【清島アパートも】別府で塩田千春展「巡る記憶」を見てきた

2022年9月12日(月)

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九州旅シリーズをお送りしています。
前回までの話はこちら。
【リリーとリリーフランキー】大分県立芸術緑丘高校に行ってきた
【高校にCI同好会!】熊本県立第2高校と熊本高校に行ってきた
【6年ぶりの九ゼミ】熊本県立大津高校と九州美術ゼミナールに行ってきた


説明会以外の話をまとめていきます。

9月8日。
県立芸術緑丘高校での説明会は無事に終了。
この日は説明会が1校だけなので別府のホテルに荷物を降ろして、商店街へ繰り出す。

このタイミングで別府にいるんだから、そりゃあーた、あそこに行くしかないっしょ!

商店街から一歩外れて、いわゆるスナック街にそこはありました。

新中華園ビル。

廃業した中華屋さんが会場で、そこで行われているのが、
塩田千春展 巡る記憶

会期:2022年8月5日~10月16日
会場:大分県別府市中心市街地(草本ビル2・3階BEP.Lab、新中華園ビル)
開館時間:11:00~18:00 ※入場は17:30まで
休館日:火水 
料金:無料


狙ってそうなったのか、コロナの関係で会期が変更になってしまったりもしたのか、今年は塩田千春さんの展示が同時期にあちこちで行われてますね。
手羽もつい最近、あいち2022で見てきたところです。
国際芸術祭「あいち2022」に行ってきた【その2】


  • 中華屋にあった備品がそのまま使われていて、これなんて典型例ですね。食品サンプル。

 
次に向かったのが、

BEP.Lab。
もともとは砂糖や小麦粉などを扱う食品卸問屋「草本商店」の建物で、従業員の部屋として使っていた2,3階の和室が展示空間になってました。


  • 水が常に滴り落ちて池ができてる。モチーフは温泉なのかな?

展示会場はこの2つだけなのだけど、もう少し。

サテライト会場のplatform05

スタッフの方に聞いたところ、platform05は昔からの長屋をリノベーションしたアートスペースで、海外の方のアーティストインレジデンスとして利用したりしてるそう。

塩田千春さんの過去の図録や第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展での制作風景動画を見ることができます。
制作風景ではないけど、こういう作品↓。

すぐ横の、やはり長屋をリノベーションしたミュージアムショップ「SELECT BEPPU」では、塩田展絡みのグッズ以外に大分・別府に関係する商品を購入できます。

2階は展示空間になっていて、

マイケル・リンさんが2009年にふすまに描いた作品を見ることができるんですよ。塩田展含め、全部無料ってところがほんとありがたい。

ここまで来たら、昔から見たかったあそこにもいかないとな・・。

清島アパート

戦後すぐに建てられた3棟22 室からなる元下宿アパートで、NPO法人BEPPU PROJECTがアーティストの活動支援の一環として運営しています。例えるならアーティスト版のトキワ荘。
前から気になってた場所なんすよ。

現在は6名の作家が住んでいて、その一人にムサビ油絵学科卒の野口竜平さんがいます。
事前予約しないと中には入れないので外から見るだけでしたが、手羽は満足。


次は熊本へ!
続く!!


以上、

関サバ・関アジがおいしすぎて、自分でも意外過ぎるぐらいの大きな声で「うまいなああ」とついつぶやいてしまい、カウンターの隣に座ってたおっちゃんに「え?」って顔で見られた手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。