【ムサビ職員募集本日締切】こんな人と働きたいのです。

先月は全然デザイン・ラウンジに行かなかったけど、今週からちょいちょい顔を出す手羽です。

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これまでの話はこちら
【その1】君も美大職員になろう!
【その2】君も美大職員になろう!
【その3】君もムサビ職員になろう
【その4】大学職員になるには


いよいよこちらも本日書類必着となりました。
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■学校法人武蔵野美術大学 専任職員募集
●雇用形態:専任職員(総合職)〈正職員〉
●募集人員:若干名
●採用期日:平成29年4月1日(予定)
●応募条件
 1)4年制大学卒業以上
 2)入職時32歳以下(若年層の長期キャリア形成を図るため)
●勤務地:鷹の台キャンパス、吉祥寺キャンパス
●勤務時間:8:50-17:00 完全週休2日制(日曜日+土曜日または月曜日の交代制)
●応募締切日:平成28年10月6日(木)17:00 必着・エントリー完了
 → マイナビ転職 エントリーページはこちら

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予想以上のたくさんのエントリーをいただいてるようです。ありがとうございます!
「あ。エントリーしたけど書類出してないや」という人は今日直接持ってくるしかないっす・・。
美大OBOGもぜひ。



「どういう人が採用されるのか?」はいろいろあって書けませんが、「手羽はどういう人と働きたいか?」は個人的な意見として書けるかな。

ずばり「一緒に悩んでくれる人」「自分事で考えられる人」です。


悩まず「これはこうです!」とスパっと指摘してくれる人は非常にありがたい存在なんですが、裏を返すと「複数視点(情報)を持っていない」可能性が高く。「文科省でこう決まった」とかはやるしかないけど、企業とは違い(基本的に)利益追求型ではない大学運営では、拠り所にすべきところがフワフワしてるので、スパっと決められないものの方が多いかもしれません。

といって、みんながみんなウジウジ悩む人ばかりだと結論が出ない(笑)
正しいかどうかわからないけど、いつか誰かが決めないといけない。
悩むとはその結論を出した「痛み」が共有できる人でもあり、そういう人の方がポジティブに次につなげる努力をするんじゃないかと。役職者は悩みを解決させることも大事だけど、「悩みのステージを上げる」ことも必要だと思ってます。


そして、「どうあってほしいか?」を語り、一番は「それに対して自分は何ができるか」を言える人が増えたらなーと思ってます。
「提案書」というタイトルの文書が出てきて「社会情勢」「他大学動向」「現在の問題点」は書かれてるんだけど、「結論」が書かれてなかったことがありました。「え。で結局どうしたいんですか?」と聞くと「それを考えるのは私ではありません」とキッパリ。
「悩んだから書けなかった」ならまだしも、問題点を自分事と捉えてないからそう言い切れるんだろうなあ、と。

全部が全部「批判はバカでもできる。代案を出せ」とは言いません。批判・批評も次に進めるには大事なこと。でも他大学のことや大学と関係ないことであればそれでもいいけど、自分の職場だったら代案は出せないまでも、「自分事」として考え行動してくれる人の方がありがたいと思ってます。


ムサビはもうすぐ90周年、2029年には100周年という大学として区切りとなる年がやってきます。
この10年は恐らくいろんな大きな判断を必要とされるはず。

今入職される方は確実にその時のコアメンバーとなる方で、手羽も元気で問題をやらかしてなければ、100周年まではいます。
手羽と一緒に100周年をクネクネ悩みながら頑張りたい方、ぜひ!!

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。