5月19日(木)午前は、小平市役所での小平グリーンロード推進協議会総会に出席しました。
まず、このMAPをご覧ください。
ムサビのすぐ横を流れる玉川上水と狭山・境緑道 、野火止用水、小金井公園を結ぶ緑道があるんです。この小平市を一周する全長21kmの道を「小平グリーンロード」と呼んでいて、ボランティアでグリーンロードを育成、保護、活用させようというのが協議会の趣旨。
斎藤素巌・彫刻の小径(小平駅・花小金井駅間の小平グリーンロード狭山・境緑道)のブロンズ像の保守、点検、清掃などの協力をムサビがやってることもあり、昨日は理事として手羽が出席した、と。
小平市が平成25年に「小平市観光まちづくり振興プラン」を策定し、今年6月に民間主導の「観光まちづくり協会」を設立するそうで、かなり目的がかぶる協会との関係をどうするか?という話。聞いてる限りだと、関野先生がやってる地球永住計画はグリーンロード協議会との相性がいいんじゃないかと。
ちなみにこの協議会のロゴマークはムサビ生がデザインしたものです。
で、夕方は大学でミッドタウンサマーキッズワークショップの2次プレゼン審査会!
この説明会で募集スタートし、書類審査で4チームに絞られ(たくさんの応募ありがとうございました!)、4チームにはブラッシュアップをお願いし、いよいよ昨日が2次最終プレゼンだったと。
ミッドタウンマネジメントさんも審査員として参加してもらいました。
今までと少し違うのは、全チームにどういう作業を子どもにやってもらうのか実際にやってもらったことですね。
紙の企画書ベースと実際にやるのとでは全然違って、どこが良く、どこが問題点になるのか明確になる。「思ってたよりワクワク感がない」とか「意外と楽しい」とか。
いつもこの2次審査で感じるのだけど、ミッドタウンマネジメントさんは、ミッドタウンアワードもそうだし「完成した企画を求める」というより「一緒に完成・成長しましょう」という意識で審査していただいてます。
2次プレゼン終了後の選考会でも、単なる「良い・悪い」の講評ではなく、「どこをどうすればもっと面白くなりそうか」と期待性・将来性、学生さんたちにワークショップをやることでどういう学びを提供できるのか、そういう視点で審査されてるのがいつもありがたく。私達も勉強になっています。
でも、毎年言われるのはムサビ生の優秀さですね。
短い期間で企画をブラッシュアップし、このレベルのプレゼンまで持っていく能力は、ムサビにいるとわからないんだけど、外から見ると「学生がここまでできるのか・・」と毎回驚かれます。
あ、プレゼンといえば、小平市にある6大学対抗プレゼン大会が5月22日(日)にありますんで、ぜひムサビ生の優秀さを見に来てください(笑)
詳しくはこちらを。
■【小平市を7つの視点で考える】まちで楽しむ4は大学対抗プレゼン大会と市民とのディスカッション!
2次プレゼンの結果は本日デザイン・ラウンジのサイトで発表されます。ドキドキしてお待ちください。
今日といえば、恒例となった東京工業大学との合同ワークショップの募集案内がライブキャンパスで流れるはずです。去年がどんな感じだったかはこちらを参考にしてね。
■東工大×ムサビ合同ワークショップ「コンセプト・デザイニング」スタート!
「合同でクオリティの高いものを作ろう」ではなく、「異分野どうしが協力することで何が生まれるか」「素数が大好きな人達とどう思考が違うのか」など異分野コミュニケーションが目的でもあるので、3年生以上であればどの学科でも参加OKです。
東工大さんと公式にワークショップをやってる芸術系大学はムサビだけだから、貴重な体験をぜひ!
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。