学校法人武蔵野美術大学が専任職員の募集を始めました。
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■学校法人武蔵野美術大学 専任職員募集
●雇用形態:専任職員(総合職)〈正職員〉
●募集人員:若干名
●採用期日:平成29年4月1日(予定)
●応募条件
1)4年制大学卒業以上
2)入職時32歳以下(若年層の長期キャリア形成を図るため)
●勤務地:鷹の台キャンパス、吉祥寺キャンパス
●勤務時間:8:50-17:00 完全週休2日制(日曜日+土曜日または月曜日の交代制)
●応募締切日:平成28年10月6日(木)17:00 必着・エントリー完了
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ほんとは京都造形の吉田事務局長みたいに
手羽がクネクネしながらムサビ事務を紹介する動画を作りたかったんだけど今回はあきらめました。来年作ってください。でもこんなにまじめにしゃべれないのでミュージカル風なやつでお願いします。
「どうしたらムサビ職員になれるのか?」を書きたいところですが立場的にも無理なので(笑)、ムサビを例に大学職員の話を展開させてもらいます。
ムサビ専任職員の募集は「●●課の職員」という形でやることはありません。
今回もそうですが採用されてもどこに配属されるかは全くわからないし、鷹の台かも吉祥寺かもわかりません。あ、以前の採用試験で「六本木のデザイン・ラウンジで働きたい」という人がいましたが、それは100%ありませんので・・。
また、配属されても3~5年で別の部署に人事異動することが多いです。
大学によって違うのだけど女子美さんもそうですね。タマビは異動することがあんまりないかな?20年ぐらい同じ部署の人がよくいます(笑)
東京造形さんは昔より同法人の桑沢デザイン研究所も含めた異動が頻繁に発生してるような気がする・・・。
手羽を例に取りましょう。
最初は広報課希望だったけど、教務課に配属され、情報システム課→企画広報課→法人企画室と異動しました。
企画広報課でムサビ日記やムサタマトークをやってた、大学広報人として一番脂ののってた時期に法人企画室への異動です。正直「このタイミングで異動させるなんて上の人は人を見る目がないなあ」「手羽を広報から出すなんて、ムサビがどうなってもしらんぞ!」と思ってふてくされた時期もありましたが(笑)、なんだかんだあの(調子ぶっこいてた)時期に異動したこと、自分が一番苦手そうないわゆる「法人業務」をあのタイミングで経験できたことはすごくありがたく感じてます。
その時は「この人がいなくなるなんてありえない!」と言われても、1年後ぐらいにはなんとかなってる、3年後にはそんなことさえ忘れさられてることも経験しましたし(涙)
組織ってそんなもんで。
ちょっと前まで大学業界では「大学職員はスペシャリストであるべきか、ジェネラリストであるべきか」という論争をやってた時期がありました。研修に参加するたびにこの話が出てたかも。
当時は「全員スペシャリストであるべき派」を指示する声が多く、今も「専門的職員」が注目・・「専門職員」ではなく「専門的職員」の「的」が気になるけど・・されてますが、なんとなく現在の現場感は「ジェネラリスト派」、つまり「やっぱ、一方向から批判するだけの人よりいろんな立場から意見言えて見通せる人の方がよくね?」派が昔より強くなってきてるような気はしてます。
スペシャリストの存在はありがたいけど、「中堅になりました。でも他の部署がどういう仕事をやってるか、他大学の状況がどんな感じか全然知りません」となった時の怖さというか、その人の成長・伸びしろや今よりも数年後の組織のことに気が付き始め、「若いうちにいろいろ経験した方がいい。スペシャリスト(プロフェッショナル)は数人でいい」という流れになってるんじゃないかと。
あ、手羽は今議論されてる「専門的職員」は、「教職協働による大学運営を企画立案できる職員」という解釈でいて、昔でいう「スペシャリスト」とはちょっと違うように思ってるんだけどどうなんでしょ。詳しい方教えてください・・。
てなわけで、明日は「ぜひ美大を卒業した人こそ美大職員になってほしいと思ってる」という話を書きます。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。