【中間プレゼン】東工大×ムサビ合同WS「コンセプト・デザイニング2022」4日目!【河野さんが代打で書いてくれた】

2022年7月29日(金)

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3年ぶりとなる東京工業大学とムサビの合同ワークショップ「コンセプト・デザイニング2022」開催中です。
これまでの話はこちら。
【ムサビ学部3年以上・大学院生限定】ムサビ×東京工業大学 合同WS「コンセプト・デザイニング2022」参加者募集!【ファインアート系も大歓迎!】
【3年ぶり】東工大×ムサビ合同ワークショップ「コンセプト・デザイニング2022」スタート!
【DNPさんありがとう】東工大×ムサビ合同WS「コンセプト・デザイニング2022」3日目!!


合同WSも4日目に突入ですが、手羽はやんごとなき理由で2日間鷹の台キャンパス業務。
というわけで、なんと今回は社会連携チームリーダーの河野さんが代わりにブログを書いてくれました!!
赤文字が河野さんのレポートです。
手羽は補足するだけでいいんだから、そうか、自分で全部行かなくても誰かに書いてもらえばいいんだな、と。


では、はりきってまいりましょ!

7月28日(木)、4日目から東京工業大学(東工大)にプロジェクトの活動拠点が移ります。

家からも割と近い東工大なのですが、はじめてキャンパスに入りました。

手羽さんのライフワークであり業務・プライベートにおいて最優先プロジェクトの「コンセプトデザイニング」なのに、スケジュールミスって、木・金の2日間これないとか・・・
まぁ、進行ですべりまくってるので、ある意味で「一時退場」してもらういい機会ですね。さよなら、手羽さん。


もっと尊敬されてると思ったのに、いきなり、何このコメント(笑)

確かに前回は部署異動で関係なくなったから、1週間有休取ってやってたくらいのコンセプト・デザイニングではあります。
今回も自分で調整できるスケジュールは全部外したんだけど、どうしてもやらなくちゃいけない仕事が二日間ぶつかってしまって・・何の仕事かはまだ秘密。

昨日までのDNPプラザから、DNPさんから提供された紙管や、各グループのメモ、コロナ対策グッズを運んできたため車で到着。車で走っても広いなぁ・・・と感じるキャンパスですな。

高校生から「ムサビってキャンパスが広いですね」とよく言われるけど、東工大を見ちゃうとね・・。


もろもろ荷物をおろして、野原先生研究室の前にある火山流体研究センターを気にしたり、


  • 手羽もいつも気になる場所


  • ヘルメットが廊下にズラっと並んでます

仕事のメールチェックしてたらお昼休み。せっかくなので散歩に。


  • 延々と続くまっすぐの道が構内にあるってすごい


  • あ、手羽もこの景色が好きで前に何枚か撮りました(笑)


  • 東京工業大学の創立者・手島精一先生の銅像

ふと、歩いていると学生時代の変な趣味を思い出しました。。。
学生時代よくマンホールの写真撮ってたんです。(あの写真どこいったんだろ・・・デジタルじゃないと思うし・・・)そして、大学キャンパスのマンホールって面白かったなぁ、特に歴史ある大学は。。。と。
足元をみると。やはり・・・東工大のマークや文字が。

ちょ、ちょっと待って。
「構内の様子を送って」とは言ったけど、マンホールの写真を撮れとは言ってないんだけど・・。

これ不思議ですよね。
東大とかは、帝大の名前のままのマンホールとかあった記憶があります。汚水のマンホールとか見ると、ここのDNA解析して、かけ合わせたら「天才」が人工的にできるのではないかと思ってました。(ただのバカ)


さすがに4枚続けてマンホールの写真が送られてきたときはどうなるかと思いましたが、人によって視点が違うもんだ。


そんな感じで、キャンパス内でマンホールの写真をパシャパシャ撮影しつつ(ほぼ不審者)、

いつも不審者状態が手羽。

サボってる手羽さんのアドバイスどおり学食へ。

だから、さぼってないんだって!

東工大丼みたいなのあったけど、ちょっと・・・で鮭丼。美味かった。。。

そう、東工大の学食はボリュームもあっておいしいんです。


戻ると学生さんたちが徐々に集まり・・・中間プレゼンの準備。
そうでした、今日は中間プレゼンでした。サボってる手羽さんの代わりに司会をせよ。と。マンホールに気を取られて、代打のことすっかり忘れてた。。。


だからサボってないんだって!!手羽には珍しくスーツを二日間着る仕事なんだって!!

 
15時30から、3年前に野原先生と手羽さんが憧れ、今回最終プレゼンの会場でもあるMISHIMAホールで中間プレゼンなのです。

ちなみに三島ホールの三島は三島前学長の名前が由来です。
手羽も早くムサビに「手羽ホール」を作りたいのだけど、どうやったらつけられるんだろう。

贅沢。。。そして、ほんと「丁度いい空間」という感じのホール。

先ほど河野さんが書いた通り、3年前のワークショップの時に

東工大・野原先生とこの丸窓から中をのぞきこんで、


  • 3年前の証拠写真

「いいなー。将来ここでできるようになりたいですねー」と、まるでショーウィンドウ越しにトランペットを見つめる少年のように羨ましがった会場なんですよ。
コンセプト・デザイニングもようやくそのステージまで登りつめましたな!

「手羽さんの代打です。手羽さんみたいに滑らないよう、淡々とやります。」と発言してスタート。

この前は「説明プレゼンでスベり続けてるのに、心が折れないのが手羽さんのすごいところ」と褒めてくれたのに・・・ん。これって褒めてなかったのか?(今気が付いた)

東工大野原先生、ムサビからは袴田先生、古堅先生が参加しました。

昨日まではブレストが続いていましたが、5チームが5分のプレゼン、10分の講評・質疑応答。
講評って本当に引っ掻き回しているし、様々な方向からコメントで、美大にいると慣れてるけど、東工大の学生さんは大混乱だろうなと思っていたら、東工大の学生さんからもう少し端的にわかりやすく。。。という発言も。笑


複数の先生が時には全然違う意見をコメントしあう講評会スタイルは、美大以外じゃあまり経験ないでしょうね。


どのチームもほぼ5分にまとめ、3人の先生からの講評、各チームの質問などに答えてあっという間に持ち時間は終了。ゲスト参加していたムサビの非常勤石垣先生からもデザインをするときに考えること、プロセスを各チームの発表に当てはめてコメントいただきました。

今回、視デで非常勤されてる石垣先生が見学にいらっしゃってたし、ムサビ生のフリーペーパー取材も入ってました。
10年かけてようやく学内で認知された(笑)


各チーム、先生の様々な角度のコメントに混乱している感じありますが、その「混乱」がきっと最終プレゼンにおける「成果物」に込められるんだろうなと思いながら聞いてました。最終プレゼンが楽しみですね。

ここからどう発想の飛躍が起きるのか。そのための「引っかきまわし」なんです。


特にトラブルなく、中間プレゼンも終了し、各チームとも部屋に戻って


  • ワークショップルームを見学する袴田先生と古堅先生

講評のコメントの振り返りや制作の方向性について話したり、作品つくったり、

縛られたり・・・(なにしてんのよ。。。って言ってしまいました)。


本当はここでチームごとに飲みに行ったり、食事したりとコンヴィヴィアルな活動をすると一気に角度が変わったりするんだろうな・・・でもコロナのせいにはできないからなにかコロナにおけるコンヴィヴィアルな活動があるんだろうな・・・と真剣に考えてしまいました。
※学内のセブンイレブン、普通にお酒売ってましたけどね。


ほんと大勢で飲みに行けないのが残念で・・・。


明日はほぼ制作の日になりますね。
土曜日の17時30分にどんな成果が見ることができるのか楽しみ。


他の日はレクチャーや中間プレゼンがあるけど、今日金曜だけは何もなく、唯一1日制作に当てられる日なんですね。
逆の言い方をすると1日ですべてを仕上げないといけない日でもあり、学生さんの踏ん張りどころ。


というわけで、河野さん、カッチカチなレポートありがとうございました!!
楽しようと思ってお願いした企画だけど、普段は写真撮りながら一緒にテキストや構成を考えてるんで、人の写真とテキストを組み合わせていくのって、予想以上に面倒だった。(お願いしといて、これ)


続くっ!!!


以上、河野さんは手羽のすごさを「すべっても心が折れない」ではなく「編集力」だと気が付いてくれたんじゃないかと信じてる手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。