【福岡大分ツアー3・4日目】美術研究所画塾と大宰府高校と竈門神社と太宰府天満宮に行ってきた #はかたや #72時間 #藤本壮介

2025年7月26日(土)

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美術研究所 画塾さん。箱崎宮のすぐ近く。
こちらも7月22日に女子美・東京造形大、7月23日は愛知県芸(今年の画塾メインビジュアルが愛知県芸に入学された方)、そして24日は午前に名古屋造形大、昼にムサビ、そのあとに桑沢デザイン研究所、夜にタマビというスケジュール。
今年は愛知県芸さんがあちこち回ってますね。

いつものごとく最初は全員に話をして、各分野に分かれる方式。


  • ファイン系は油絵・小尾先生とグラフィックアーツ・元田先生


  • 平面デザイン系は視デ・古堅先生


  • 立体デザイン系は田中先生

実は初日の九州高校用、2日目の相談会用、予備校周り用と全部実技参考作品が違うものを使ってました。見る人がかぶる可能性があったからで、これだけ実技参考作品があるのはひとつの強みかも。
14時頃に終わり、これで福岡相談会業務は終了。
先生たちもお疲れ様でした。
 
帰ろうとしたら、油絵・小尾先生の大ファンだという生徒さんがいたので


  • 彼が持参した画集にサインをし、


  • Tシャツにも。ぜひムサビに来てね

手羽「じゃ、ほんとにこれで終了ってことで、ここからはゴゴサンサンで」
古堅「三々五々ね。ま、午後で太陽がサンサンだけども」
とアホ丸出しな会話をして、先生方と分かれる。
古堅先生は軍艦島、田中先生はこのまま岡山の画塾に行くそう。
 
いったんホテルに帰って「ちょっと休憩したら天神をブラブラしてみるか」とベットに横になったら寝てしまって。起きたら17時。昼飯も食ってない・・。
スマホで調べたら行きたかった場所がホテルから結構近いことがわかり、レンタサイクルして、

博多ラーメンはかたや堅粕店へ。
NHK「ドキュメント72時間」で使われた場所で、手羽は地方で72時間とブラタモリの聖地巡礼もやってまして。

そうそう。この景色。
それよりも

この金額がすごいったらありゃしない。

これで290円ですよ。
厳密には手羽はキクラゲをトッピングしちゃったんで340円になったけど、3コインでラーメンが食べられちゃうのです。味も(いい意味で)普通のとんこつラーメン。「そうそう、子供の時に食べてたラーメンだ」と感じる味で、ほんとは具はそんなにいらないんですよね。
ボリュームは手羽はちょうどいい量だったけど、隣の高校生は替え玉を3杯やってました。

福岡は平地だし、川も海風もあるから、レンタサイクルは最高ですね。
遠回りしてホテルへ帰ることに。

港まで走らせる。
えらいでっかいフェリーが停泊してる。

マジックアワーのちょうどいいタイミングで上から見ることができました。
明日はいっぱい車を走らせないといけないから、本日の活動はこれにて終了。
 
 
7月25日(金)。
ここから大分組と佐賀・長崎組に分かれての営業となります。
大分組といっても手羽一人旅なんですが。

朝1でレンタカーに参考作品を詰め込んで太宰府方面へ。
予定よりも早く着きそうだったから、寄り道を。

宝満宮竈門神社です。
公式見解は出てないですが、吾峠呼世晴先生が福岡県出身であり「竈門」という名称、大宰府政庁の門除けとして建立されたこと等などから鬼滅の刃の聖地のひとつとして有名になりました。

ただ手羽の目的はそんなことじゃなく、こちらを見るためです。

空間演出デザイン学科の片山正通先生が設計したお札授与所を見たくて。
壁は写真だとわからなかったけど、ピンクの濃淡をもつ短冊状の天然石が組み合わさってできてた。

・・・すいません。嘘ついてました。
ほんとは鬼滅巡礼でやってきて、現地で「あれ。これデザインしたの片山先生だ」とわかったのです。。


もう少し時間があるから、せっかくだから太宰府天満宮へ行こう。

といっても、去年も来てるし、小さい頃から何度も来てる場所。自分が受験の前にも行ったっけ。
 
梅が枝餅とか食べてるほど時間はないので、すぐに

境内美術館へ直行し、

仮殿が実現するまでの軌跡を、初展示となる図面や模型から追うことができます。
いろんなアイデアアプローチがあったんだなあ。

多分これが完成形に一番近いアイデア段階の模型。

ちゃんとプロフィールにムサビ図書館が入ってることを確認し、

「太宰府に行ってきましたよ」写真を一枚だけ撮って、いよいよ仕事へ。

福岡県立太宰府高等学校です。
福岡県で芸術科を持つ唯一の公立高校でもあり、ムサビとしても初訪問。

今だから言えますが去年のこの記事に書いてる「校門前の電柱が倒れてることが朝発見され、急遽休校になった。ガイダンスも中止」と連絡があったのが、太宰府高校さんだったんです。
なので「1年がかりの念願の」訪問でした。

美術専攻1,2年生にお話しさせてもらう時間をいただきました。
もちろん「竈門神社の授与所をデザインしたのはうちの先生なんだよ」とさっき知った情報を自慢げに語る。

熱心に聞いてくれて、持参した実技参考作品を見てもらったり、個別相談にのってたりしてたら16時に。
皆さんありがとうございました!!
 

終わってすぐに高速を走って、

いよいよ大分入り。
てなわけで、次回から大分ツアーシリーズに突入します!!
 
 
以上、大分に着いた瞬間に雨が降り出した手羽がお送りいたしました。
1人になるとこれだもんなあ。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。