【2021年度ムサビ卒業・修了制作展】卒業制作展の効率的な見方、教えます! #ムサビ卒展

2022年1月13日(木)

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●会期:2022年1月13日(木)-16日(日)
●時間:9:00-17:00(入場16:00まで)
●会場:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス
●入場無料

※来場の際は公共交通機関をご利用ください。
※事前予約制。予約サイトはこちら


東京都の感染者数が急激に増えてますが、いまのところムサビ卒展の開催は変更なく行われます。
不織布マスクをご着用の上、公共交通機関を利用し、9時以降のご来場をお願いいたします。

ただ明日以降は今後の状況によって変更あるかもしれないので、予約された方は必ず出発前に公式サイトをチェックしてくださいね。


今日は短い時間でムサビ卒展を見て回る方法をお知らせします。
これを知ってれば効率的に見れるはず。


ムサビキャンパスを大雑把に説明すると。
正門から見て左側(2号館から6号館まで)に日本画や油絵、彫刻のいわゆるファインアート系、右側(7号館以降)にデザイン系の建物がまとまっていて、その両方をつなぐように事務局の1号館や美術館・図書館が中間にある・・という芦原先生が作ったグランドデザイン、いわゆる「ムサビの法則」があります。

なので、ファインアートに興味があれば左側優先、デザインなら右優先で行くと時間短縮・・途中でタイムアップになっても完全に外すことはありません。
「油絵に興味がある」だと2号館、4号館、5B号館とかだし、「グラフィックに興味がある」なら10号館と9号館の流れ、「立体デザインに興味がある」だと8号館3階と14号館、てな感じ。

おおざっぱな展示場所を説明すると、
1号館:映像学科
2号館:油絵&版画、彫刻学科、映像学科
4号館:油絵&版画、彫刻学科
5A号館:日本画学科、油絵&版画
5B号館:油絵
5C号館:油絵&版画
7号館:空間演出デザイン学科、基礎デザイン学科
8号館:視覚伝達デザイン学科、建築学科、空間演出デザイン学科
9号館:デザイン情報学科、芸術文化学科、共用展示室
10号館:視覚伝達デザイン学科、空間演出デザイン学科、基礎デザイン学科
12号館:映像学科、共用展示室
14号館:工芸工業デザイン学科(インテリアデザインコース以外)
15号館:大学院クリエイティブリーダーシップコース
16号館:工芸工業デザイン学科インテリアデザインコース
美術館:ファインアート系大学院


  • 他にも図書館、第2校舎、屋外作業場とか展示してる場所があるけど、書き出すときりがないので割愛します。

がついてるところに学科研究室があるので、一応そこがその学科のメイン建物・フロアです。
興味のある学科や系統が決まっているのなら、そのあたりにいけば短い時間でだいたい網羅できると思います。

また、美術館、9号館地下展示室、12号館地下展示室、9号館1階ゼロスペース等の展示室は学科関係なく展示される合同展示室なので、 いろんな領域の作品を1か所で見ることができます。

今年のムサビ卒展の全体的な様子を手っ取り早く知りたければ、合同展示場を見るのも手です。
他美大では合同展示場って形はあまりやってなく、「屋外にもいっぱい展示してる」「合同展示方式」はムサビ独自の卒展文化なので。

ただ、くどいようですが。
今日書いたのは「効率的」「大雑把に知る」方法であり、ムサビ卒展の「醍醐味」はこの方法では経験できません。
いろんな意味で「キャンパスで迷って欲しい」と思っています。

もう「自分がやりたいのはこれだから、あの学科であの先生から絶対に教わりたいんだっ!!」と決めてる受験生は止めないけど、卒展にくれば、これまで知ってた情報・知識とのギャップに気が付くはずです。
「あれ。視デや基礎デって平面デザイン系だって予備校の先生から聞いてたけど、なんで立体作ってるの?」「油絵学科なのにドキュメンタリー映像?!」「インダストリアルデザインで展示されてるこの作品ってサービスデザインじゃね?よく見たらUX系が多くね?」「これも彫刻なの?!」てな感じに。
皆さんが思っている以上に「●●学科はこうだ」と簡単に括れないし、ムサビの学びは広いです。
効率的に見ててたら本当はもったいなくて、1学科だけじゃなく複数学科の展示を見ることを手羽はかなり強くオススメしています。
だから本当は2時間とかじゃ全然見て回れないんですよ。美術館10個分ぐらいのボリュームだと思ってもらえれば。

 

さ、ここから「卒展を勝手に宣伝して、手羽さんイケメンと言わせてしまえ」コーナー!
カブってたらすいません。
 


















































以上、今日から4日間学内を歩きまくる手羽がお送りいたしました。
今日は下見ツアー、明日はお客さんと、で土日はキャンパスツアー。
毎回誰かと一緒に歩いてるはずなので、手羽を見かけたら聞こえるか聞こえないかぐらいのボリュームで「あ、イケメンの手羽さんだ」と言ってください。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。