【ガソリンスタンドの法則】企(たくらみ)展とぶんぶんうぉーくと最上先生と和太鼓と

2018年11月23日(金)

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明日から手羽は大変にことになってまして・・ま、自分がいけないのだけど・・。
ネタがつまってるんで、今日はまとめてブログっぽく書かせてもらいます。



まず、25日(日)から始まるのがこちらの展覧会。
東京ミッドタウン・デザインハブ第76回企画展 「企(たくらみ)」展-ちょっと先の社会をつくるデザイン-

●会期:2018年11月25日(日)~12月24日(月・振休) 会期中無休
●時間:11:00-19:00※初日のみ11:00-18:00
●会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9丁目7番1号ミッドタウン・タワー5階)
●入場料:無料
●主催:東京ミッドタウン・デザインハブ(構成機関/公益財団法人日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会、武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ)
●企画・運営:武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ、NPOグリーンズ
●出展団体・プロジェクト:熱海 まちx アートのプロジェクト / 一般社団法人リヴオン/ WE デザインスクール / ウェル洋光台/ a.school / NPO 法人Ubdobe / NPO法人Mission ARM Japan / GIVE&GIFT / greenz.jp /憲法のきほん / 公社団地 茶山台としょかん / co-toiro iwabuchi / 椎茸祭 / 自然電力/シュタイナー学園 / 只本屋 / 地域通貨よろづ屋 / つみき設計施工社/ D-LAND / 日本仕事百貨/パーマカルチャーセンタージャパン / パーマカルチャーと平和道場 / 廃材エコヴィレッジゆるゆる / 原っぱ大学/ VIVITA / 藤野エリアマネジメント/ 藤野電力 / ようび / リノベーションスクール
●オープニングパーティ:11月25日(日)18:00


経緯・趣旨、関連イベント、参加団体紹介についてはこちらをご覧ください。
【ソーシャルデザインってなに?】東京ミッドタウン・デザインハブ企画展 「企(たくらみ)」展-ちょっと先の社会をつくるデザイン」とは
【ソーシャルで暮らせるのか?】企(たくらみ)展はちょっと先の社会を考えるトークセッションやワークショップをいっぱいやります!
【ちょっと先の社会に取り組んでいる人達】企(タクラミ)展に出展する28団体・プロジェクトを一挙紹介!

ずっと宣伝してきましたが、いよいよなんです。
会場設営も始まってまして、


  • 織戸龍也さんのFacebookより

この木の棒は木の単管「モクタンカン」というもので、これで会場が構成されています。


  • 織戸龍也さんのFacebookより

右上に写ってるのが組んだ様子。しかしモクタンカンってほんとイノベーションですよね。モクタンカンを見に来るだけでも価値があると思いますよ。
ちなみに会場はco-toiro iwabuchi代表であり、こどもとおとなのひみつ基地クリエイターであるムサビ建築学科OB・織戸 龍也さんが担当されてます。レッドブルを大量摂取して頑張ってもらってて、手羽も差し入れしないと(笑)

あ、昨日ラウンジスタッフに設営風景をタイムラプスで撮影してもらいました。

ちゃくちゃくと進んでいく。

今回の企画の中心人物であるグリーンズ河野さんとやはり新学科の中心人物である井口先生の対談記事。いい記事だ。

でも井口先生、ひどいんですよ。
井口「手羽ちゃんも一緒にインタビュー受けてよ」
手羽「いやいや、これは河野さんと井口先生の対談っすよ?後ろからフォーローしますから」
井口「いいからいいから。横に座って」
と無理やり言われ、同じテーブルについたんですわ。
でも予想通り、記事上、完全に手羽はいないことになってる(涙)だから言ったのに(涙)
上記写真右端に足だけ写ってるのが手羽です(涙)

でもいいんです。手羽には

11月27日(火)のトークセッション「これからの『クリエイティブ』な仕事を考える」がありますから。
タクラミ展のトップバッター企画!
その河野さんと、D-LANDの酒井さん、greenz.jpビジネスアドバイザーの小野さん、そして手羽の4人で語らせてもらいます。3人に聞きたいことがあるんで覚悟しといてください。

ただ、急きょ26,27日と金沢出張が入ってしまい、金沢から直行で六本木入りすることが確定してしまいました・・・。


で、24日(土)、25日(日)と開催されるのがこちら。

ぶんぶんうぉーく2018
●会期:2018年11月24日(土),25日(日)
●時間:10:00-16:00 雨天決行

市内外から約2万5000人が来場する地域を代表するイベントです。
8回目となる今年は「ピクニックタウン」(都立武蔵国分寺公園 こもれび広場)、「史跡湧水タウン」(史跡の駅・おたカフェ)、「アートタウン」(真福寺公園周辺)、「スロータウン」(カフェスロー)、「さんちょうタウン」(国分寺さんち)、「ブックタウン」(本多公民館・図書館)、「ローカルタウン」(cocobunjiプラザ)等エリアごとにワークショップや飲食・雑貨の販売、ライブなど大小60を超える企画が用意されています。

ところで「ぶんぶんうぉーく」と「ぶんぶんウォーク」の2種類の表記が混在してるんだけど、どっちが正しいんでしょうか。ポスターは「うぉーく」だけどそこにある検索は「ぶんぶんウォーク」だし。
とりあえず今回はポスターを信用して平仮名の「ぶんぶんうぉーく」を使わせてもらいます。

そのぶんぶんうぉーくに合わせてムサビが夏から取り組んできた企画があります。これもいよいよ。

武蔵野美術大学”とりかえっこ”プロジェクトです。
ムサビ生が国分寺をフィールドに「とりかえっこ」の新たな体験をデザインするプロジェクトで、経緯などについてはこちらをご覧ください。
【肩たたき券とシーブリーズ問題】日立×ムサビ共同アイデア創出ワークショップがスタートした!
【その1】日立×ムサビ共同ワークショップ最終プレゼン@中央研究所に行ってきた!
【その2】日立×ムサビ共同ワークショップ最終プレゼン@中央研究所に行ってきた!!
お金も「国で決めたとりかえっこ」であり、サービスもそうだけどあらゆるものが「とりかえっこ」でできています。それを違う形で具現化したらどうなるか、というのを最終的に3グループに絞って、ずっとやってきました。

先ほど紹介したD-LANDの酒井さんに間に入ってもらって、西国分寺にある有名なクルミドコーヒーさんや国分寺の様々なパン屋さんに協力してもらえることになりました。

また、公園内ではフォトグラファーのミンカさんとコラボして、「こもれび写真館」の背景制作、プチワークショップを担当しています。
全てその日の定員がありますので、皆さんお早めに。

このかわいい子リスたちがどこかでお待ちしています(笑)


かわいいリスの写真の後にムサい写真であれですが、

共通彫塑・戸田先生と(見切れてるけど)山本先生、油絵学科・袴田先生、彫刻学科・伊藤先生と冨井先生、そして手羽のムサビ彫刻OBおっさん6人組が談話室MAUで打ち合わせしてる様子。
それぞれとは仕事をやってるけど、このメンバーが一堂に集まることは初めて。

この6人が発起人になってるのが、

最上先生を偲ぶ会−サイゴノバンサンボクガイル」なんです。
こちらもいよいよ明日24日午後5時となりました。
招待状は一切作らず、SNSなど口コミだけでやってます。はたしてどれくらい彫刻学科は集まるのか。彫刻OBOGの皆さん、同窓会のつもりで気軽にきてくださいな。


そうなんです。
24日(土)、25日(日)がぶんぶんうぉーくで、24日午後は最上先生を忍ぶ会の準備・本番があり、25日夜はタクラミ展のオープニング、26、27日は金沢出張で27日夜はトークセッションと完全なダブルブッキング進行で、書かなかったけど25日(日)昼にリンクロウの和太鼓部都大会が入ってることが先週判明し、なおかつ25日夜は江戸東京たてもの園で建築学科+映像学科が紅葉とたてもののライトアップがあるというトリプルブッキング状態。
3か月前はガラガラのスケジュールだったから、「ああ。そこ大丈夫っすよ」なんてやってたら積もり積もってこの結果・・いや、手羽がいけないんですけどね・・・リンクロウの和太鼓部都大会日を1週間間違ってたのが大きかった。あれは焦った。これに負けるともう大会はないんで部長の親としては応援に行かないわけにはいかず・・・皆さんにご迷惑おかけしております・・・しかし、ほんとムサビはいろいろやりすぎ・・いや、自分がいけないのだけど・・。。


ところで、時々先生や職員、校友から「ムサビはもっと活動を情報発信すべきだ」と言われることがあります。

ほんとにそうなのかと今年調べてみたんだけど、情報発信力はムサビはかなり高く、美大以外の同規模大学の中でも上位に入ってました。恐らく美大広報関係者に「安定して大学の活動を多く発信してる大学はどこか?」と聞いたらムサビと答える人多いと思うし、学生さんや先生の頑張りの塊である「社会連携数と産学連携数」も美大では一番だと自負してます。

でもなぜ昔から学内関係者にそう言われるのか。
いろいろ理由は考えらるんだけど、ひとつは「ガソリンの値段の法則」が関係してると思ってます。あ、手羽が作った法則です(笑)

普段車を使ってる人間は今週のガソリンの平均値段や「あそこが3円高い」「お、今日はこっちが安い」とだいたい言えるけど、車乗らない人はガソリンの値段なんて言えないですよね?どんなに通勤路にガソリンスタンドがあっても。
理由は明らかで、それは「自分には関係がない(興味がない)から」
これが大きいんじゃないかと。

情報が出てても興味がなければ入ってこないもので、多くは「その人がアンテナを張ってないから」「自然と情報は入ってくるものと信じてるから」ってのが15年以上ブログをやってきた結論です。
例えば手羽は美大全般の情報を積極的に情報収集してるけど、美術史・建築系にはあんまり興味がないのでそっち系の情報はほとんど入ってきません。それは私がアンテナは張ってないから。記事にほとんど書かないのはそのためで、自分でも理解してます・・。

2年前ぐらいに「もっと外で活動してそれを宣伝すべきだ」と言ってきた校友に「でも旅ムサの黒板ジャックとか・・」と答えたら「コクバンジャック?何それ?」と返ってきた時には「あれだけメディアで紹介されてる母校の黒板ジャックを知らないって、むしろムサビの情報を拒絶してるんじゃないか」と思ったことがありました。
「ムサビはもっと大学の活動を情報発信すべきだ」と言ってる人に「ところで今日・・いや今週何回ぐらい大学WEB見ました?」と聞いてみてください。多分「忙しいから見てない」と返ってくるはず。見てないのに「発信しろ」と言ってる可能性が高く。私たちの課題はそういう人にどうやって「愛情」を持ってもらうかで、いわゆるインナー広報なんだけど、なかなかこれが外の人以上に難しい。
あ、「もっとフックの効いた広報の仕方があるんじゃない?」と言われたらその通りだとは感じてます。そういうところはやはり京都造形さんとかはうまいですよね。

何が言いたいかというと、今週末もいろいろやってますんでよろしくお願いします、と。



以上、同じような法則で「電車中吊のオープンキャンパス広告の法則」も作った手羽がお送りいたしました。5月ぐらいに各大学がダーーと出すけど、あれって多分大学関係者しか見てないと思うのよね。

今週末だけでもこれだけやってるんですよ。
てか9月からこんな状態が続いてるわけで、多分興味持ってたら絶対に「ムサビは情報発信してない」「もっと外で活動するべきだ」と言わないと思うんですよね。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。