【 #美大受験2026 】東京4美大2026入試日程から言えるたった1つのアドバイス #美大入試

2026年1月29日(木)

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さあ、美大受験生へのアドバイスをお送りする「#美大受験」シリーズをスタートしましょ。
ムサビを中心に関東美大の一般選抜(一般入試)を具体例で使うことになりますが、基本的にはどの美大受験にも参考になるはずです。 
 

1発目は、入試日程から言える受験生へのアドバイスをお送りします。

2026年度東京4美大一般選抜カレンダーはこんな感じになっています。

◎注意事項
(1)30分ぐらいで作った表なので間違えてるかもしれません。受験生は各大学募集要項を必ずチェックしてください。あくまでも「ざっくりイメージ図」ぐらいに思ってもらえれば。間違ってたら教えてください・・>各大学関係者
(2)学科or専攻名が書いてあるのが専門科目(実技や小論文等)試験日です。
(3)選択制の専門科目も表記してるので、その日に受験しない人もいます。
(4)同大学で試験日がかぶっていても午前or午後で両方受験できる場合もあります。

 
毎年微妙に試験日程って変わるものだけど、今回は4美大ともほとんど動きがありませんでした。
 

で、このカレンダーから言える結論は一つだけです。
というか、このシリーズ全体の結論を最初に書いちゃうんですが。

美大受験は体調管理が一番大事。

・・・あ。「親や先生誰もが口にする超ありきたりのアドバイスやん!どこが美大愛好家やねん」と鼻で笑いましたね?
でも美大では総合大学受験以上に、体調管理が超重要ポイントになってくるんですよ。
 
具体的に書いていきます。
ムサビ油絵専攻やタマビグラフィックなどは実技試験が終日試験×2科目なので、一般方式は学科試験(国語・外国語)を合わせると最低3日間大学まで行って受験する必要があります。「1学科受験するために重たい実技道具を持って、長時間かけ田舎の小平市や橋本へ満員電車やバスで3日通い、終日実技試験を2日間やる」って、体力勝負のなにものでもありません。
「鉛筆デッサン試験日はなんともなかったのに、デザイン試験日の朝発症」「満員電車で体調崩した」てことも。
 
そして、多くの方は1学科だけじゃなく、
●平面デザイン系希望者は、タマビグラフィック・情デ・統合とムサビ視デ・基礎デ・デ情等を併願
●立体デザイン系希望者は、タマビプロダクトや工芸、建築・環境デザイン、テキスタイルとムサビ工デ・空デ等を併願

するケースが多く、実技試験日がそれぞれ違うので、美大受験はかなり長期化する傾向にあります。
 

例えば、「東京4美大の(いわゆる)平面デザイン系学科を全部併願受験する」と仮定したら、

こんな感じになります。
4大学のこれ全部受験する方はかなり稀ですが、ムサビタマビだけでも最長10日間連続受験状態が続くんですね。
これでも併願の可能性があるムサビ工デやクリエイティブイノベーション学科、女子美の共創デザイン学科は抜いた状態です。
集中した状態を持続させるのは相当大変だし、一度風邪を引いてしまうと全部に影響してしまう怖さがあるのです。
 
ムサビタマビ一般方式だと、2月9日(月),10日(火)の学科試験日が要注意日。
2/7を休んでしまっても「基礎デ・デ情は諦めて視デ以降頑張ろう。最悪ムサビは捨てよう」と思考を切り替えればいいけど(ムサビも受けてね涙)、9日・10日のムサタマ学科試験日を休む、もしくは体調不良だと両大学の全学科に影響が出てしまいます。
学科試験のみの総合大学だとまだ割り切れるでしょうが、「2日前の実技試験は最高にいい絵が描けたのに」とかなり悔やみきれないことになってしまう。
 
大学側の感染症罹患時の対応については募集要項に書かれていて、例えばこれはムサビ募集要項P24「受験上の注意」。

「罹患していたら受験できない。追試験・振替試験等も無し」と明記されてます。
*大学によって微妙に対応が違うので、各大学の募集要項をご確認ください。
 

「こういう恰好しろ」「こんな道具があると便利」といろんな美大受験アドバイスがYoutube含め存在し、手羽もこれから書いていきますが(笑)、美大受験生への最大のアドバイスは「体調管理をしっかりしよう」、この一言に尽きます。
 
出るかどうかわからん英単語を直前まで徹夜して今更100個確認したり、夜に電車に乗ってどこかで何時間も直前に実技練習するくらいなら、体力維持と精神面、インフルやコロナ感染のリスク管理のためにしっかり栄養取って、しっかり寝るのが断然効率的で効果的な得点獲得方法。
「試験当日試験場に元気でいること」が一番大事な状態で、実技や学科が不安だとしても、試験を受けていれば休んでる人より絶対に点数が高いんです。
 
特にホテルで長期滞在する地方からの受験生の方。
ホテル滞在中は実技の練習ができないので「今頃東京の人は美術予備校で実技練習してるのに自分は・・・」と焦るかもしれませんが、そこは割り切って、フロントで加湿器を借りて、猫動画でも見てのんびり過ごしましょ。同行してる親御さんに八つ当たりしても仕方ないよ。
 


以上、プロダクトデザイナーの秋田道夫さんもこう言ってて、

ほんとマジで睡眠大事、の手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。