【デザイン系を中心に】ムサビ卒業・修了制作展に行ってきた【本日最終日】

2020年1月19日(日)

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ムサビ卒展、絶賛開催中です!!

令和元年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作展

●会期:2020年1月16日(木)-19日(日)
●時間:9:00-17:00
●会場:武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス

*車でのご来場はお控ください。

ムサビへのアクセスは以前書いたこの記事を参考に。
【ムサビ生も意外と知らない】ムサビオープンキャンパス2018への交通手段は8つある
最終日は国分寺からのバスはかなり混むはずなので、なんだかんだ鷹の台から徒歩ルートがおススメ。もしくは立川からのバスルートは国分寺ルートよりもまだ混まないと思うのでそっちを使ってみるのも手です。

最悪の天気で。さすがに出足が悪かったけど午後からはたくさんの来場者がいらっしゃいました。

まずムサビに到着したら、正門前テントで配布してる大学全体パンフレットを入手してください。
そこにキャンパスマップ、フロアマップ、出展者名やタイトル、場所が書かれてまして、これがないと何がなんだかわからないと思います(笑)

また、(昨日手羽が把握できた限りだと)視覚伝達デザイン学科、基礎デザイン学科、映像学科、芸術文化学科、デザイン情報学科はもっと詳細が書かれたリーフレットを配布してるので各会場で入手しましょ。これで動きがずいぶん楽になるはず。

では最初は9号館から。


  • 9号館1階ゼロスペース


ムサビ卒展レポート最初はこの人にしようと決めてました(笑)

映像学科の山端くん。
旅ムサだったり立川との連携だったり、ずいぶんお世話になった学生さんなんです。

来年度は視デの大学院に進学決まってるのでもう少しお付き合いよろしくお願いいたします。


階段を下りて9号館地下1階展示室。


  • 合同展示場で今年は建築学科の作品が多かったかな


  • こちらはバズってる作品(笑)


地下には大と小の2つ展示室がありまして、次は展示室(小)


  • プロダクトから動物に変形する作品。手羽は変形ロボが好きなのでこういうの大好き

エレベータにのって6階へ。
あ、ちょっとしたコツですが、手前側(1号館側)のエレベータは1台しかないのでなかなか来ないんすよ。奥にエレベータが2台あるのでそっちの方が早くくる可能性が高いです。

オーキャンや卒展ではこんな感じでボタンにサインがつくのでわかりやすい。
いろんな美大の卒展を見てきましたが、他学科と協力してサインを作るのもムサビ独自文化かもしれません。

こういう張り出し方もそうですね。

9号館5,6階は芸術文化学科フロアです。


  • 他学科も含めて全体的に今年は着物とか和柄、紋をテーマにした作品が例年より少し多い気がしました


  • 高校の頃、和太鼓部の部長をやってたそうで、よく見たらリンクロウと同じ高校だった


  • 水引。素敵

ちなみに芸文といえば、昨日の夜、設立20周年パーティが行われたんです。


  • 主任教授・楫先生の挨拶


  • モーフィングの加藤くん。小さいのはお子さんかな?


次は10号館へ。
これもムサビを回る時のコツですが、10号館にはエレベータがついてないので、9号館のエレベータで上まで上がり、そして連絡通路で10号館に渡ると楽です。


  • 4階は基礎デザイン学科。よく見たら展示パネルは基礎デが独自に作ったものですね


  • 原研哉ゼミの今年のテーマは「甘い」


3階は視覚伝達デザイン学科のメインフロア。

今年はリーフレットは各会場で配布し、パンフレット(カタログ)は決まった会場で配っているそうです。


  • 視デは10号館1階や8号館でも展示してるのでリーフレットは必須!


10号館2階は空間演出デザイン学科のメインフロア。


  • 写真だと小さく見えますが、えーと、全部デカいです(笑)


  • 最近のトレンドは透明なキューブに固める作品かもしれませんね。他学科やタマビでも今年はいくつか見かけました

長澤学長をモチーフにした洋服。
これ学長に許可取ったのかな?(ドキドキ)

「TADABNORI BOSS」。
長澤学長に密告したら「以前写真使わせてくださいってお願いにきてOK出したよ。もう展示されてんだ」と


  • 長澤学長ご機嫌。

サインもしたのでこれでこの作品は完成ってことですね。
ここまで学生さんにイジラれ・・じゃなくて、愛されてる学長も珍しいです。


空デは一番学内いたるところに展示してる学科でして、


  • 10号館吹き抜けはもちろんのこと、


  • 10号館北側にある第5工房や


  • 8号館の階段下や1階

2号館下や4号館前もそうだし、7号館2階以上も空デが使ってます。
パフォーマンス系も多いので、空デに興味ある人は時間を多めに見てた方がいいですよ。


続いて8号館へ。


  • 2階は視デと


  • 工芸工業デザイン学科のインテリアが展示してます。


3階は建築学科。


  • 建築なのでもちろん建築模型などが多いですが、

個人的に今年の建築学科で一番好きだったのは、


  • こちらのダブルクリックを連結させて作った作品


  • つまらない会議の時、ダブルクリップで手遊びしちゃうことあるけど、ここまでいくとすごい


  • ウツボは動く仕掛けも


  • すごい量・・。

建築学科は8号館北側にある建築工房でも展示してるので、そちらもお忘れなく。


そして、都道を渡って北キャンパスへ。
工芸工業デザイン学科の建物である14号館。


  • 金工やガラス、木工、陶磁、テキスタイル、インダストリアルデザインが展示されてます


  • インダストリアルデザインの田中先生


  • 今年は車がかなりいいっすね

去年のインダストリアルデザインの展示見て、「サービス系が増えたなあ・・工業デザインもサービスデザインの時代なんだなあ」と感じたけど、今年はほとんどなかった気がする。なかなか傾向をとらえるのは難しい。

ちなみに手羽が工デの展示でこっそり好きなのは、


  • 先生か助手さんがやったであろう、床のビニールテープのサインと


  • ガラス工房横にあったこの道具。多分炉に入れる時に使うんだろうけど、無駄なところがなくかっこよくないっすか?

地下1階までいきましょ。


  • 地下1階ではテキスタイルが展示してます。

何が干してあるのかよく見てね。

で、地下道ガレリアを通って南キャンパスに戻ると、すぐそこは

合同展示場でもある12号館地下展示室。

長くなったので、ここから先は明日書きますが、取り急ぎ12号館地下展示室の3Dペンで作られた車を見てほしいっす。


  • 実物大なんすよ。3Dペン使ったことがある人ならわかるんですが、このサイズのこの形を作るのは相当大変なんです

続きは明日にでも。

今日行く人へ最低限のアドバイスをするならば、「いろんなところでパフォーマンスがされてる」ことかな。

といって、全部のパフォーマンスのタイムテーブルを把握してる人は学内にいません(笑)
「必須に全部みてやる!」よりも「たまたま入った教室で面白いものにたまたま出会ったらラッキー」ぐらいの軽い気持ちの方が楽しめるはずです。そもそも1日じゃ全部見きれないので。

おっと、これを宣伝しとかないと怒られる。

入試前最後の相談会。学生さんにいろいろ聞いてみてね。

昨日行われたベルハウスお別れ会の様子は、後日ゆっくり書きます。
商品は既にほとんどなくなってる状態ですが、おじちゃん、おばちゃんに会いに来てください。


以上、

「もう朝じゃねーーか!!」な手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。