京都市立芸術大学移転オープニングセレモニーに行ってきた(河野さんが)その1 #京都芸大

2023年10月2日(月)

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10月1日(日)午前、

京都駅に到着。
観光客で混雑してて駅から出るのも一苦労。
 
京都へ何をしに来たかというと、美大業界ではこれしかありません。

京都市立芸術大学さんのキャンパス移転です!

美大愛好家としてずっと注目してて、最初に移転先を訪問したのが2018年。
【アートの力】崇仁新町とアートフェスティバル BORDER! も行ってきた



一番最近だと2023年2月。
【2023年10月に移転!】2022年度京都市立芸術大学作品展に行ってきた1
2月だとさすがに骨組みもできてましたね。

で、2023年10月1日にほぼ同じ場所から撮影したのがこちら。

じゃーーん!
ずっと追いかけてたから感慨深いっす。

というわけで、本日こちらで開催されるのが

京都市立芸術大学・京都市立美術工芸高等学校移転オープニングセレモニー!!


・・・・と自分が行ったかのように書いてますが、手羽は大学院の入試業務があったので行くことができず(涙)、代わりに式典に参加してもらった連携共創チームリーダーの河野さんにレポートしてもらうことにしました。
「ブログ用だから横位置で撮影してね」とお願いして。

以降は河野さんが撮影した写真から勝手に推測してレポートをお送りいたします。
(場所とか違ってたらすいません)


  • 芸大通り


  • お花もいっぱい。

ムサビと京都芸大さんは2校が芸術系大学コンソーシアムの副会長校という関係なので、お呼びいただいた、と。


  • おっ、こっちにもお花が。


  • 瓜芸さんからもお花が届いてる


  • セレモニーはA棟の

堀場信吉記念ホールで執り行われます。
ちなみに堀場信吉さんとは、京都市立芸術大学音楽学部の前身・京都市立音楽短期大学の学長を1952年の開学以来4期13年務められた方です。


  • さすがにメディアもたくさん来てますな

河野さんの報告によると、客員教授を務める三笠宮彬子様もご参加されていたので式典中の写真はNGでしたが、主催者挨拶は京都市長と赤松学長がされ、来賓は京都府知事、文化庁審議官、移転要望書を出した元学長の建畠晢先生、前学長の鷲田清一先生、建築家の乾久美子さん。
最後の鷲田清一先生の挨拶が圧倒的だったそう。

そしていよいよテープカットの瞬間。
門川市長の姿も。

移転おめでとうございます!!


  • 地元の子どもたちが崇仁地区に伝わるお囃子を披露。

取材を受ける赤松学長と門川市長。
 
さ。式典も終わったしあちこち潜入してもらいましょ。
河野さんに「あそことあそことあそこを撮ってきてよ」とお願いしてたのだけど、

公開されてるエリアが限定されていて、

「セキュリティがガチガチで行けねえっす」と返事がきた。
もちろん開校前ってのもあるけど、「社会に開かれた大学」といっても、こんな駅近・繁華街近なのに完全開放型のキャンパスにしちゃうと「いろんな人」が入ってきちゃいますからね。
自由に入れるところと入れないところを作るのは当然で、「どこまで社会に開放するか」が都心型キャンパスの難しいところ。
 
無理せず入場OKのところだけ見てもらうことに。


  • こちらはC棟。


  • 建物の関係はこんな感じ


  • 外からは全くわからなかったけど7階建てなんだな。しかも最上階が油画。

1階には京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA。「アクア」と読みます。
京都堀川音楽高校敷地内のギャラリー棟にあったものを移転してきたんですね。

移転最初の展覧会は学長室壁画引越しプロジェクト(第2期)「still moving final: うつしのまなざし」展

旧学長室にあったフレスコ画を移転させるプロジェクトで、

こんな感じで運んだそう。


  • うほ。べニアだ。

 
3階に上がります。


  • サイン計画はどなたが担当されたんだろう。わかりやすい


  • カフェ・コモンズ。外の人も使えるカフェかな?

伊藤記念図書館(附属図書館)
伊藤謙介氏から附属図書館の整備・図書資料等の充実のために多額の寄付をいただいたことから冠がついたとのこと。

 
6階へ。

博士課程の学生さんが占有できる個人実習室かな。
 
やはり6階にあるのが、

アートスペース「K.Kaneshiro」
京都駅全面移転に際し、多大な貢献をいただいた金城一守氏の「学生の役に立ちたい」という思いから、このアートスペースが作られたそう。

記念すべき第一回展覧会は、金城コレクションからの企画展「骨董のある生活」

ここも6階。天井が高い。

いい景色。
 
以上、このあたりで河野さんから「もうスーツ脱ぎたいっす(東京に帰りたい)」とメッセージが来たけど、丸無視して「アレとアレも気になってるからよろしく」とパワハラ発動したせいで、まだまだ写真がある手羽がお送りいたしました。
 
というわけで、まさかの続くっ!!

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。