてたんで大量に余ったら大変なことになってたの・・。

今日も時間の隙間に紹介していない学科や企画を見てきます。


  • 視デの学生スタッフ。ピースサインじゃなくVCDのVサイン

皆さんのご来場を心からピンクTシャツでお待ちしております!!
 
続く。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。