【その3】君もムサビ職員になろう

NEWS増田くんが「むさしのびずつだいがく」とかんでしまう武蔵野美術大学の手羽です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今回の24時間テレビは、マラソンランナーが視デOBで芸術文化学科客員教授の林屋たい平さんだったんですが、飛び出す絵本作成ではその芸術文化学科の学生さんが協力し、絵本のイラスト原画は空間演出デザイン学科卒の田川秀樹さんが担当されました。恐らく田川さんの起用は偶然だと思うのですが・・。



これまでの話はこちら
【その1】君も美大職員になろう!
【その2】君も美大職員になろう!

美大職員の話を書いてきたので、今日はムサビ職員の話を。
マイナビ転職 エントリーページ」に書かれてることが正しいかどうか、引用しながら検証を(笑)


-------
専任職員は約80名。
規模が大きくないだけに、グループ内はもちろんグループ間の連携も不可欠です。チームワークよく業務に取り組むことが大切です。

----------

全職員数は173名で専任職員76名、嘱託職員51名、臨時職員46名という構成です。その他に派遣さんや業務委託の方がいらっしゃいます。
大学紹介で「国内では最大規模の美術大学」と言いつつ「規模が大きくない」てのは「??」と思ったりもしますが、通信教育課程も扱ってるこの規模の大学としては職員数173名は少ない方なんじゃないでしょうか。


-------
従来の仕事の枠に捉われず、新しい視点からの課題発見や問題解決に、大いに力を発揮していただきたいと考えています。
----------

昨年度から事務局では「部課室制」を廃止し「グループ・チーム制」を導入しました。
名刺交換した時に「グループ長とチームリーダー、どっちが偉いんですか?」と・・聞かれはしないけどそんな空気になることが多いのでわかりやすく説明すると、グループがこれまでの「部」、チームが「課や室」です。具体的なところだと「学生支援グループ」の中に「教務チーム」「学生生活チーム」「キャリアチーム」「国際チーム」「入試チーム」の5つのチームがある、というわけ。

「・・・で何が違うのよ?」と思いますよね。
狙いとしては「事務業務のフラット化」
大学もどんどん新しい仕事が増えてて、例えば「社会貢献・社会連携」というキーワードは前からあったけどどの大学も本格的に取り組むようになったのはこの10年以内じゃないでしょうか。「在学生保護者への説明責任」も昔はなかったし、「大学間連携」もそうだし、美大だと「小中学生への美術アプローチ(初等中等教育への美術振興)」が典型例ですね。

すると、「その新しい業務はどの部署がやるんだ?」問題が毎回発生します。
大学間連携を例にあげると、
「単位互換が主なんだから教務でしょ」
「単位互換より図書館相互利用の方がありがたいはず。図書館でやってよ」
「授業以外も関係するんだから学生生活で」
「いいや、大学間連携も社会連携の一つ」
「てか法人マターだから法人企画なんじゃね?」
「学長がサインするんだから学長室で」
「これからは戦略の一つなんだから・・」
なんてやり取りをどの大学もやってるんじゃないすか?

どうしても「部課室」だと「自分の仕事はここまでー」と既存の与えられた業務を保守する力が動いてしまい、同じ部なのに「それは●●課の仕事」と別名「縦割り」「たらし回し」が起きます。
縦割りの利点も確かにあるんだけど、業務内容が増加・変化してる現状だと「縦割り」では対応しきれないし、課のままでそれに対応しようと思うと職員数を増やすしかありません。
なので「業務が固定化された課」を無くし、「グループの仕事をプロジェクトチームを組んで対応する」という発想で取り組みましょ、というのが「グループ・チーム制」です。
(某大学さんのために丁寧に説明してますw)

導入して1年。そのポリシーが職員全員に浸透してるとはまだ言いにくいですが、「従来の仕事の枠に捉われない」思考とやる気が求められてるのは確かです。


-------
若手職員中心のプロジェクトチームを組むこともあり、大学の新たな取り組みとその実現のために、自分が役立っているという手応えややりがいは格別です。
----------

これもこの2年ぐらいで本格的に動き出したものです。
グループ・チームを超えたプロジェクトチームを若手中心に(ほぼ)希望制で複数作ってまして、実際にそれがいろいろな大学運営に反映されてます。
やっぱり「提案したものが反映される」ってのは経験として大きいですよね。

こうやって若手職員が普段からなごやかにディスカッションしてます・・・ってちょっとこの絵は嘘くさいなあ(笑)

-------
■完全週休2日制(日曜日+土曜日又は月曜日の交代制)
----------


土曜・日曜休みと日曜・月曜休みに分かれて、完全週休2日制でやってます。
あ、「自分が好きな方を選択」ではなくグループ・チーム内で調整し、10月に交代・・てな仕組み。
他大学だと「日曜とどこか」みたいな形で週休2日をやってるケースが多く、連続した完全週休2日制の大学事務は少ないんじゃないかしら。(週休2日と完全週休2日の違いを皆さん知ってます?)


-------
■夏季・冬季特別休暇 その他
■5日以上連続休暇取得可能

----------


夏季特別休暇は、通信教育課程スクーリングをやってる関係で一斉休暇、いわゆるお盆休みはなく「この期間に●日休みなさい」という方法でやってます。
企業に比べると比較的休みを取りやすいとは思います。ただ部署や担当業務によって違うけど、やはり繁忙期である年度始め・年度末やオープンキャンパス・入試時期はなかなか休みが取れなくなりますが・・・。




以上、24時間テレビのサブタイトルがアレなのに、パフィーが出演しなかったことの方が大人の事情が関係してそうだな、と感じる手羽がお送りいたしました。

tag

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカと銀魂と合体ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し日夜奮闘中