【あと2日】2021年度ムサビ卒業・修了制作展に行ってきた2

2022年1月15日(土)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

●会期:2022年1月13日(木)-16日(日)
●時間:9:00-17:00(入場16:00まで)
●会場:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス
●入場無料

※来場の際は公共交通機関をご利用ください。
※事前予約制。予約サイトはこちら


東京都の感染者数が急激に増えてますが、いまのところムサビ卒展は変更なく開催されます。

進学相談会や事前予約制の手羽と学生さんによるキャンパスツアーも今のところ、変更なく行います。
キャンパスツアーはもともと定員を少なめに設定してたので(それですぐに定員に達しちゃった)。ただ、小さい教室に入ったりするのをやめたり、コロナ対応を強めたルートに変更します。
ツアー集合場所は1号館1階。予約された方は10分前ぐらいに1号館下で青い旗を持った手羽たちを探してください。あ、美大関係者に業務連絡。卒展をアナウンスしたい美大さんはツアー開始時にきたら宣伝させてあげますよ(笑)

ただ、すべて「今のところは」です。
コロナ対応は変更はありえるので、必ず出発する前に公式サイトで情報を確認ください。

大学からのお願い。


  • 参加証を確認できるスマホ等をご持参の上、

  • 公共交通機関を利用し

  • 公共交通機関をして、

  • 午前9時以降に来場してください。

ご協力お願いいたします!
 
 

昨日は学生さんと一緒に企業の方20人を卒展案内してました。
ガイドをやってくれた学生さんがほんと優秀で、最後、学生さんが退出する時にスタンディングオベーションが起きたくらいで(笑)
ムサビ生が優秀なところを見せつけることができました。

そんなこんなで、こんなに卒展に関係してるのに、時間がなくて全く卒展を見れてません・・。
ツアーやりながら撮った写真をパラパラと。


  • 美術館前の作品。

美術館。


おっと、そうだ。例年伝えてる大事な2つの話があった。

1つ目は「お客さんはどれが作品がわからない状態で見てます」ということ。

ムサビ生はそれが作品かどうかは「そこに常にあったものかどうか」で判断できるけど、お客さんは初見なので、それが常にそこにあるものなのかは全くわからないのね。
昨日ツアーやりながら指摘され、あ、そうかと気が付いた点があって。

こちらは4号館209教室。
床全体に枯葉をまいて空間が作ってあり、ここまでいくと「これは床も作品なんだ」と認識してもらえるんだけど、そのまま隣の210教室に入ったら企業の方から「ここも床が作品なんですか?」と聞かれたんですよ。
4号館の油絵が付いた板張りの床は、私たちは見慣れてるからなんとも思わないけど、外の方からしたらあれ自体作品に見えてるんですね。普通の大学や企業の床があんなに汚れてるわけないので(笑)
 
 
二つ目は「いろんな人が来る」
おかげさまでムサビ卒展は来場者が毎年増えてますが、来場者が増えるってことは「多様な人がやってくる」ってことでもあります。(かなり婉曲に書いてます)
「説教を始める話の長いおじさま」なんてのはこの業界にいる以上あきらめるしかないのだけど、作品や機材、貴重品の管理はいつも以上にしっかりやった方がいいし、女性につきまとう観客もこれだけの来場者数だとやはり出てきます。「社会に広く開く」というのはこういうことでもあり。
怪しい人がいたら研究室に連絡してください。

では写真紹介に戻ります。 


  • 10号館104.頭を突っ込んで見るタイプは、腰をかがめないといけないので年寄りにはつらい・・。


  • こちらも10号館104。きれいな空間。


手羽的に好きな作品は、

9号館1階ゼロスペースのこちらの視覚伝達デザイン学科の作品。
仕組みはすんごく簡単で、どうなってるか理解できるんだけど、視覚との差が起きるから頭が混乱するんです。作者の趣旨とは違うのだけど、ぜひ皆さんも脳がパニクるのを経験してみて。


  • 1号館下のファッションショー。寒そう・・。

お知らせを2つ。
基礎デザイン学科の卒制・修了制作展公開プレゼンテーションは、コロナの状況から対面での開催はなく配信のみとなりました。1月16日(日) 13時にYouTube Liveで配信されるのでそちらでご覧ください。

 

二つ目。
今日1月15日(土)12:30~からBSフジで放送される「アートフルワールド~たぶん、すばらしき芸術の世界~」は、ムサビの椅子ギャラリーでも撮影されました。
出演者のアーティスト・佐藤詩織さんは本学視覚伝達デザイン学科卒でして、つぶやいてくれてます。


ぜひ!

 
 
では、皆さんおまちかね、「勝手に学生さんの展示を紹介して『手羽さんイケメン』とつぶやかなくちゃいけない状態を作ってやる」のコーナー!

まずは「持つべきものはサークルのつながり」。






「ちびくろ」と聞いて、頑張り屋さんの集団を想像する人も多いので、この効果は大きいかも。

次に建物単位での紹介。




第2校舎は確かにかなりわかりづらい場所にあるんだけど、毎年面白い作品が多い場所なんですよ。ぜひチェックしてほしいです。











































変形合体ロボ好きな手羽としては、一番見たいのは、

こちらの作品なんだけど、14号館3階に行く時間がなくて・・・。誰か変形合体するところを動画に撮ってきて・・。 
 
 
以上、昨日「1日にツアー3本はやりすぎたかも」とつぶやいたら、広報スタッフから「今それを言う?」という顔で見られた手羽がお送りいたしました。
昨日学内1周しただけでヘトヘトなんだもん・・手羽の生き様を見ててください・・。

卒展に出展してる学生さん、共通テストの受験生、そしてそれらの業務を担当されてる教職員の皆さん、あと二日がんばりましょ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。