【手羽の卒展旅シリーズ7】愛知県立芸術大学卒業・修了制作展に行ってきた2

2019年3月2日(土)

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次はデザイン棟。
このマップで分かる通り、こちらも南北に細長い建物なのです。


  • 細長でなおかつ2階は一部屋


  • 閃いてもこうは作らないよなあ・・すごいなあ・・。

この作品が面白くて動画撮っちゃった。

瞬間的に「クワクボリョウタさんのオマージュ?」と思ったけど、光源が動いてるんじゃなくモノの方が動いてる。もっとよく見るとCGのワイヤーフレームも合成されてて、この発想、うまいなあ。


  • 図書館

図書館前から講義棟を見た風景。
ちなみに講義棟の壁画は片岡球子さんです。


  • 芸術資料館では陶磁やデザインの展示をやってました

ぞろぞろと若い子が作品の集まってきたんで「ん。これも入学前プログラム?」と思ったら、講師らしき人が「じゃ、プレゼンしてもらいましょ」と言ってたから多分合評ですね。

こちらが学食。インド人シェフ推しの学食。ここまでサイン出さんでも、な学食(笑)


  • 学食の2階にも作品が展示されてました


  • 2階にはアトリエもありました。博士課程の方のアトリエなのかな


  • 旧音楽学部棟


  • 今は美術学部のアトリエになってます


  • なのでアトリエも防音仕様のまま


  • 湖沿いに5分ぐらい歩くと


  • 体育館とグランド


  • 奏楽堂。850の座席とオーケストラピット、クライス社製のパイプオルガンがあります。


  • そして奏楽堂とつながる谷にかかった橋を渡ると、

恐らく現段階では一番新しい音楽学部の建物。

2013年度後期から利用されてて、レッスン室と練習室のある「音楽学部棟」、オペラ合唱室と大演奏室からなる「演奏棟」、「室内楽ホール」の3棟で構成されてます。


  • 日本画が展示されてるのは

法隆寺金堂壁画模写展示館
7世紀末から8世紀初め頃に描かれた法隆寺金堂大壁12面、及び小壁(飛天図)20面の壁画を、16年の歳月を費やして焼損以前の状態とおり忠実に再現したものが展示されてます。

だいたいこれで全部の建物をみたことになるけど、見忘れてたものがあった。

女子寮・教員寮の「三ヶ峯寮」。
あ、寮を見たかったのではなく、その前の

新デザイン棟!
絶賛建築中でまだ中には入れませんでした。平成31年度から利用開始なんですって。まもなく!

新音楽学部棟と対をなすような、斜面をうまく使った意匠ですね。


久しぶりに興奮するキャンパスでした。
誰もがイメージする「芸術大学」の空間が残ってて、東京藝大よりも「芸大らしい」感じというか、ムサビでも言われてるけど「キャンパス自体が教材」の発想がすばらしく、残してほしい建物ばかり。
ただ逆に昔ながらの造りだから「バリアフリー?何それ?おいしいの?」な建物がほとんどで、やっぱり新音楽棟や新デザイン棟を見ちゃうと「学生さんからすりゃこっちの方が使いやすいだろうなあ」とどうしても思っちゃいますね。50周年を超えた美大も増えてきたから、「意匠的に優れた芸術系大学の建物を残すか建替えるか」な話がこれからあちこちで起きるはずで。
ちなみに愛知県芸は10年前ぐらいに「改築」問題で話題になり、その後「改修メイン」でキャンパス計画が進んでいます。
もひとつちなみに、こちらの記事によると
愛知県 芸術大学新専攻設置に向け実施設計|建設ニュース
美術学部新専攻の新設に向けた校舎整備の実施設計・新彫刻棟整備に伴う基本調査の予算付けを行ったそうです。

とにもかくにもほんとに来てよかった。愛知県芸さん、ありがとうございました。


というわけで、新幹線で東京に戻り、これにて手羽の卒展旅シリーズは終了

ではなく、まさかのもう少し続くっ!(ドーン)

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカと銀魂と合体ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し日夜奮闘中