名古屋旅シリーズをお送りしています。
これまでの話はこちら。
■移転したばかりの名古屋造形大学の新キャンパスに行ってきた【その1】
■移転したばかりの名古屋造形大学の新キャンパスに行ってきた【その2】
■移転したばかりの名古屋造形大学の新キャンパスに行ってきた【その3】
■【STILL ALIVE】国際芸術祭「あいち2022」に行ってきた【その1】
そうそう。名古屋といえば、
ロータリーにあるオブジェ「飛翔」は、リニア開通に伴う駅前再開発で撤去されるの知ってました?
7月から解体作業が始まったばかりで、
こうなるんですって。びっくり。
では、あいち2022に話を戻しましょ。
レンタカーして一宮方面へ。
旧名古屋銀行一宮支店の建物を改装したオリナス一宮。
そしてさらに5分ぐらい車で移動して、
こちらの建物へ。
ここは、
旧一宮市立中央看護学校。
2021年3月に閉校した市立の看護学校が会場になってるんです。
カーテンやベットなどがそのままの状態で残っていました。
次に旧一宮市立中央看護学校に隣接してる一宮市スケート場へ。
隣接というか建物自体は旧中央看護学校と一体化しています。
中野友加里さんが小さい頃に練習した歴史あるスケートリンクですが、氷の冷却装置にフロンガスを使っていて、それを改修したら三億円以上かかることがわかったため、こちらも2022年3月に閉館。
ちなみに専門学校とスケート場の跡地活用については未定とのこと。
さらに20分ぐらい車を飛ばして向かったのが、
一宮は毛織物産業が有名で、採光のための「のこぎり屋根」(考え方としてはムサビ4号館と同じですね)の工場が多い時には8000棟以上あったそう。
でも工場閉鎖などの影響を受けて「のこぎり屋根工場」はどんどん減っており、「どうしてあげたらいいのかなぁ」を自分事として捉えて、ギャラリー&貸アトリエとして再利用したのがこの「のこぎり二」です。
という説明を聞くと、ここで展示する人は今はこの人しか思いつきません。
塩田千春「糸をたどって」。
「しかし、よくやったなああ。設営にどれくらい時間がかかったんだろう・・」と思いながらボーとしてると、「あれ?手羽さん?!」と聞きなれた声が。
なんと、元デザイン・ラウンジスタッフで、現在タマビTUBの加倉井さんがそこにいました。
え?え?なんでこんなところにいるの?!?!
仕事で昨日名古屋入りしてたそうで、東京へ帰る前に立ち寄ったとのこと。
加倉井さんとは東京じゃほとんど会わないのに、7月には高松でばったり(?)会ってるし、この夏は地方で2回会ってる。こんな偶然ってあるんだなあ・・。
でもまるで人妻と日本あちこちに不倫旅行してるみたいじゃん。
こんな写真、絶対に奥さんに見せられない・・。
アートでおなか一杯になったところで帰路へ。
帰りの新幹線は初めてS work席を使ったけど、これがよかった。
リモートワークすることが前提だから多少のオンライン会話音やキーボードのカチャカチャ音がOKだったり、Free Wi-Fiの速度は他車両の約2倍とかメリットはいろいろあります。
でも電源がある席(窓側席)しか予約できないから、個人的にはそれらよりも「隣席に人がこない」ことが最大のメリットかも。それでいて料金は同じ。
今度もS work席使おうっと♪
以上、
ちょうど名古屋では世界コスプレサミットをやってて、オアシス21周りはレイヤーさんとそれを撮影する人で埋め尽くされてたんだけど、
「こっちの方がお金がまわってる感がするし、現代アートとしてのパワーが強い気がする・・」と思ってしまった手羽がお送りいたしました。
これにて名古屋旅シリーズ終了!
今回は自腹旅行だったけど(これも奥さんに言えない・・)、瓜芸の吉田さんも書いてますが、リアルなインプットと情報整理を時々やっていなかいとダメなんですよね。ブログ書くためにでかけてるのか、インプットのためにブログを書いてるのかわかんなくなってきたけども。
おっと、しりとりブログのお題は「コスプレ」で。
明日クリクリ!をアップしたら、お盆休みに入ります。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。