【 #美大受験2026 】美大入試で家を出る前に絶対確認したい3つのこと(持ち物・携行用具編2) #美大入試

2026年2月4日(水)

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美大受験生へのアドバイスをお答えする恒例の「#美大受験」シリーズ。
 
#美大受験 では、ムサビまたは関東美大の一般選抜を具体例で使ってますが、基本的にはどの美大受験にも参考になるはずです。
これまでの話はこちらから▼
東京4美大2026入試日程から言えるたった1つのアドバイス
美大入試で家を出る前に絶対確認したい3つのこと(試験日時編)
美大入試で家を出る前に絶対確認したい3つのこと(場所・会場編)
美大入試で家を出る前に絶対確認したい3つのこと(持ち物・携行用具編1)
*間違った情報を書いている可能性もあるので、募集要項等大学公式情報で必ずご確認ください。

今日がムサビ油絵学科グラフィックアーツ専攻の試験日で、いよいよムサビ入試もスタート!
みんな頑張ってね。


家を出る前に(できれば前日までに)、各大学の募集要項で「試験日時」「場所(会場)」「持ち物・携行道具」の最低3カ所を確認してほしいのです。

3つ目「持ち物と携行用具」の後半は、プラスアルファの情報。
 

(4)ガラガラの紐はしっかりと結べ
普通の人には何のことかわからないけど、美大受験経験者には100%「うんうん、そうだよね。とっても大事」と通じる言葉。

美大の実技試験はたくさんの鉛筆と絵具に筆に水入れ、定規、コンパス、パネルと荷物が大量になるので、画材・道具類は工具箱に入れ、それらをハンドキャリー(キャリーカート)に縛って運ぶことが多いです。
こういうやつですね。
転がすとガラガラ音がすることからハンドキャリーを「ガラガラ」と呼んでいます。
  
鷹の台に長くお住いの方は「ん。朝からガラガラ煩いなあ。。。あ。ムサビの入試なのか。もうそんな季節か」とわかるそうです。

でも、紐の結びが甘いと崩れちゃうんですよね・・。
一度だけならまだしも何度やっても崩れちゃうことがあって、「時間のロス」「画材を大事にしろ」とかじゃなく、荷物が崩れて結びなおすたびにテンションがダダ下がりになってしまうのがつらいの。
雨の玉川上水遊歩道で荷崩れした日には「受験せずに帰ろうかな・・」と思ってしまうはず。
自分のテンション下げないためにも「これでもか!!」ってくらい、きつく縛っておきましょ。
 
ただ、長い間、美大受験生は「ガラガラ荷物崩れ」に悩まされてたんですが、この10年ぐらいでキャリーケース(スーツケース)派が一気に増えました。

これなら荷物崩れは100%起きない!!
今はキャリーケースを使ってる人の方が多いんじゃないかな。最初見た時は「これに気が付いた人、天才か!」と思ったもんです。
受験時代の手羽に戻って一つだけアドバイスできるなら、真っ先に「キャリーケースが便利だぞ!」と教えるはず。
  
実技試験の持ち物で一番大きいのがパネルだから、パネルがギリギリ入るサイズを使ってる人もいれば、パネルやカルトン、水入れは別にしてるケースもあります。
見てる感じだと後者の方が多いかな?40Lぐらいのやつ。会場での取り回しのことを考えると自分なら大きすぎない40Lサイズを使うかな。
 
あ、キャリーケースを買う時はタイヤが4つとも動くタイプをオススメします。引っ張るだけじゃなく押せて使えるのでこれがすごく楽なんですよ。

 
(5)微妙に道具や技法も進化してる
上述のキャリーケースもそうですが、ひと昔前には無かった技法や道具が生まれてます。
典型例は、鉛筆デッサンでマスキングテープを定規や補助線代わりに使う技法かな。
手羽が受験した時代だと、「デッサンでマスキングテープなんか使うのは邪道だ!!」と絶対に先生に怒られたはずだし、周りもバカにしたはず(笑)
また、15年前にはスパッタリングをデザイン系平面構成試験でやってる人はいなかったと思います。
 
鉛筆デッサン用の鉛筆削り器があって、これも昔なら「自分でカッターで削れっ!!」と先生に言われたはずですが、便利な道具があるならそれをうまく使った方がいいわけで。
 
最近増えてるのは、「ペーパーウエス」かな。

昔だと「拭くもの」ってティッシュかトイレットペーパー、ウエス・雑巾しかなかったけど、これを袋からドサっと出してそばに置き、筆を拭いたり、油絵試験だと消具代わりに使ってる受験生を見かけるようになりました。それがエコかは抜きにして便利そうで。
 
ちなみに募集要項に「デッサン用具一式」と書かれてあれば、周りに迷惑かけない一般的なものなら問題なく試験で使えるはず。
でも細かく使用可能な道具が書かれてたら、その限りではありません。募集要項をよく見て、試験監督の指示に従ってね。

 
個人的なオススメグッズは60-90Lのゴミ袋数枚。
制作中のゴミをまとめたり、汚れ物を入れたり、雨具に使えたり何かと使えます。
 
 
(6)結局使い慣れたものが一番
と、いろいろ道具について書いてきたし、美大受験経験者がYoutubeなどでいろんな便利な道具を紹介してるかもしれないけど、いきなり新しい道具を使いこなせるはずもありません。
普段使ってる道具を信じて描くのが一番だと思います。
 
また、「どんな便利な道具があってもその場に元気な自分がいないと意味がない」であり、日時・会場をちゃんと確認して、体調のいい状態で行く。
シリーズ第1話で書いた通り、これしかないんです。
 
最後に各大学の持参用具・携行用具のリンクを張っておきます。
2026年度東京造形大学募集要項P16「持参用具」
2026年度女子美術大学募集要項P8以降
2026年度武蔵野美術大学募集要項P25「20 携行用具」
2026年度多摩美術大学募集要項P26以降
くどいですが、家を出る前にもう1度確認を!



以上、昨日タマビパーカーを着てたら
スタッフ「手羽さん、それタマビじゃないですか・・」
手羽「だって明日からムサビ入試だから、さすがにタマビのパーカーを着てウロチョロするわけにはいかないでしょ?手羽だって常識ぐらい持ってるのよ!」
スタッフ「手羽さんの常識って・・」
とやり取りがあった手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。