若きクリエイターを発掘するアートフェスティバル「SICF22」に行ってきた【五美交展も】 #SICF22 #スパイラル

2021年9月19日(日)

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9月18日(土)、台風で大荒れの中、青山のSPIRALに行ってきました。

もちろんこれを見るためです。
SICF22(第22回スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)

●開催期間:A日程 : 2021年9月18日(土)– 21日(火)[49組]11:00-20:00|B日程 : 2021年9月23日(木・祝)– 26日(日) [50組] 11:00-20:00
※各日程の初日、9月18日(土)と23日(木・祝)は13:00スタート。各日程の最終日、21日(火)と26日(日)は18:00クローズ。22日(水)は展示替えのためクローズ
●会場:スパイラルホール(スパイラル3F)
●入場料:[一般] (事前予約)800 円/(当日)1000円|[学生] 無料(要学生証提示、SICF公式Facebook・Twitter・Instagramのいずれかに「いいね!」「フォロ ー」で無料)
●チケット(事前予約):https://sicf22.peatix.com/
SICF22参加者一覧

実質学生さんは入場無料!!

SICFについては4月に書いたこちらの記事をご覧ください。
若きクリエイターを発掘するアートフェスティバル「SICF22」が出展者募集開始!
旬の若手作家作品を一気に見れるので、この数年手羽は毎年チェックさせてもらってます。
どの会期に行くかいつも迷うのだけど、今年はA日程の初日、しかもオープンしたばかりの13時に。

まずは去年の受賞者の展示「SICF21 Winners Exhibition」
このあたりが「受賞させたらホイサヨナラ」じゃない若手支援のSICFたる部分ですね。
左手前の白い小屋みたいなのはムサビ空デ卒の矢口さんの作品。


  • 谷敷謙さんは杉野服飾大卒


  • 五十嵐桃子さんはムサビ工デ卒


  • 左手前が蔦本大樹さんで神戸芸工大卒(手羽が好きな作品)で、奥が昨年グランプリの中山佳保子さん(筑波大卒)

と見ながらメイン会場へ。


  • 「事前予約」等例年といろいろ違う点がありますが、一番の違いは去年同様密回避のためエントランスも展示場所になってること。


  • ただ例年はギューギューにブースが立ってるから引きの写真が撮りにくいんですよ。それがしやすくなったのはコロナによるメリットかもしれません(ポジティブ)


  • 津城野葉太さん(大阪芸大卒)


  • 山田真由さん

古屋真美さんはムサビ版画専攻卒の方で、ミッドタウンアワード 2019アートコンペも受賞されてます。そういえば以前、グッドデザイン展を見てたら古屋さんに突然声をかけられたこともありましたっけ(笑)
例の件を聞いたところ、「卒業生としては微妙な気持ち。でも、いとう瞳さんは学生時代にサインをもらったくらいのファンなので9月26日(日)のイベントはしっかり聞こうと思ってます」とのこと。ちゃんとチェックされてた。

ちなみに古屋さんは版画工房「LITTLE PRESS STUDIO」をスタートしたそうなので応援よろしくお願いします!

 


  • 手前の作品は水野魔利枝さんで大阪成蹊大卒


  • オオタキヨオさん。京都大から東大大学院に進学された方。というかオオタさんは去年も出展されてたんじゃないかしら


  • 久保木要さんは京都精華大卒


  • 板谷麗さんは女子美卒


  • 田中里姫さんは秋田公立美術大学卒。かなり繊細なガラス作品


  • 「積彩」は慶應義塾大学卒のメンバーで構成されたユニット


  • 左側はサイトウユウヤさんでオクラホマ大学卒


  • 三塚新司さんは東京藝大先端芸術表現科卒


  • 深地宏昌さんは京都工芸繊維大学院卒。プロッターを使ったドローイングってまさにグラフィックアーツだなあ


  • SkopchanさんはSFC卒


  • 狛井傘さん


  • よく見ると・・


  • ミトミルルイエさん


  • 山本恵海さんはタマビ彫刻卒。素敵な石彫


  • 古西穂波さんはムサビ彫刻卒


  • 吉田愛美さんは東北芸工大彫刻卒


  • 古賀真弥さんは東京藝大大学院彫金専攻修了


  • 千葉尋さんは東京造形卒


  • 植竹雄二郎さんはムサビ彫刻卒。岡本太郎現代芸術賞特別賞も受賞してます


  • 東京藝大・東京大学の2名の学生によって発足した構造ファッションユニット「paper-hat 紙帽子」

今年特徴的だったのが、金工系の作品が減ってガラス系作品が増えたこと。
また、空間をつかったインスタ系作品が減って、彫刻系が増えたような気がします。


  • 左側の加藤雅貴さんは東京理科大大学院で素粒子宇宙理論を専攻されていて、物理数式をモチーフにメディアアートを制作しています


  • しまだたかひろさんは京都精華卒。手羽の好きな作品。

しかし確実にこの数年、理工系や建築系出身の作家さんが増えてますね。しかも作品精度が高く、伝えたいという気持ちが強いからやっかい。
自分も彫刻出身だから「言葉はいらない。作品で勝負だ!」というファインアート的思考はすんごく分かるんだけど、こういう場だと美術系の人は見せ方やキャプション・・ポートフォリオやWEBに載せる情報含めもっと工夫しないとまずいかも。

1時間半毎の入れ替え制なんで、予約時間に遅れて行ったらその分見る時間が減っちゃうのでご注意を。手羽はザーーと一度全体を見て、そのあと興味を持ったものをゆっくり見ていくタイプだから、一方通行ルールだとやりにくいんですよね・・ま、一度出てまた入ればいいだけなんですが。
これから展示・展覧会を計画されてる方は、SICFさんの方法をご参考に。

ちなみにこれは気のせいかもしれませんが、

前よりこの表記が増えたような。「コロナで地方から東京へ移動しにくくなった」とかの影響もあるのかな。


で、1階のスパイラルガーデンへ。

こちらでは同会期で作品を購入できる「 MARKET」を開催中。入場無料、予約不要です。
「作家の作った作品を購入する」というより「個人商店の商品を購入できる」ケースが多かったような。でもその支援も大事ですね。


てなことをやってたらもう午後3時。

Spiral CaféでSICF22をイメージした期間限定ザート「SICF Special Dessert Assortment」を食して帰りました。いやー、うまかったなあ。


「・・・せっかく表参道まで来て、これで帰るのももったいないか・・そういえばちょうどアレもやってたな」と向かったのは南青山。


  • 閑静な高級住宅街に突如出てくる1階が緑で埋まったビル

看板見ると「株式会社 応用生物」とあり「???」と思っちゃうけど、自然環境調査やバードストライク・野生動物対策などをされてる会社なんだとか。納得。

その自社ビル1階にギャラリーがあり、そこで開催されてるのがこちら。
五美術大学交流展2021小作品展

●会期:9月18日(土)~21日(火) 12時~19時
●会場:ギャラリー「農」(〒107-0062 東京都港区南青山 4-12-3)

こちらも時間があればできるだけチェックするようにしてる展示。大学主催の「五美大展」ではなく学生有志による「五美交展」なのでお間違えなく。
今回の五美交展はタマビ生がいっぱい展示してたからタマビ関係者は見た方がいいっすよ。
あ、作品はオンラインでも買えます。


以上、毎年頼まれてもないのにSICFをこれだけ宣伝してるんだから、そろそろメディアフリーパスをくれないかなあ、の手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。