【シリーズ最終回】ムサビ芸術祭に行ってきた!!!!!!!!!! #‎maufes

昨日は仕事を10分ぐらい抜けて芸祭を見て、また戻って仕事して、また10分抜けて・・・を繰り返してた手羽です。

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武蔵野美術大学芸術祭(学園祭)紹介シリーズをやっています。

これまでの話はこちらをご覧ください。
【来場者4万人】ムサビ芸術祭2015!
【定番企画紹介1】ムサビ芸術祭2015!!
【定番企画紹介2】ムサビ芸術祭2015!!!
【ムサビ芸術祭】あなたの企画宣伝します!!!!
【ムサビ芸術祭】張り紙紹介!!!!!
【ムサビ芸術祭】手羽、男神輿を語り、張り紙紹介2!!!!!!
【ムサビ芸術祭】本日開幕と張り紙紹介3!!!!!!!
【ムサビ芸術祭】妄想だけでレポートしてみる!!!!!!!!
【ムサビ芸術祭】(少しだけ)ムサビ芸術祭に行ってきた!!!!!!!!!


PARTNER編集部が「PARTNERではムサビ以外の芸術祭情報も募集してまーす(笑)」と書いてて、「手羽さんよー、ムサビネタばかり書いてんじゃねーよ。ここはムサビのサイトじゃねーんだよ!空気読めよ!」な暗黙のプレッシャーを感じつつも、続けるしかなく、止めることができず。
PARTNER編集部のFacebookもリンクさえしてくれなくなりましたから・・・(ぼそっ)
これでムサビ芸祭レポートは最後なので、どうぞよろしくお願いいたします。


では、スタート!!

この3日間はほんとに天気がよかった。おかげさまで日曜は1日で2万人超えたそうですし。
・・・ん。よく見たら宮原先生が見切れてる。
大きなバッグを持ってるけど、きっとフリマで買った雑貨がゴッソリ入ってるんだろうな。

これは芸祭最終日恒例の行事ですね。
劇団むさびは1号館下の立て看板に最終日の朝「本日楽日」と書くのが慣例でして。毎年このシーンを見てる気がする(笑)

昨日uwabamiが描いてた絵が12号館に飾られてた。
手羽が昨日写真撮ったのが18時前で、あそこからここまで彩色したんだなあ・・・。

ムサヴィランズを盗撮。3人しかいないと弱そう。

こちらがMagic Kingdom Project 、略してMKP。


1丁目の方に歩いていくと、
おっ、男神輿を発見!!

あ、たまたま指が入っちゃった。失敬失敬。

一丁目で煽る男神輿。
しかし、なぜ背中にR2-D2・・・。

「この患者さんの輸血代をかせぐためのお店」という設定だそうです。
 

以前からちょこちょこ手羽の写真に見切れてたお店。
ま、まさか・・・「ボーイ・ミート・ガール」ってことか・・・。

彫刻学科が出してる模擬店「珍兵衛」。
15年前ぐらいまでムサビのそばに珍兵衛という飲み屋さんがあって、彫刻学科を中心によく使ってたんですね。手羽が4年後期の時は1週間に2回ぐらい行ってたかもしれない・・。
閉店してから彫刻模擬店は珍兵衛を名乗るようになりました。
 

おおお。昼間っから回ってる(笑)
もうね、元祖ゲイバーは性とか次元とか時空を超越した世界になってます。

少しだけ展示もチェック。
 
「この学生さん、絵が完成してるなあ・・」と思ってよくみたら、

マシーネンクリーガーの横山宏さんがやってる美術部の展示だった。
やっぱりプロの絵はオーラが違う・・。
 

そうこうしてたら女神輿も出てきた。
ってことはそろそろ結合の儀ってことっすね。


では、「見るだけで妊娠する」という噂の
御結合の儀を大公開しちゃいますっ!!
 
 

あ、いけね。また指が入っちゃった。失敬失敬。
。。。って、



出せるかっ!!
まだ手羽はこの業界で生きていきたいんや。
こんなもん出して捕まるわけにはいかんのや。

引き気味に結合の儀を。
ムサビ芸祭を見たことがない人は、何のシーンか全くわからんでしょうね(笑)
アレがアレしてアレが出ちゃった・・というシーンです。

子どもの頭でご神体の先端を隠す」という、人として一番やっちゃいけないことを。
ごめんな。手羽も家に帰ると子供が二人おるねん。この子らを食わしていかなあかんねん。変なもんを出すわけにはいかんねん。
 
 
目を癒すために民俗資料室へ。

11月28日(土)まで「菓子木型の造形ー職人の技と美ー」という展示をやってるんです。
ムサビの民俗資料は宮本常一さんが・・・って話をしだすと長くなるのでここでははしょります。調べてみてね。

お菓子の木型ってほんときれい。
しかもこんなに精密なのに全部「抜け勾配」になってるってことですよね。
抜き勾配」とは彫刻用語というか金型用語で、成形品を型からスポーンと抜けやすくするために型に傾斜をつけることを言います。簡単に言えば「正面から見て全部の面が見えればいい」んだけど、ちょっとでもへこんでる部分があればそこでひっかかって抜けてなくなってしまう。
もっとわかりやすく書くと、底辺が長い台形だと下からそのまま抜けるけど、逆台形だと抜けないですよね?そういうことです。

型がシリコンみたいなやわらかい素材であれば型を曲げて抜けますが、素材がやわらかく、お菓子みたいに大量生産したい場合はいかに力を入れずにスポーンと抜けるかがポイントになるわけで、これだけ精密に作りながらも全部が抜け勾配になるよう意識して職人は作っている。
そういう視点で見ると、いかにお菓子の木型職人さんがすごいのかほんとわかります。。
 

というわけで芸祭レポートはこれにて終了。
さぞかしエンディングは盛り上がったことだと思います。

え。延々連載しといて淡泊すぎる?
お祭りってそういうもんっす。あとのまつりなのです。
  
  

ただ、もう少し書きたいことがあるのよね・・・・
というわけで、まさかまさかの続くっ!!!


以上、実は昨日は有休をとってた手羽がお送りいたしました。
さすがにそこまで仕事は甘くありません(笑)

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。