【異才たちのアート展】美大ニュースまとめ20221207

2022年12月7日(水)

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手羽が気になった全国の美術系大学関連情報をプライスレスでピックアップして紹介する美大ネタまとめ。
、前回11月14日以降の情報です。

まずは手羽が毎年気になってるもの。
日藝賞

著名人をたくさん輩出してる日芸さんが毎年日藝の名声を高めた方に「日藝賞」を出しています。
歴代の受賞者はこちら。ムサビもそれなりに著名人輩出してますが、これ見ると全然かなわないと思っちゃいます・・。
「今年は林真理子さん一択だろ」と思ったけど、第5回で受賞してた。



KANABI CREATERS MARKET

金沢美術工芸大学 視覚デザイン専攻が運営するプロトタイプ公開サイト「STEP(ステップ)」が12月6日から公開。
3年生が授業課題で制作した作品が公開されてます。
 

「東京芸大にはなぜ校歌がないんだろう」 芸術に生くる学生団結 90年の時超え 再生:東京新聞 TOKYO Web
東京藝大に校歌がないことを疑問に思った学生さんが調べてみると、前身の東京美術学校には山田耕筰作詞の校歌があることがわかり、編曲して演奏メンバーを募集したら総勢八十人が集まった・・と大学職員からすると感動もののストーリー。こちらで聴けます。

 

レッドドット・デザイン賞とは、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する国際的なデザイン賞です。
 
 
大森一樹監督の死去悼み大阪芸術大学「心よりご冥福を」芸術学部映像学科長として学生指導

2005年から大阪芸術大学芸術学部映像学科の教授に就任し、翌年以降は同学科の学科長として学生を指導されてきました。

●日時:2022年12月17日(土)18:00~19:00
●オフライン:京都芸術大学 大阪サテライトキャンパス※事前申し込み不要、先着40名。
●オンライン:フォームで事前申し込み、先着1,000名

京都芸術大学 大学院は2023年4月から通学0日・完全オンラインで修了まで学べる通信制大学院「芸術専攻(通信教育)(完全オンライン学習)」を新設。
新開設の美術・工芸領域 工芸デザイン分野が開設記念として、座談会「生き方のデザインとしての工芸」を12月17日(土)に開催。

これまで東京都美術館で行ってきた選抜展を、あえて五美大展と同時期に五美大展と同じ国立新美術館で開催するという、京都芸術大学さんらしい展開(笑)
ちなみに今年入職したスタッフが「元京都造形」「京都市立芸大さんといろいろあった」のを知らなくて、大学・美術業界にいないとそんなもんなんだなあ、と。
「京都芸大が」と言ってて「美大関係者が京都芸術大学を『京都芸大』と略すのはNG!」と研修。
 
 
国立新美といえば、現在こちらが開催中です。
DESIGN MUSEUM JAPAN展 集めてつなごう 日本のデザイン

会期:2022年11月30日(水)~12月19日(月)
時間:10:00~18:00(金曜日は20:00 まで) ※入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室1E
観覧料:無料


日本人が作って来た様々なモノやコトを、世界の一線で活躍する13人のクリエイターが全国13の地域でリサーチし、日本各地の〈デザインの宝物〉として展示してます。ほんと豪華メンバーです。
ちなみに2023 年春から2024 年にかけて、ブラジル、ロサンゼルス、ロンドンでも巡回展を行うそう。
 

会 期:2022年12月5日(月)〜12月25日(日) 会期中無休
時 間:11:00〜19:00
会 場:東京ミッドタウン・デザインハブ
入場料:無 料


多摩美術大学は、2021年から共創プロジェクト“すてるデザイン”を通じてサーキュラーと向き合い、社会に対する様々な問いかけを行っており、暮らしの中で発生する「ゴミ」の定義について考察する展覧会。
 
 
タマビネタを2つ。
【国際展示】ニューヨークと東京の美大生で合同アートプロジェクトを成功させたい! - クラウドファンディングCAMPFIRE

TCG(タマクリエイティブギルド)と PJC(パーソンズ・ジャパニーズ・クリエイティブス)の合同チームが「距離/Distance」をテーマにアートプロジェクトを展開。
 

先日、
【禅とキリスト教の同時展示】多摩美術大学アートテークに行ってきた
で12月からタマビ八王子キャンパスに世界堂さんが営業開始することは伝えましたが、始まるものがあるってことは終わるものがあるってこと。


ギャラリーαMを馬喰町から市ヶ谷キャンパスへ移動することになりました。
αMは「ムサビ卒しか展示させない」とかじゃなく、純粋に現代美術若手作家を紹介するためのノンプロフィットギャラリーなので、あまり大々的にムサビがやってることは宣伝してきませんでした。
しかし、このリリースはもっと前に出したと思ってたけど、まだ1ヶ月たってなかったのね。 
 
 
てなわけでここからムサビネタを5つ続けて。
人気キャラクターを書道風のピクセルで表現、アーティストの「点」が個展を開催

会期:2022年12月3日(土)〜25日(日)
会場:CALM&PUNK GALLERY
所在地:東京都港区西麻布 1-15-15
営業時間:13:00〜19:00
休廊日:日曜日〜火曜日 ※最終日曜日は開場


「面白い作品作る人いるなー」と記事をボーとみてたらムサビOBだったという展開。

「美大といっても大学なので、体育の授業も普通にあります。特に一般教養科目に力を入れてるのがムサビの特徴かも」とよく説明してまして、こちらは体育のゴルフの授業。
 
 
【『Tokyo Scope 2022——脱皮する都市』】って?|南後ゼミ @gb_project_MM #note

明治大学 情報コミュニケーション学部 南後ゼミ生と武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科学生有志による協働出版プロジェクト。
「東京」をテーマとしたガイドブック『Tokyo Scope』を作成していて、昨年に続いてのプロジェクトとなります。
既に発売されてますよ!!

●会期:2022年11月25日(金)~12月17日(土)*日曜休館
●時間:月曜日〜土曜日 10:00-16:00(入館は15:30まで)
●会場:ブリヂストンイノベーションギャラリー
●入場料:無料
●主催:第29回障害者週間のつどい実行委員会
●後援:小平市、小平市教育委員会、小平市社会福祉協議会、小平商工会
●協力:株式会社ブリヂストン、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科

こちらも視デ・齋藤先生のプロジェクトです。
去年の様子はこちらからご覧ください。
「異才たちのアート展2021」を見にブリヂストンイノベーションギャラリーへ行ってきた1

会期:2022年12月5日(月)-24日(土)
時間:11:00 - 19:00(土・日曜日は10:00 - 17:00)
休館日:水曜日
入館料:無料
会場:武蔵野美術大学 美術館・図書館展示室2・4・5、アトリウム1・2、第10講義室ほか


助手・助教さんによる展覧会。
学生さんは「どういう作品を作っているか?」てのを見ておいた方がいいですよ。

 
 
んで、問題作がこちらで、どこにもムサビと出てこないんだけど、
物にパンツをはかせて、脱がすと全裸感がある#DPZ

あきらかに撮影場所はムサビなんですよね・・・。
DPZさん、ムサビとコラボしてくれないかしら。
 

ここから美術・デザインに直接・間接的に関係する話題をまとめて。 
葛西薫らが登壇、オンライン講座「パッケージデザインの学校2023」が2023年1月から開講 | デザイン情報サイト[JDN]

大学はもうすぐ冬休み、そしてすぐに春休みに入りますが、「春休みに何をやるか?(学んだり経験するか)」が大学生活では一番大きいんじゃないかと思ってます。
制作するもよし、長期バイトを入れるもよし、海外旅行にいくもよし、こういうセミナーを受講するのもよし。


チャレンジしてみたい人におすすめはこちら。
2023年5月開催決定!SICF24の出展クリエイターを2023年2月9日(木)まで募集しています。

SICFについてはこちらの記事をご覧ください。
GWの予定が決まってない?そりゃSICF23に行くしかないっしょ!
出展時には費用がかかりますが、かなり手厚いコンペ展示なので手羽おススメ。
 

2022年10月に名古屋市が新たな文化芸術の価値の創造を通じて、都市の活力・魅力を向上させることを目的に、文化芸術支援組織「クリエイティブ・リンク・ナゴヤ」を設置。
2022年度はパイロットプログラムとしての助成を実施し、今後の取り組みの方向性に反映していく予定。
 
 
第7回JVAフェスタ2022 美事祭~世界も注目 これが映画、TV、CM美術の裏側だ!~

●日程:2022年12月7日(水)~11日(日)
●会場:調布市グリーンホール
●開催時間:12/7 14:00~19:00|12/8~12/10 11:00~19:00|12/11 10:00~15:00
●入場無料
●主催:特定非営利活動法人 日本映像美術協議会(JVA)


NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」・TBSドラマ「日本沈没-希望のひと-」・TBS系ドラマ「ユニコーンに乗って」のセット展示のほか、かつら・特殊メイク・衣装・小道具の着付け体験などもあります。
いつもこの企画展に行きたいと思うのだけど、会期が短くて・・。
 

米国の美術専門メディア「アートネットニュース」がアート界のイノベーター(革新者)35人を発表。
BTSのRMさんの他、日本人だと蜷川敦子さんなどが選出されてます。
 
 



未解決の京都精華大学・千葉大作さん殺害事件 情報提供者に最高300万円 適用期間延長 | 京都新聞


黒瀬陽平氏とカオスラらを相手取ったハラスメント訴訟の判決が下る。「不当判決」として原告側は控訴の意向



以上、「プレゼンをスベることができるのは、プレゼンで人前に立てる勇気がある者だけだ by手羽ッジョ」と名言を考えてみた、影響受けやすい手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。