美大受験生へのアドバイスをお答えする恒例の「#美大受験」シリーズ。
#美大受験 では、ムサビまたは関東美大の一般選抜を具体例で使ってますが、基本的にはどの美大受験にも参考になるはずです。
これまでの話はこちらから▼
■東京4美大2026入試日程から言えるたった1つのアドバイス
■美大入試で家を出る前に絶対確認したい3つのこと(試験日時編)
*間違った情報を書いている可能性もあるので、募集要項等大学公式情報で必ずご確認ください。
家を出る前に(できれば前日までに)、各大学の募集要項で最低3箇所確認してほしい部分があります。 それは「試験日時」と「場所(会場)」と「持ち物・携行道具」です。
手羽が毎年書いてるのは、必ず間違える人がいるからでして。
2つめの「場所(会場)」について。
「試験会場を間違えるな」と、これも「え。そんな人、いないでしょ?(笑)」と思うかもしれないけど、ほんと意外にあるんです。
鷹の台オープンキャンパスや鷹の台卒業制作展で間違って市ヶ谷キャンパスへ行く人は毎年いますが、数年に1度ムサビ吉祥寺校へ間違って行っちゃう受験生が発生してました。
恐らく親御さんから「『武蔵野』っていうんだから吉祥寺にムサビってあるんでしょ?大学の看板を見たことがある」と言われ、それを信じちゃったパターンじゃないかと。朝、吉祥寺校スタッフからの「受験生がこっちにいて、泣いてるんですが」という電話を何回受けたことか。
ムサビ一般選抜会場は造形学部・造形構想学部も全部鷹の台キャンパスです。
昨日まで市ヶ谷キャンパスで卒業制作展をやってたクリエイティブイノベーション学科も含めて一般選抜は鷹の台。
一方、タマビは演劇舞踊コース「身体表現」以外は八王子キャンパス。
上野毛キャンパスで卒展をやってた統合デザイン学科も八王子だし、演劇舞踊コースも学科試験は八王子キャンパスです。
ここ要注意。
逆に女子美は志望学科によって会場が相模原キャンパスか杉並キャンパスに分かれます。
美術学科とデザイン・工芸学科は相模原キャンパスで、それ以外は杉並キャンパス。
ただ、注釈にあるように「美術学科、デザイン・工芸学科」と「アート・デザイン表現学科の領域、共創デザイン学科」とを併願する方は学力試験を杉並キャンパスで受験することになります。
そして、東京藝大は先端芸術表現だけ取手キャンパスが試験場です。
自分だったら間違って上野へ行く可能性が高い気がする・・。
2年前こんなことがありまして。
海外の大学から先生と学生さんの団体が鷹の台キャンパスを訪問することになり、先生は時間通りに到着されたのに別行動されてた学生さんが全然来ない。連絡とったら間違って市ヶ谷キャンパスに行ってしまってたことが判明しました。
笑いながら「日本人でも間違える方いるので大丈夫ですよ(笑)」と伝えて1時間後、そろそろ到着してもいい時間なのにまだ来ない。
再度確認してもらったら、今度は西東京市の武蔵野大学さんに行ってしまってた・・ということがあったんです。誰かが慌てて「Musashino University access」で検索しちゃって、みんなそれについていったようで・・Artが一番大事なのに・・。
でも海外の人からすれば武蔵野大学も武蔵大学も武蔵工業大学も武蔵野音楽大学も武蔵野美術大学も違いがよくわからないのは当然で、なんせ日本人の立派な大人で構成されてる立派な機関が作った報告書でさえ、
武蔵野美術大学と武蔵野大学を間違ってたくらいだし・・・。
また、人間は自分に都合よく思い込んじゃう生き物なので、「上野毛キャンパスの方が便利 → 上野毛でも受験できるようになってるだろう → 上野毛が試験会場」と思い込んで上野毛に行っちゃう・・という心理が発生することもあるはず。
受験会場へのルート下見は大事で、この時期に構内へ入ることはできませんが、レンタサイクル借りてでも前日までに当日のルートを確認しといて損はないです。
例えば、東京造形大学は「相原駅から徒歩約15分」とあるけど、「相原駅からなだらかな上り坂を登って徒歩約15分」なので、慣れてないと数字以上に疲労感を感じるはず。
ゴール場所を知らないとすごく長く感じるけど、距離感が事前にわかってるだけで近くに感じます。
これは鷹の台駅からムサビへの徒歩ルートがまさにそうで、「駅から徒歩18分」と聞くと「すごい歩くじゃん!」と思っちゃうけど、平地の玉川上水遊歩道を歩きながらの18分なんで、一度歩いてみると意外と近く感じるはず。
ただ重たい荷物をガラガラさせたり、雨だとアレなので、そういうことも含めてルート下見は大事。
ムサビへのアクセスについてはまた後日書きます。
続くっ!!
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。