東工大×ムサビ合同WS「コンセプト・デザイニング2024」最終プレゼンその1!

2024年8月5日(月)

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8月3日(土)晴天。
月曜から続いたコンセプト・デザイニング2024の最終プレゼン日となりました。

プレゼンは3時半からだけど、午前中から各チームは制作やプレゼンの打ち合わせをやってました。
昨夜21時50分に「議論がまとまらないんです」と激白されたDグループ以外は。
情報によると、あのあと朝3時ぐらいまで集まって議論をしてたそう。

Eグループは紐をつけてパフォーマンスの練習をしてる。
これが「むすぶ」なのかな?

とかなんとかやっていたら午後2時半。
「あっちも見ておかなくちゃ」と7階コワーキングスペースMAへ急ぐ。

ムサビ主催の年齢・所属・ジャンル不問のビジネスデザインアワード「MAU SOCIAL IMPACT AWARD」の最終選考が行われてたんです。
上記サイトに記載されてる審査員の他に、企業や銀行の方も特別審査員として参加されてました。
詳細は後日レポートがあがると思いますが、

手羽がたまたま見てたグループがグランプリとセブン銀行賞を受賞されたよう。


おめでとうございます!
  
おっと、もう3時だ。5階に戻らなくちゃ。

Dグループもやってきましたね。

最終プレゼンの状態に会場を変えて、いよいよスタート!!

最初はグローバルチームであるGチーム「メビ・ムスビ」

メビウスの輪をテーマにした映像造形作品。
 
最終プレゼンは7分プレゼンの後、

先生方からの質問やコメント、

他グループの学生さんからもコメントをもらう形で進行します。
 
ちなみに最終プレゼンには5つの条件をつけてました。
1)パフォーマンス・寸劇・映像等も可。ただし造形物(最終アウトプット)制作はマスト。
2)造形物の「うまい、へた」「精度」は(そんなに)問わない(その時間があったら議論してね)
3)持ち時間はいかなる場合も7分以内。
4)必ず全員役割をつけること。
5)グループ名をつけること。


(4)は手羽が勝手に入れだした条件です。
グループプレゼンなのに1人だけプレゼンして、他メンバーは後ろで壁にはりついて聞いてるシーンを学生さんの発表でよく見かけるんだけど、あれがほんと嫌で。
最後まで自分事でいてほしくて。

2番目はEグループ「アンドーナツ」
中間プレゼンでアイデアが出てた「プレゼント」を発展させた企画になってた。
ん。朝練習してたパフォーマンスはやめたのね。
 
ここでスペシャルゲストの紹介。

ムサビ大学院造形構想研究科クリエイティブリーダーシップコース(CLコース)2年のロ テンセキくん
実は彼、コンセプト・デザイニング2018に東工大生として参加してるんです。
東工大×ムサビ合同ワークショップ「コンセプト・デザイニング2018by楽天ビューティ」スタート!
上記ブログの最後の方に出てくるムサビ日記にサインをした凛々しい顔の学生さんがロくん(日記って便利)。
東工大大学院を修了して大手企業に就職し、働きながらムサビの大学院に通っていて、コンセプト・デザイニングの象徴ともいえる人物。

あ、ロくんを始めCLコース有志3名が中野ブロードウェイから徒歩5分のところにあるmeee gallery tokyoで企画展「遊牧 Vol.1」を6日(火)までやってるのでぜひ。

3番目はBグループ「Bounding Cracks」
「金継ぎ」をテーマにして、

古着3着を使って1枚の洋服を制作。
ただ、そのためには2着分の洋服がゴミとして捨てられています。金継ぎも「サスティナブルな存在である金継ぎ」をするためにわざわざ割って金継ぎをすることがあり、その風刺も込められていました。

ここでいったん小休止。
 
 
後半へ続くっ!!
10年以上続くコンセプト・デザイニング史上初めての出来事が起きたのです。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。