【福岡大分ツアー1日目】九州高校と大橋美術研究所と福岡美術学院に行ってきた

2025年7月23日(水)

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7月22日(火)、手羽は朝1で

福岡空港!
福岡出身だけど帰省の時は北九州空港を使ってるから、福岡空港は仕事の時しか来ない空港だったりします。

というわけで、いよいよ始まりました!福岡・大分ツアー!!(ブラタモリ風に)
福岡に来た一番の理由は、本日7月23日に南近代ビル3階で13時から美大合同説明会「アート×デザイン×クリエイティブ進学フェア【福岡会場】」が開催されるからなんだけど、ついでに福岡と大分の予備校や高校を回ろう、と。
これまでで最長の出張期間なんで、はたしてどんな旅になるか。
 
集合時間まで少し時間があるので、

2025年3月に新須崎公園内にできた福岡市民ホールへ。
老朽化した福岡市民会館の後継施設として建てられました。
福岡はどんどん新しい建物ができていく。
 
時間になったので、ホテルでみんなと合流し、レンタカーでまず向かったのが

九州産業大学付属九州高等学校です。通称「九州高校」。
福岡から離れて時間がたってる人は「九州高校?」と思うはずで(手羽もそうだった)、旧名称は「九州産業大学付属高校」。個人的にはこっちの方がなじみがある(笑)
今はスポーツの強い高校でもあるんだけど、なんといっても

高校で「欽ちゃんの仮装大賞」に昔から参加していて、何度も入賞してて優勝経験もあるんです。すごっ。
造形芸術科があり、修学旅行でも東京4美大視察を毎年されてます。

カフェテリアなどが入る総合会館に造形芸術科があります。

フロアはこんな感じ。
美術部の活動も活発で、廊下のあちこちに作品が展示されてるんだけど、

特に立体造形力は高校生と思えないレベルで。
 
13時半から造形芸術科全学年と筑陽高校の生徒さんが参加されるムサビガイダンスで、最初はホールに集まっての全体説明会。
手羽がムサビ説明、そして各学科の説明を各教員が簡単に。今年の福岡メンバーはこの4人です。


  • 油絵学科油絵専攻の小尾先生


  • 油絵学科グラフィックアーツ専攻の元田先生


  • 視覚伝達デザイン学科の古堅先生


  • 工芸工業デザイン学科の田中先生


  • 手羽の全体説明

自分もこういう機会を使って先生がどういう説明をしてるか勉強するんだけど、先生も他学科がどういう学科か知れる貴重な場だったりします。生徒さん以上に先生方も真剣に聞いてました。
 
そのあとは生徒さんが描いたデッサンの講評会。

この日に向けて、生徒さんはムサビの2025年度実技入試のモチーフを使って描いてるんですね。

参考作品集を見ながらそっくりなモチーフを組んだそうで、ここまでやってる高校があるんだなあ・・。
 
ここからは各グループに分かれて。


  • 工デとグラフィックアーツは全体説明会をやったホールの中で


  • 田中先生は工デと空デをまとめて

油絵学科はデッサン室で、小尾先生と一緒に入った瞬間に「おおおお」と声が出ました。

天井の高い位置に大きな北窓が付いてたんです。
デッサンするには最高の光で、ここでデッサンができる幸せを生徒さんはわかっているかな(笑)


  • 視デはやっぱり人数が多い。

講評会の後に実技参考作品を見てもらってたりしてたら時間をオーバーしてしまい、急いで次の場所へ。

大橋美術研究所
2003年にできた美術予備校だから、福岡では新しい方に入る画塾さんですね。
道が混んでたのもあり、30分遅れの17時半に到着。大変お待たせしました・・。
 
着いてすぐに学科説明や作品講評タイム。

終了時間は19時。
 
本日はこれで業務終了で、あとは水炊きでも食べに行くか・・・てわけにはいかず、

福岡美術学院さんへ。
手羽が以前広報をやってた頃は「九州英数学舘美大受験科 別科 福岡美術研究所」という名前でしたが、2008年に今の場所に移転し「福岡美術学院」に名称変更されてます。
 
なんでこの時間から予備校ガイダンスをやってるかというと、東京4美大が福岡相談会に合わせて同じタイミングで予備校廻りをしてるから、福岡はムサビが幹事となって訪問時間を他美大さんと調整してるんです。
私たちも大変だけど、この写真見てください。

東京4美大のバックで、生徒さんは4校各1時間をぶっ通しで参加されてるんです。
ムサビの前は女子美さんが訪問されてて、19時半からの説明に残ってくれてること自体ありがたい。


  • 田中先生はタブレットでボールの描き方を教えてた

元田先生は熊本出身だけど、この福岡美術研究所に通ってたんだそう。まさに母校凱旋。

終わったのは21時。
「地方相談会に行く」っていうと「地方の美味しいものを食べられていいですね」と言われることがあるけど、かなりしっかり働いとるんです。。
さ、本日も頑張りまっせ!!


以上、福岡美術研究所には

元田先生が受験生時代に描いたジョルジョが残っていて、参考作品として今も生徒さんに紹介されてるんですって、の手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。