10年以上続く東京工業大学と武蔵野美術大学との合同ワークショップ「コンセプト・デザイニング2022」をレポートしています。
これまでの話はこちら。
■【ムサビ学部3年以上・大学院生限定】ムサビ×東京工業大学 合同WS「コンセプト・デザイニング2022」参加者募集！【ファインアート系も大歓迎！】
■【3年ぶり】東工大×ムサビ合同ワークショップ「コンセプト・デザイニング2022」スタート！
■【DNPさんありがとう】東工大×ムサビ合同WS「コンセプト・デザイニング2022」３日目！！
■【中間プレゼン】東工大×ムサビ合同WS「コンセプト・デザイニング2022」4日目！【河野さんが代打で書いてくれた】
■【3年ぶりに東工大レポート】ムサビ×東工大合同WS「コンセプト・デザイニング2022」最終日！！
　
ワークショップで疲れてたのか日曜は1日爆睡しちゃいましたね。
昨日ようやく動くことができ、バチェロレッテ２の最終回をチェック。今回悟ったことは「髭はそった方がいい」「最初からこの人は好きじゃなかったけど結果オーライ」かな。

昨日の続きを。

学生さんも三島ホールに集まってきました。

あ、本題に入る前にコンセプト・デザイニングを簡単に振り返っておきましょ。

このワークショップは、「東工大生がナカを作って、ムサビ生がオサレなガワを作る」みたいな安っぽいものではなく、「お互いの文化・言語・思考の違いを感じながら理工系思考とアート思考とデザイン思考を様々なコミュニケーションでつないで補完・理解しあい、思考や発想の飛躍などを体験してもらう」ことを目的としていて、5日間のワークののち、いよいよ今日が最終プレゼンテーション。
お題はできるだけコミュニケーションや連想ゲームが起きやすいように、現実的なものではなくあえてフワフワしたお題を出すようにしていて、今年は「ふる ふれる」です。


というわけで、最終プレゼンスタート！

最初はGチームで「ピタゴラ●●」。Gとは「グローバル」の意味です。
慣れない日本語と慣れない英語でコミュニケーションを行ったグループで、他チームよりもかなり大変だったはず。

時間の捉え方が変わることを、ピラゴラ●●ッ●的な装置で表現。
手羽は中間プレゼンを見てないのだけど、河野さんの話だと「中間プレゼンからのアイデアの飛躍はGチームが一番だった」とのこと。

続いて、Aチームの「全員営繕部」。
全員白い衣装で登場。

まず、半裸の男性（東工大生）が木や石に糸で巻き付かれる映像からスタート。
この映像、ムサビ的には全然OKというか普通だけど、東工大的にOKなんだろうか？（笑）

そこで使われた大量の糸をドサっとステージに置いた状態で講評。
糸（線）が巻き付くと面が作られ、こうなると造形物になるんだなあ。

講評は3人の先生以外にも、ゲストで参加された東工大の先生からもコメントを。

また、zoomでも配信してたので、会場外の方からもチャットでコメントいただいてました。

あ、大事なことを書くのを忘れてた。
実はスペシャルゲスト審査員として、なんと

東工大 益学長とムサビ長澤学長の両学長も参加いただいたんです。
お二人がそろうのは今回が初めて！
ちなみに益学長は東工大Tシャツです。

3組目は、Dチームの「なんで　なん」。
写真撮り忘れたけど、こちらも映像からスタート。

数年前との大きな違いは、最終プレゼンで映像を使うチームが一気に増えたことですね。
TikTokなどで学生さんにとって映像が普通の存在になったこともあるだろうし、少なからずコロナ禍も関係してそう。
手羽も3年前にデスクトップPCを買った時、映像編集なんかするつもりは全然なかったんでフォトショが動くスペックにしたんだけど、この1年ぐらいで急に映像を触る機会が増えちゃって、今のスペックだと全然動作しないことが判明。
なので増設メモリとGPUを買っちゃいました。明日夏休み取ってるからさっそく♪

脱線しちゃった。話を戻します。

これも新しいパターンで、あちこちにおかれた文章や絵、造形物を見たり、触ったり、嗅いだりします。

袴田先生の「よくわからないけど（笑）、『気持ち悪いよくわからない』ではなく、『気持ちいいよくわからない』」は自分にとっても的確な言葉でしたね。
もう少しでわかりそうだから、わからない部分を埋める作業を頭がフル回転して勝手にやってるというか。

まだまだ続くっ！！


以上、

貴重な両学長のツーショットなんすよ、の手羽がお送りいたしました。