【アート思考と高度デザイン】クリエイティブなイノベーションをクリップする!、略して「クリクリ!」#07

2019年2月20日(水)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

謎な「クリエイティブイノベーション」「クリエイティブリーダーシップ」という新たな学問分野周辺を学ぶ、クリエイティブなイノベーションをクリップする、略して「クリクリ!」シリーズ。
「この周辺を勉強しなくちゃいけないんだろうなあ」と手羽が思ったり、下記のようなキーワードに直接・間接的に関係しそうだと手羽が思った記事や本、イベントなどを紹介しています。
==========
「創造的思考力」「クリエイティブ思考」「クリエイティブビジネス」「クリエイティブテクノロジー」「クリエイティブヒューマンバリュー」「サービスデザイン」「ブランディング」「デザイン経営」「ビジョンデザイン」「ソーシャルデザイン」「Iot、AI」「UXデザイン」「高度デザイン」「起業・スタートアップのプレイヤー」「クリエイティブマネジメント」「先端メディア表現マネジメント」「事業開発プロジェクトリーダー」「地域プロジェクトプロデューサー」「共創」「Society 5.0」「ダイバーシティ」「コワーキングスペース」「プロトタイピング」「オープンイノベーション」
===========

「手羽が思った」なので全然違ったらすいません・・・そういうたたき台的な存在にもなれば。
1か月ぶりだとこれだけたまってて・・。


特許庁の長官・宗像直子さん、Takram代表の田川欣哉さん、DeNA会長の南場智子さん・デザイン本部長の増田真也さん、グッドパッチ代表の土屋尚史さん。
デザイナーの役割が変化している。


「デザイン思考」で顧客主義時代に活路を見出す デザイナーでなくとも必要なビジネス思考法を事例とともに解説 | Open Innovation powerd by JBpress


キーワードは「客観ではなく主観で考える」「キチンとモヤモヤしているか?」ですね。


インハウスデザイン部門リーダーによるトークセッションで語られた、デザイナーに必要な「渇望感」とは | Biz/Zine

日本の企業デザイン部門(インハウスデザイン)のトップリーダー7名によるトークッション。


10年後に訪れる「キャリア格差時代」をどうサバイブするか【中原淳×北野唯我】 | 転職の思考法 | ダイヤモンド・オンライン

転職のススメというより、「10年先に備えろ」ってことですね。


STEM教育じゃなくSTEAM教育が書かれたものを2つ紹介。
STEAMとは、Science(科学)、Technology(テクノロジー)、Engineering(エンジニアリング)、 Arts(アート)、Mathematics(数学)の五つの頭文字を取った造語で、今注目されてる新しい人材の理想です。
子どものためにはまず大人から「STEAM教育」を学ぶほうがよいこれだけの理由 | J.Score Style -
といっても日本ではまだまだAがない「STEM」を使う人が多く、この記事もなんかすっきりしない感じ。

世界を変えるSTEAM人材 シリコンバレー「デザイン思考」の核心
STEAMについて分かり易く書かれてます。
ただ「デザイン思考」のように流行り言葉として「STEAM教育」が使われないように気を付けないと。


イベントものをまとめて。
しごとバー |ソーシャルデザインナイト

●日時:2019年2月28日木曜日 20:00〜22:00※イベントのメインは22:00まで
●会場:リトルトーキョー2F
●参加費:1ドリンク以上オーダー
*事前予約不要ですが、イベントfacebookページで「参加予定」をチェック

雑誌「自遊人」編集長の岩佐十良さん、「ソーシャルデザイン」という言葉の生みの親、公益財団法人日本デザイン振興会の矢島進二さん、日本仕事百貨代表のナカムラケンタさんの3人が、日本の未来を変える可能性がある「ソーシャルデザイン」についてお酒を飲みながら考えます。
ほんと自遊人2019年2月号は永久保存ものです。

 

●日時:3月1日(金)18:30会場、19:00開始(21:00終了予定)
●場所:ダイソン新社屋(東京都千代田区)
●参加費:無料
●主催:Business Insider Japan編集部(共催:ダイソン株式会社)

うほ。ここでも田川さん。


「国土計画シンポジウムの開催」 Tokyo-Osaka-Fukuoka INNOVATION RELAY
●日時:平成31年3月29日(金)14:00-17:00
●会場:東京ミッドタウン日比谷 6F 「BASE Q」
●主催:一般財団法人国土計画協会
●共催:国土交通省

国土交通省が関係してたりゴッツいタイトルですが(笑)、ヒト・モノ・カネ・情報の活発な「対流」を各地で起こそう、という動きです。


TeiP SchooL

●開校期間:1期 2019年3月〜8月(6ヶ月)
●開催場所:多摩エリアの創業支援施設、デザイン関連施設等
●募集定員:24名
●参加費:36,000円(税別)
●申込方法:応募フォームまたはメール
●申込締切:2019年2月24日(日)※申込多数の場合、書類選考後に連絡

手羽も登壇するTeiPスクールについては、先日書いたこちらの記事を参照してください。
【クリエイターと地域をつむぐ】TeiP(Tama editorial incubation Platform)SchooL開校!受講生募集中!!
開校式は2月23日(土)で記念特別講演は先ほど紹介したしごとバーの主催者でもあるナカムラケンタさん。ナカムラさんの名前も最近あちこちで聞きますね。
また開校に先駆けて、TeiP SchooLはどんな内容なのか、また講師の方はどんな方なのか...など、もっとTeiP SchooLのことをお伝えするために、web配信のみの「TeiP SchooL オープンキャンパス オンライントーク」を3夜連続で開催することにになりました。
ゲストは唐品 知浩さん、グリーンズ河野 奈保子さん、D-LANDの酒井 博基です。お楽しみに!


不確実性の時代にアート思考をどう活かすか

●日時:2019年3月4日(月) 19:30 ~ 21:30
●会場:TOT STUDIO(THINK OF THINGS 2F
●主催:日本経済新聞社

徐々にアート思考という言葉も使われ出しましたね。


5/21-5/25、上海・深圳:これからの「デジタル社会」を学ぶツアー開催!|ANOTHER REAL WORLD


●日程:2019年5月21日(火)-5月25日(土)
●旅行代金:864,000円(消費税込)

この業界では深圳を体験したかどうかがキーワードになってますね。「深圳に行ってないやつはイノベーションを語るな」的な。
手羽も一度見てみたいけど日程が・・そしてお金が・・。

これからは主流になっていくでしょうね。
誰もが「契約が不便だし、公共手続きも面倒だし、そもそも敷金・礼金ってなんやねん」と思ってたけど「ま、でもこういうもんか」と今まであきらめてたことで。


共同所有 × ブロックチェーンによって、アートの世界に新しい風を吹き込む@PRTIMES_JP

美術作品の価値を小口化する事で共同所有が可能となる次世代型「アートプラットフォーム」β版の開発をスタート。


カンボジアの社会課題を解決するデザイン案 モジュール式EV三輪自動車「SmarTuk」|Webマガジン「AXIS」

このプロジェクトの目標は、低収入のカンボジアの人々を助け、食料や商品の移動販売をより簡単にすること、屋台での販売を楽しく目を引くものにして、地元の人々の生活を向上させること。


確率や統計の数学理論を視覚化してイメージによる理解を可能にするサイト「Seeing Theory」
確率、分散などの数学の理論の理解を助けるサイト。


ZOZOが、千葉市および千葉大学と包括的連携協定を締結。
 

車いすや義足のバービー人形が登場、美しさの多様性広げる@cnn_co_jp

こういうものが日本発信じゃないのが悔しい。

 

株式会社矢野経済研究所|「オタク」市場に関する調査を実施(2018年)
矢野経済研究所が2017年度の国内の「オタク」市場を調査し、主要分野における各分野別の動向、参入企業動向、将来展望を明らかにしました。
イノベーションとは違うけど「こういうデータがあるんだな」と。


すいません。ここからムサビ色が濃くなります。
「ビジネス x デザイン」を牽引する日本のデザイナー4人

基礎デ・原先生と空デの小池先生。
しかし、ずいぶん昔の原先生の写真をもとにイラスト描かれてますね(笑)


ムサビの先生と言えば、
「創造的思考力」を培う教育とは? 教授陣が語る学びの特色 第8回

クリエイティブイノベーション学科に就任予定の山崎先生による熱いメッセージ。
ちなみに山崎先生は現在千葉工業大学知能メディア工学科の教授をされていて、山崎研究室でのUXデザインに関連するプロジェクト、修士研究、卒業研究などの展示発表会が開催されます。
UXデザイン展2019(ヤマケン展)
●日時:3月1日(金)15:00-20:30|3月2日(土)11:00-19:30
●会場:内田洋行 ユビキタス協創広場 CANVAS



その山崎先生が委員を務める
第1回 高度デザイン人材育成研究会

経済産業省「高度デザイン人材育成研究会」の委員名簿を見ると、委員長はやはり新学科就任予定のコンセント長谷川さん。
客員教授のリクルート岩佐さん等委員のほぼ全員が名刺交換したことがある人なので、委員名簿見て「何じゃこりゃ」とつい叫んじゃいました(実話)
でも、会議資料は美大関係者なら必見で、ムサビ新学科・新大学院がやろうとしてることを一番理解しやすい資料かもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。