福岡・大分ツアーシリーズをお送りしています。
これまでの話はこちら↓
■【福岡大分ツアー1日目】九州高校と大橋美術研究所と福岡美術学院に行ってきた
■【福岡大分ツアー2日目】アート×デザイン×クリエイティブ進学フェア福岡会場と福岡中央美術に行ってきた
■【福岡大分ツアー3・4日目】美術研究所画塾と大宰府高校と竈門神社と太宰府天満宮に行ってきた
7月26日(土)。
ガイダンスは午後からなので、午前は
別府にある八幡竈門神社へ。
鬼滅の刃のモチーフといわれてる神社は前日訪問した福岡の「宝満宮竈門神社」と、この「八幡竈門神社」があります。これで二つとも制覇(笑)
八幡竈門神社には、
人食い鬼の伝説があり、夜明けに鬼が逃げて行ったり、『龍の水神様』が祭られてあったり、
大晦日から正月にかけて神楽を奉納したり、宝満宮竈門神社よりも鬼滅の刃絡みのネタが多めではあります。
ただ、公式に認められてるわけじゃないのに、
鬼滅の刃推しをしてるのは、個人的には気になったけど。
大分駅に戻ってきてレンタカーを駐車場にとめ、実技参考作品やプロジェクターを降ろす。
駐車場の貼紙だけど、主語がないから何を発見されたら通報されるのかわからなくてドキドキ。
で、大分駅から徒歩3分ぐらいの場所にあるのが、
大分美術学院さん。
徒歩3分だけど、右肩に参考作品が入った巨大なバック、左肩にプロジェクター、PCが入ったリュックをせおったら腰と肩がいかれた・・。
主宰の藤野先生は京都精華大卒で2011年ムサビ大学院油絵修了という方。
おお。壁に貼られてる!
1時間ガイダンスをして、
持参した入試実技参考作品をたっぷり見てもらいました。
終わった後に月曜に訪問する大分県立緑丘高校の先生が結構いることが判明。
高校も同じ話をして楽させてもらおうと思ってたけど、少し内容を変えるか・・・。
7月27日(日)。
この日もガイダンスまで時間があるから、午前は
大分県立美術館、通称OPAMへ。
ムサビの人間は大分に来たら必ず寄らなくちゃいけない場所。なぜかは今度(笑)
ここで貴重な体験もさせてもらったので、別記事でたっぷり書かせてもらいます。
時間になったので、移動し、
大分美術教室・画塾アートワイヤーさんへ。
ちょうど小学生向けの絵画教室が終わった直後のようで、みんなで描いた大きな絵を運んでるところでした。
主宰の武本先生から、ずっと「手羽さん」と呼ばれてて、以前から手羽ブログをご覧になっていただいてるそう。ありがとうございます!!
今回は中学生も参加すると事前に聞いてたので、1部・2部に分けました。
1部ではムサビや入試の話はほとんどせずに中学生にもわかるような美術やデザインの話をメインに。
そのあとは中学生は横で絵を描いてもらって、第2部は高校生向けに入試の話メイン。
2時間半たっぷりと。
あ、そうそう。生徒さんから「国語の授業で原研哉先生の『白』を読んだ」と教わりました。
後で調べたら、2009年に東大入試の国語第1問で出題されたのをきっかけに、高校の国語総合教科書に掲載されてたり、定番評論として「白」が扱われてるそう。
普段は原先生のことを「ご存じ無印良品の~」と説明してるけど、こっちの方が「特別じゃない何か」としてのなじみが深いかもしれませんね。
高校や美術予備校へ行くと、生徒さんからいろいろ学ばせてもらうんですが、今回の福岡・大分ツアーでは生徒さんと個別に話す時間も多く、自分にとっての学びをよく感じた旅でした。
・・と締めるようなコメント書いたけど、もう少し福岡・大分ツアーは続きます。
続く!!
以上、OPAMの後に
まだ東京の人はほとんど行ったことがない思われる場所にも立ち寄ってるんだけど、この話も後日書きます、の手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。