12月9日(木)、ムサビから車で10分ぐらいのところにある
Bridgestone Innovation Gallery(ブリヂストン イノベーションギャラリー)へ社会連携チームと広報スタッフで行ってきました。
ブリヂストンさんは1960年に小平市に東京工場を作って、実は研究開発拠点が小平にあるんです。
ムサビからすんごい近い距離にあるんだけど、それを知らないムサビ生が多いかもしれません(手羽も学生時代は知らなかった)。
で、その工場の中にあった企業博物館「ブリヂストンTODAY」の大リニューアル工事が終わり、2020年11月に「ブリヂストン イノベーションギャラリー」がオープンしたのです。
手羽は「ブリヂストンTODAY」時代に3回ぐらい展示を見に来てるけど、リニューアル後はまだ行ったことありませんでした。
エントランスホールは企画展スペースになっていて、現在こちらの展示が開催中です。
●日程:2021年11月29日(月)~12月17日(金)
●時間:10:00-16:00
●休館:日曜日・祝日
●会場:ブリヂストンイノベーションギャラリー
●無料
●主催:第28回障害者週間のつどい実行委員会
●後援:小平市、小平市教育委員会、小平市社会福祉協議会、小平商工会
●協力:株式会社ブリヂストン、武蔵野美術大学 造形学部 視覚伝達デザイン学科
自分のスケジュール見てみると異才展をチェックできるのは9日しかないことに気が付き、あわてて周りに声をかけて急遽やってきた、と。ええ。朝9時に声をかけました(笑)
「異才たちのアート展」とは、全国障害者週間にあわせて開催される、小平市内の福祉作業所で働く障害者の方が自分たちの作品を社会に発信する場として開催してきた作品展です。
障害者アート作品展は今回で16回目で、2009年度からムサビが関わるようになり、
ブリヂストンさんとは以前から工芸工業デザイン学科、デザイン情報学科が産学連携をやってますが、新たに視覚伝達デザイン学科・齋藤先生が「共生社会」をテーマにした共同研究を実施することになりました。
■武蔵野美術大学とブリヂストンが、共生社会実現を目指しコミュニティづくりに関する共同研究をスタート | 株式会社ブリヂストン
それに伴って今回ブリヂストン イノベーション ギャラリーでの展示が実現したのです。
「共生社会」というとごっついテーマに聞こえるけど、ポスターに書かれたコピー「同じまちで生活しているのです」がすべてを表してますね。
このポスター、ビジュアルも含めて手羽は大好きです。
今回の展示で特徴的なのが、ブリヂストンの特例子会社であるブリヂストンチャレンジド株式会社の参加かな。
2004年4月に知的障害を持つ社員(チャレンジド)7名で設立された会社で、今では170名を超える規模の会社に成長し、今回小平地区に勤務する7名の従業員の方が作品を初めて出展しています。
正面の大きな壁面は小平市のマップと赤ポスト。
あ、小平市って東西に横長の市なんです。
小平市は都内の自治体の中で丸ポスト保有数が1位なので、丸ポストで町おこしをやってます。
それで丸ポストなんですが、ここに投函したら作者にお手紙を送れるんです。
作者さんにコメントを送ることって普段はやりにくいから、これはありがたい仕組み。手羽も想いを書かせてもらいました。
小平市は全国障害者週間に、この異才展以外にも音楽祭を昔からやってます。
今年は既に終わっちゃったけどアーカイブが残ってるのでご紹介。ぜひご覧ください。
■みんなでつくる音楽祭 in 小平2021
(公開期間12月4日〜来年1月31日)
今日は異才展レポートで終了。
以上、明日は本体部分をレポートします、の手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。