【後編の前編】2020年に向けて京都が乗り越えるべき2つの壁

丸竹夷は映画コナンで知った、雑学の半分ぐらいはマンガとアニメから学んでる手羽です。

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上記写真は11月21日(土)の嵐山の様子です。人だらけで、しかも感覚値として半分ぐらいはアジア圏からいらっしゃった旅行客の皆さん。

これだけ外国人観光客が来てて、さらに2020年に現在の倍の外国人観光客数を日本全体が目標にしてる今、
「この2つを修正しないと京都は2020年に対応できないだろうなああ。グローバル化の足かせになるだろうなあ」
と感じてることがありまして。


一つ目はタクシー
いや、タクシーというより住所表記かな?手羽的にはタクシーなんだけど。

京都というと「計画的に碁盤の目状に作られた町」「通りと通りの関係で住所を表す」ことから、「東京なんかより住所がわかりやすい」と言われてますよね。
でも、ちょっと待てよ、と。
勇気出して発言しますが、それって言われてるほど京都初心者にとって優しいつくりなのか?というのが長年の疑問で。


以前、こんなことがありました。
2011年にオープンして間もないHOTEL ANTEROOM KYOTOを予約したんです。Gマークを受賞した直後ってのもあって。
んで、全然京都の土地勘がない手羽は京都駅でタクシーに乗ったんです。
以下は今でもはっきり覚えてるタクシーの運ちゃんとのやり取り。

「HOTEL ANTEROOM KYOTOまでお願いします(旅慣れてる風に)」
「・・・は?え?なにホテル?」
「えーと・・・『ほてる・あんてるーむ・きょうと』です」
「知らないなあ・・・場所は?」
「えーとえーと・・ホテルのWEBをチェックしますね(携帯で検索)・・・・・あ、わかりました。ここです(画面を見せる)」
「文字が小さいから読めない。言ってみて」
「えーと、えーと、えーと、『南区東九条アシタ町7番』って書いてあります」
「アシタ町?知らないなあ。あのね。京都じゃ住所を言われてもわからんのよ。通りを教えて」

「・・・オイコラ、だまって聞いりゃ、なんだその偉そうな態度は!確かに『明田(あけた)町』を読み間違って『アシタ町』と言った手羽も悪いよ。てか『明田』はふつうアシタって読み間違えるでしょ(逆切れ) というか、そこにあるのはなんだ?カーナビじゃないか!なんで客に検索させてるんだよ!早くそれを使えよ!チャチャーと住所で検索しろよ!文明の利器使えば一発だろうが!!」
・・・・なんて言えるはずもなく、「す、す、すいません・・・・」と謝る手羽。

このトラウマから手羽は京都のタクシーが苦手になりました。
昔ながらの独自文化を否定するつもりは全然ないけど、「通り名で説明する」という京都式ルールを京都初心者に押し付ける運ちゃんの意識の低さに、いやーなものを感じ。

聞いた話だと、「亀屋町」という地名は中京区内に5箇所あったり、京都は同じ区内に同一町名が複数あるそうじゃないっすか。どこが計画的な都市づくりなんだって話ですよ。不都合な部分を隠ぺいしてるんですよ。京都は。
そもそも、古都だかなんだか知らないけどさー、京都の地名の読みにくさはナンナノアレ。
京都市下京区烏丸通り七条下ル」なんてどう読めばいいのか全くわからん。「下ル」ってなんなの?それ動詞じゃないの?なんで動詞が地名の振りして勝手にオジャマしてんのよ。
てか「烏丸」なんて、なんで読みが「カラスマ」なのか意味不明。どう考えたって「カラスマル」でしょうが。京都の人は捨てられた「ル」の気持ちになったことあります?手羽はタクシーで「カラスマル通りの・・」「それ、カラスマね(ぷっ)」という運ちゃんから鼻で笑われる恥ずかしい嫌な思いを何度したことか(2回だけ)
それともかっこよくオサレに省略した感じなの?「モリスマコ」さんのあだ名が「モリスマ」で「1文字しか省略してないじゃん!非効率なあだ名じゃん!」て知り合いがいるけど、そんな感じ?


しかもしかも、「先斗町」で「ぽんとちょう」ですよ。なぜ「先」を「ポン」?
じゃなんすか?先端芸術学部はポンタンゲイジュツガクブって呼んでもいいってことっすか?いいんすか?
「小平」を「コダイラ」と読んだら「オビラ」だった的な「ああ。東京じゃなく北海道の方のね。そっちか。間違えちゃった。てへ」なレベルじゃない。
敵と書いてトモと読む的な、「それ読めるわけない。お前の気持ちを聞いてんじゃない」なレベル。


・・・というのは冗談で(運ちゃんの対応が嫌な感じだったことだけが事実ですけど)、これは「地番表示」と「住居表示」の関係で、人に優しいのはやっぱり京都式の「地番表示」かもしれません。
でも、だとしたら京都のホテルとか主要施設はアクセスのところに住居表示と一緒に地番表示もちゃんと併記しておいてほしいわけですよ。あ、フリガナも。
今久しぶりにANTEROOM KYOTOのWEBをチェックしたら、Q&A
=========
京都駅からタクシーにご乗車の場合は、京都駅八条口のタクシー乗り場からご乗車いただき、「烏丸札ノ辻の交差点を西に曲がってすぐ」とドライバーにお伝え下さい。
=========
書いてありました。これでいいんだけど、Q&Aじゃなくてアクセスマップにそれを書いてほしいのです。

コツさえわかれば通りで説明するのは便利なんでしょうが、観光客にコツは必要なく。
日本人でさえ混乱するんだから、外国の方がすんなり対応してるとはとても思えないんですよね。グローバルでもユニバーサルでもないのが京都式なわけで。
京都の人は知らないかもしれないけど、丸竹夷は京都の人以外は歌えないんです(笑)
観光客が今の2倍以上になると予測されてる2020年のことを考えると、ここはクリアしなくちゃいけない壁なんじゃないかと。


ん。思ってたより長くなっちゃった。
2つめはまた明日。


以上、名称や名前の読みが苦手で、未だに萩原はハギハラと読むのかオギワラと読むのかわからない手羽がお送りいたしました。

TOPバナー写真:京都フリー写真素材

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカと銀魂と合体ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し日夜奮闘中