【吉祥寺に行こう】ムサビ地域フォーラム「アート&デザイン2019吉祥寺」が開催されます

2019年6月26日(火)

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地域フォーラム「アート&デザイン」とは、ムサビと校友会(同窓会)の共催で、地域との交流を深め、文化的メッセージを発信するイベントです。
1995年から毎年全国各地で開催しており、一去年は神奈川、去年は福岡で開催してます。あ、去年の様子はこちらをご覧ください。
【創造の穴】ムサビ地域フォーラム「アート&デザイン2018福岡」に行ってきた【その1】
【リリーさんと信也さんと時々手羽】ムサビ地域フォーラム「アート&デザイン2018福岡」に行ってきた【その2】

全県に校友会支部があるムサビだからできるイベントでもあるんですが、地域フォーラム25年目、そしてムサビ90周年となる今年はムサビ発祥の地でもある東京・吉祥寺で開催することになったのです!


第25回武蔵野美術大学 地域フォーラム「アート&デザイン2019吉祥寺」~もうひとつの芸術祭 原点に立ち、未来を見る~

[1] パネルディスカッション「吉祥寺から巣立った我ら」
・日時:8月31日(土)17:45-19:00
・定員:先着100名 *要事前申込

[2] トークライブ「みうらじゅんからの手紙」
・日時:9月1日(日)13:00-14:30
・定員:先着100名 *要事前申込

[3] 武蔵野美術大学創立90周年記念企画「ムサビズム展partⅡ」
・会期:8月26日(月)ー9月1日(日)
●主催:武蔵野美術大学、武蔵野美術大学校友会
●後援: 武蔵野市、武蔵野市教育委員会、朝日新聞東京総局、毎日新聞多摩総局、読売新聞社


今回は大きく「パネルディスカッション」「トークライブ」「展示」の3つの構成になってて、初日に開催されるのが、
パネルディスカッション「吉祥寺から巣立った我ら」

●日時:8月31日(土)17:45~19:00
●会場:武蔵野美術大学 吉祥寺校
●ゲスト :
・甲田洋二 / 画家、前学長、名誉教授
・小池晴二 / 日本映画・テレビ美術監督協会顧問、元理事長
・宮崎晋 / 博報堂チーフクリエイティブオフィサー顧問、学校法人武蔵野美術大学理事
●コーディネーター : 長澤忠徳 / 武蔵野美術大学 学長
●定員:先着100名(着席) 要事前申込→こちらから申し込みください。


今年は鷹の台キャンパスに全面移転して50周年でもあるんですよ。
市ヶ谷キャンパスが新設され3キャンパス制になった今、吉祥寺校で学んだ前学長の甲田先生、元理事長の小池さん、現理事の宮崎さん、そして鷹の台キャンパスで学んだ長澤学長により、思い出話で終わるのではなく、これからのムサビキャンパスについて語ってもらおう、という企画。

キーポイントプレイヤーは博報堂の宮崎理事だと思ってます。
宮崎さんの有名作といえばいろいろあるけど、としまえんかな。
宮崎晋氏が久々に手掛ける、としまえんの新聞広告
宮崎さんは1・2年鷹の台で学び、3・4年は吉祥寺校に移った世代なんですね。新学科も1・2年鷹の台、3・4年市ヶ谷であり、高学年で都心(吉祥寺が都心かは抜きにして)で学ぶ意義を語ってほしいなあ、と。
改めてメンバーみると、私あたりが進行役をやった方がよかったかな、と思ったり。


そして!
トークライブ「みうらじゅんからの手紙」

●日時:9月1日(日)13:00~14:30 
●会場:武蔵野美術大学 吉祥寺校
●ゲスト :
・みうらじゅん / イラストレーター、作家、ミュージシャン
・ ヨシムラヒロム / イラストレーター、コラムニスト、中野区観光大使
・なかむらるみ / イラストレーター
●ライブペインティング(キャラストレーション): uwabami / アートユニット
*トークライブ中にゲストと観客を描きます


前回リリーさんに出てもらったから、今回はみうらさんしかいないだろう、と。満を持して。
意外と地域フォーラムにみうらじゅんさんが登壇するのは初めてなんですよね。

みうらさんと一緒に登壇してもらうのは、

「みうらじゅん」といえば、手羽はこの人しか思いつきません。
みうらじゅんをこよなく愛し、「美大生図鑑」の作者で今はコラムニストとして活躍してる基礎デ卒のヨシムラヒロムくん。
最近のコラムだとこういうのがあります。
山里亮太『山チャンネル』非モテ芸は結婚でどう変わるのか|NEWSポストセブン

そして「おじさん図鑑」でブレイクし、最近だと泉麻人さんと「大東京 のらりくらりバス遊覧」を出したデ情卒のイラストレータ・なかむらるみさん。

そしてそして、その様子をライブペイントするのが、手羽ブログじゃ御馴染みuwabamiくんたち。
あ、もうすぐタヌタヌ探偵シリーズの新作絵本が出るそうです。


これは見逃せない・・・と言いたいところなんですが・・すいません・・・あっという間に定員に達してしまいました・・・。もう観覧者募集はしていません(涙)


そして、出品作品を募集してるのはこちら。
武蔵野美術大学創立90周年記念企画「ムサビズム展partⅡ」
●会期:2019年8月26日(月)~9月1日(日) (全7日間)
●会場:武蔵野美術大学 吉祥寺校(1号館3F)
●招待作家:展示甲田洋二名誉教授 ・ 遠藤彰子名誉教授/客員教授
●参加資格:武蔵野美術大学校友会会員および準会員で、日頃個展、グループ展、支部展にて作品を発表している方
●募集作品:F10 号以内の平面、立体、映像、インスタレーション、工芸など。(パフォーマンスを除く)
*ただし、設備、陳列の都合、作品の形状によっては受付できない場合があります。
*発表・未発表は、問いません。(作品は、出品者本人の著作権があるもの)
●応募期間 :2019年6月15日(土)~2019年7月10日(水)必着


校友会80周年の時にスパイラルで「ムサビズム展」を開催し、今回が2回目となります。
ムサビOBOGは応募するしかないよね。


吉祥寺校は現在通信教育課程のキャンパスとして使ってるから、ムサビ通学生だと吉祥寺校へ行ったことがない人がほとんどじゃないかしら。何を隠そう、手羽も職員になるまでなくて。
この機会にいかがですか?


ちなみにキャンパスといえば。
鷹の台キャンパスは正門と美術館を結ぶ東西ラインと、中央広場でその軸と直角に交わる南北ラインがあります。そのラインを主軸にした見えないグリッドが作られ、ムサビの建物はほぼすべて(10号館以外?)このグリッド上に置かれている・・・ってのは有名な話なんですが、

この正門と美術館を結ぶ軸を、ずーーーーーーーーーと伸ばすと、なんと

吉祥寺校にぶつかるんです!

鷹の台キャンパスの主軸が美大通りに対して微妙に直角じゃないのは、実は吉祥寺校に主軸をぶつけるため・・・と言われてます。ここまで建築家ってのはストーリーを考えてて設計してるんですね。*諸説あります。



以上、「吉祥寺」といえば、真っ先におもいつくのがグルーブ魂の「梅図かずお」な手羽がお送りいたしました。


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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。