【クリエイティブの力】ムサビ芸術祭2018「アート・マハル」に行ってきた #‎maufes

2018年10月29日(月)

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10月28日(日)、武蔵野美術大学芸術祭(通称芸祭)に行ってきたのでレポートを。


  • 最終日のライブペインティングは日本画学科卒のみなはむさん

例年は展示優先で芸祭を見てます。
パフォーマンス系に参加しちゃうと30分とか拘束されちゃうので、650企画もあるムサビ芸祭を短い時間で回るには時間がもったいなくて。とても1日じゃ無理なのよ。


でも今年はある事情で、できるだけパフォーマンス系を中心にチェックすることにしました。
それとあまりtwitterとかにあがってない場所と(笑)


  • 7号館2階でやってた劇団乱反射 ( 仮 )「Plant」


  • 最後は舞台に上がってセットを撮影することができた


  • こちらは10年目のepa!


  • 撮影できないのでパンフだけ

劇団乱反射は舞台美術がすごかったし、epa!の衣装やメイクはさすがとしかいいようがないレベルで。
なんとなく劇団乱反射は凝り性の男性が、epa!は女性が舞台美術を作った感じ。


もちろん展示も見てきましたよ。


  • ビビッドマンのリアルな特撮セット。特撮好きにはたまらん・・


  • 12号館前でやってたビビッドマン製作委員会による特撮ワークショップ


12号館地下展示室の展示大賞をチェック。


  • あ。やっぱり長澤学長はギックリ腰で審査は欠席されたそうで・・・ご迷惑おかけしました・・。


  • 展示室横でやってた「絵本の惑星」



学生さんの展示だけではありません。
美術館で開催してる「関野吉晴ワンダースペース」ですが、実は地下道ガレリアでも展示してるんですよ。

ちなみにこの場所はMr.Children「Your Song(Original Story)」MVのロケ地でもあります。

その足で14号館へ。


  • 14号館4階でやってた電通大×ムサビ連携プロジェクト展示


  • お客さんに説明する電通大生。ムサビ芸祭は見ることができたかな・・

南キャンパスにもどって13号館へ。


  • 2階の民俗資料室ギャラリー。ムサビといえば宮本常一先生系譜の民俗資料コレクションでして


  • 「東北の木地玩具―遊びと祈りの造形―」という展示を11月30日までやってます。もちろん入場無料


  • 3階では鷹の台キャンパスの全体模型があった。現在・過去の同じ場所を撮影した写真が面白かった。よく作ったなあ


模擬店の一丁目へ。


  • 人人人


  • 妖精(フェアリー)の恰好をしたお客さん。

実はペナルティを超えてしまったので、一丁目と鷹の台ホールが酒類提供禁止になったのです。
いろんな憶測がとんでますが、学生さんは当日朝行われた臨時エリア自治会に出席された方にちゃんと聞いた方がいいですよ。


  • 2丁目はすんごい行列・・・


  • 大学公認サークル「Magic Kingdom Project」。通称MKP


  • 今年のテーマは「不思議な国のアリス」。昨日の読売新聞さんでも紹介されてましたね


  • ムサヴィランズさんは背中だけ


  • 競技ダンス 部の屋外デモ。キレッキレでした


  • 武蔵野美術大学プロレスリング夢☆ファクトリー

映像4年のMOCOみちのく選手とApple Botch選手、引退おめでとうございます。いい試合でした!
インチキ万歳!


  • 美術館前芝生は休憩所になっています


  • 10号館前芝生は完全に公園化してた(笑)

鷹の台ホール前、図書館前もフリマスペースになってます。


ここから12号館8階へ。


  • 入学センターによる進学説明会。学内での説明会はこれがラスト


  • こちらは校友会主催のスペース


  • 子供向けワークショップは大人気


  • 黒板アーティスト・すずきらなさんによる黒板アート。ちょうど描き終ってサインをしてるところ。もちろんすぐに消します

8階から構内を見るとこんな感じ。真下で学生プロレスをやってたんです。


  • 田中誠治記念室では昔の芸術祭の写真が展示されてました

昔、ムサビには実技専修科(通称実専)という実技だけの科があって、そこがお神輿をやってたんですよ。
実専がなくなる時に現・油絵学科の袴田先生が学生時代に(冗談で)受け継いだのが彫刻学科の男神輿なんです。昔はちゃんとしたお神輿だったのがこの写真からわかります(笑)

手羽が学生の頃は小さな木製の「ご神体」があり、軽量化のためにご神体を石膏撮りしてFRPにしたものを担いでました。あんな大きな「ご神体」になったのはこの20年前ぐらいだし、女神輿が出るようになったのもたかだか15年前ぐらいの話だったりします。「先輩の作った伝統を守る」とか言ってるけど、伝統なんて実は常に変化するもんなんですよね。武蔵野音頭のメロディも自分たちの頃と違ってるし。


なんてやってたら、外から男神輿・女神輿の音が聞こえる!
悲しいかな彫刻学科OBとしてテンションがあがります。

さ、バシバシ撮影しますよ!!
ボカシ無しで紹介しちゃうよ!!

どうしても無意識に自主規制の指が入ってしまう・・・コンプライアンス・・。

ちなみに先ほど書いた木製の「ご神体」を勢いで燃やしちゃったのは、何を隠そう今年専任教員に着任した冨井で、「お前ら、頑張ったー!」とか叫んでたけど「お前のせいでこんなデカいもんになっちゃったんだろ!謝れ!」と先輩は思うのであった。


結合の儀が終わると、ムサビ芸術祭はグランドフィナーレに向かいます。


  • PUNCH☆STA


  • 青春だなあ・・

そしてラストは国内学園祭最大規模のプロジェクションマッピングです。
動画はこちらからご覧ください。



これを学生さんだけで作ってるっていうんだから本当にすごい。
そして最後のシーンは徹夜で編集したんだろうなあ。あの部分だけでも欲しい・・。

てなわけでムサビ芸術祭2018も終了。

長澤学長が最近よく語ってる手羽の好きなフレーズがあって、それは「芸術祭が典型例だけど、美大生・・特にムサビ生は頼まれてもないのに作品を作る」
正直、単なるテントのままで焼きそば売った方が収益は高いのに、クリエイターの意地として店舗装飾をする。「あれを作って」と言われたわけじゃなく、また売ることが目的じゃなくても作品を作る。芸祭の全体装飾なんて1年前から課題でもないのに作ってる。誰のためでもないのに。
でもこれって「課題解決」ではなく、今もっとも求められてる「課題発見」につながるクリエイターの本質であり、アート的要求や行動こそイノベーションが起こせるはずだと思ってます。
その「言われてないのに作る」を大学全体を使ったこの規模でやってのけるムサビ生はほんとにすごく、「ムサビってやっぱりいい大学だなあ」と改めて感じた今年の芸術祭でした。


以上、

盛り上げといたんで、あとは今週末のタマビ芸術祭をタマビの皆さん頑張ってね!の手羽がお送りいたしました。


あ、構内で「もしかして手羽さんですか?」と勇気を出して声をかけていただいた親御さんや学生の皆さんもありがとうございました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカと銀魂と合体ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し日夜奮闘中