絶景!フラミンゴの住む南米の砂漠街。サン・ペドロ・デ・アタカマ【前編】

日本にもたくさん自然美・絶景がありますが、今回紹介するのは日本ではとても触れることのできない、世界で一番乾燥していて、世界で一番星の綺麗な、フラミンゴの住む南米のアタカマ砂漠の自然ならではの美しさです!フラミンゴが飛ぶのが新鮮でした!

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南北1000kmに渡る巨大な砂漠、雨は15年に一度という世界一の乾燥地帯。
その北にある観光地、サン・ペドロ・デ・アタカマへ行ってみた。


さて、今回は、南米チリの北、アタカマ砂漠に行ってきました。アタカマ砂漠は南北1000km以上の広大な砂漠で、実はわたしはこのアタカマ砂漠の南側に一時期住んでいました。今回はアタカマ砂漠の反対北側、ボリビアにほど近いサン・ペドロ・デ・アタカマという街を訪れました。前回同様、まずは自作の地図でご紹介。


  • サンチャゴから飛行機2時間+車で1時間で到着!

以前紹介したボリビアのウユニ塩湖への陸路ルートの入り口(ボリビア側からすると出口)でもあります。つまり、今回の記事でサン・ペドロ・デ・アタカマが気に入った方は、ぜひウユニ塩湖への旅のときにでも立ち寄ってくださいね。わざわざサン・ペドロ・デ・アタカマだけのために来なくて大丈夫です(笑)。


いつもは、土地の魅力をピックアップして紹介するのですが、きっとみなさん、サン・ペドロ・デ・アタカマまで来ることはないだろうと踏んで、旅の追体験をしてもらうべく旅行記形式で紹介してみようと思います。それでは、チリの首都サンチャゴから出発です!


広がっていたのは噂通りの乾燥した砂漠地帯。

北に向かって飛行機で向かうこと2時間弱。空から覗いてみると‥‥噂通りの砂漠。


  • 上空からみたアタカマ砂漠。ただただ広い大地が広がる‥‥。 / Photo by Shotaro Fujisawa / 2015 Chile, Carama

一番近い空港、カラマ空港に到着。
タクシーを捕まえて、いざ出発です!

大地を時速120kmでドライブする、なかなか体験できない気持ち良さがあります。
これだけの日差しがあるので太陽光発電には最適だ!なんて話をしていたら、あったのは風力発電でした。ちなみに、太陽光の発電所をつくったとしても、使う人間が住んでいないのでまったく意味がないそうです。残念‥‥!


  • 道路の左右に並ぶ風力発電。 / Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, Carama

乾いて味気ない風景かと思いきや、意外と青空と一本道、そして風車が、
なかなかいい風景でいい絵になりました。



広がっていたのは噂通りの乾燥した砂漠地帯。

砂漠地帯の真ん中に、オアシスサン・ペドロ・デ・アタカマの街がありました。
さて、サン・ペドロ・デ・アタカマは標高2300m程度のところにあります。標高5000m級の山を越えてボリビア・ウユニ塩湖方面のルートにも、とても美しい風景がたくさんあるそうなのですが、今回はここサン・ペドロ・デ・アタカマに拠点をおいて、ここから回れるエリアに絞って回りました。
今回の旅も宿泊はホステル。周りには、世界中からやってきたバックパッカーたちが寝泊まりしていました。ホステルの周辺にはたくさんのツアー会社が軒を連ねていて、条件にあったツアーを探します。今回も、3つのツアーに参加することにしました。

ツアーまでの時間は、サン・ペドロ・デ・アタカマの街の中をお散歩です!


  • ホステルから街に向かう風景。 / Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de Atacama


  • これも宿かもしれない。かわいいフラミンゴの外壁。 / Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de Atacama


  • メインの広場は、人々の憩いの場になっている。/ Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de Atacama


  • 教会は本当は真っ白らしいが工事中。この三角の塀もいい。/ Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de Atacama


  • レストランの内装もセンスがいい。観光客しか入らないレストラン。/ Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de Atacama


  • あちこちに、センスの良い店構えが目立つ。 / Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de Atacama


  • 職人さんたちの手作りのお土産やさんが並ぶ。 / Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de Atacama


  • つい買ってしまったお土産たち。 / Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de Atacama


  • 一番左の人形をつくったのは、この人。 / Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de Atacama


さらに街をお散歩していると、中心にある教会が賑やかな人だかり。
ちょうど、お祭りの前夜祭をしていました。


  • 伝統なのでしょうが、衣装は手作り感たっぷり! / Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de Atacama

「聖ペドロの日」ということでその翌々日が祝日だったのです。2日前からこんなお祭り騒ぎなんですね。ところで、そうか、この街の名前‥‥!サン・ペドロ・デ・アタカマでした!(だいたいそういうことかな‥‥という、浅い理解で満足。)



谷を巡る1日目。
たくさんの崖っぷちで、足ガクブルツアー。


さて、最初のツアーで向かうは谷!
「死の谷」と「月の谷」の2つです。


  • 南米版エアーズロック?死の谷 / Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de Atacama

名前の由来にはいろんな説があるそうなのですが、スペイン語の「火星 - Marte」と「死 - Muerte」という単語が似ていて、火星のような谷と言ったのが死の谷として残ったというのが濃厚な節。いやそれよりも、死の危険を感じるこの断崖絶壁‥‥、これぞ「死の谷」な気がします‥‥。
こんな絶壁で、欧米人達は率先して崖に足をぶらりしながら写真を撮っているのですが、私には無理。ガクブル‥‥。


  • 続いては月の谷へ向かう / Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de Atacama



  • ところが、大地震がおこって陥没し、現在はこんなかんじ。/ Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de

赤茶色のゴツゴツとした岩。その表面が白いのは、雪じゃありません。塩だそうです。
ウユニ塩湖もそうなのですが、このあたりの山はミネラルが豊富で塩分が多いのです。
地中の塩分を含んだ水が地上に湧き上がり、水分が蒸発して塩が蓄積。

ウユニ塩湖が直径100kmにも渡って広大な塩の大地となったのも、同じ原理というわけです!


  • 岩の表面を接写してみた。/ Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de Atacama


標高4300m地帯のたくさんの湖を巡る2日目。野生のフラミンゴは、圧巻。

さて2日目。朝6時にお迎えのツアーバスで向かったのはアタカマ塩湖。
ウユニ塩湖のように真っ白い大地とはいきませんが、ここもおなじ塩の湖。
ここの見所は野生のフラミンゴです。


  • 夜明け前、周囲が明るくなりそうな頃に到着 / Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de Atacama


  • 5分ごとに、少しずつ明るくなってきた! / Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de Atacama


  • そして、本当に出会えた野生のフラミンゴ! / Photo by Shotaro Fujisawa / 2015 Chile, San Pedro de Atacama


  • そしてこの湖も、十分鏡面して美しい。 / Photo by Natsumi Ueno / 2015 Chile, San Pedro de Atacama


  • 繊細でビビリな野生のフラミンゴは、人間を察知しすぐに飛んで行ってしまう。 / Photo by Shotaro Fujisawa / 2015 Chile, San Pedro de Atacama

三種類のフラミンゴが楽しめる、ここアタカマ塩湖。
どこを切り取っても絵になる日の出のアタカマ塩湖は、今回のハイライト!
つま先がしもやけになりそうな寒さだということ以外、最高のモーニング!


というところで、長くなったので今回はここまで。
動物園でしか見たことのなかったフラミンゴ、野生はダイナミックに飛ぶんですね!
さて、旅の後半も、まだまだ「絶景」が続きますので、おたのしみに。



後編はこちら!見てね!

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OTONA WRITER

natsumiueno / natsumiueno

編集者/メディエイター。美大での4年間は「アートと世の中を繋ぐ人になる」ことを目標に、フリーペーパーPARTNERを編集してみたり、展覧会THE SIXの運営をしてみたり、就活アート展『美ナビ展』の企画書をつくったりしてすごしました。現在チリ・サンチャゴ在住。ウェブメディアPARTNERの編集、記事執筆など。