九州旅シリーズをお送りしています。
前回までの話はこちら。
■【リリーとリリーフランキー】大分県立芸術緑丘高校に行ってきた
■【高校にCI同好会！】熊本県立第2高校と熊本高校に行ってきた
■【6年ぶりの九ゼミ】熊本県立大津高校と九州美術ゼミナールに行ってきた
■【清島アパートも】別府で塩田千春展「巡る記憶」を見てきた

大分・熊本旅シリーズもこれで最終回！


9月9日、朝8時にホテルを出発し向かったのは

大観峰！！
　

ここに来るたびに「火口の中にこんなに人が住んでるだなあ」と思っちゃいます。
動画も撮ってきました。

この壮大な景色は写真や動画じゃなかなか伝わらないけども。　
　

　
そして次は、

阿蘇神社へ。

そうそう。
今回の旅は日産ノート e-POWERをレンタカーして、実技参考作品を後ろに載せてあちこちを回ったんですが、e-noteって乗り始めはあのエンジンブレーキがかかる感覚に抵抗があったけど、慣れるとほんと楽ですね。
というのも大観峰を下る時、全くブレーキを踏まなかったんですよ。
東京に帰って久しぶりに自分の車に乗ったら、ついブレーキ踏むのを忘れてしまったくらいです（実話）


話を戻して。
阿蘇神社は6年前の2016年にも訪問していて、

その時はまだこんな状態でした。
たくさんお賽銭いれたっけ。

そして今はっていうと、

拝殿は令和3年6月に修復完了！

復旧までの動画が公開されています。よくこんなに全部撮影してたもんだ。


ちなみにこれらの復興支援動画はグッドデザイン賞を受賞しています。
■阿蘇神社復興支援 [動画による熊本地震復興支援] | 受賞対象一覧 | Good Design Award
「この動画がグッドデザイン」というわけじゃなく、プロの映像クリエイターがボランティアで動画を撮影・配信することで、Youtube広告収入を全額被災地に寄付する「仕組み」がグッドデザイン、というわけですね。

仮設はきれいに撤去されてました。
こちらの阿蘇神社災害復旧現況図を見ると、残るは楼門だけ。またそのころに来ます！


そして車を1時間半ぐらい走らせて熊本城方面へ。

上記写真も6年前に撮影したもの。
やはり熊本城がどれくらい復旧したのか気になるところで。

たまたま人が少ないタイミングで撮ってしまいましたが、修学旅行生を始め観光客が沢山きてました。

熊本城も気になるところだけど、見ておきたいものがもう一つあって、それは

熊本城特別見学通路です。
熊本城の復旧工事は約20年かかると言われてますが、「見せる復興」をテーマに作られた空中歩廊。
「20年かかるなら空中に通路作って工事過程を全部見せちゃえばいいじゃん」という柔らかい発想もすごいし、たったそれらを4年でやってしまう行動力、特別史跡の厳しい条件をクリアするきっちりした仕事力もほんとにすごい。
ちなみにこちらもグッドデザイン賞を受賞しています。
■建築 [熊本城特別見学通路] | 受賞対象一覧 | Good Design Award
こういう時にグッドデザインは便利（笑）

特別見学通路をテクテク歩いてようやく到着。

熊本城！！
いやー、かっこいいなあ。ザ・天守閣って感じ。

ここまでの道のりも動画にしてみました。

天守閣も入れるようになっていて、令和3年4月から全面リニューアルされた展示が公開されました！

あ、なぜタイトルに「おかえり！」と書いてるかというと、こういう動画があるんです。

城内にも「おかえり」と書かれた色紙が沢山ありました。
「ただいま」ではなく、迎え入れる「おかえり」って言葉はいいですね。
その色紙を見てから、熊本城を歩いてる時、頭の中をミスチルの「彩り」がずっと回ってました。
　

　
てなわけで、6年ぶりの熊本訪問レポートは以上となります。

熊本は今後もちょいちょい訪問することになりそうですね。
ムサビと熊本高校が高大連携してるってのもありますが、実は今週末にこんなイベントが天草であるんです。
■【9/18】ノサリバ vol.13 あの水平線の上に立てるか？　武蔵野美術大学長　長澤忠徳氏 / 天草市

◆日時：９月18日（日）午前10時～11時30分
◆場所：天草宝島国際交流会館ポルト　多目的ホール
◆定員：100人（オンラインによる視聴も可）
◆申込方法：この申込サイトより。
◆申込期限：９月15日（木）正午まで※会場での参加は定員に達ししだい申込終了

学長とCIの若杉先生、社会連携チームが手羽と入れ違いで今週末熊本入りすることになってて、「手羽さんも熊本に一週間滞在したら？」と言われたけど、そこまで暇じゃない（笑）


以上、私からも

おかえり！の手羽がお送りいたしました。