農業系美大生の新年会と「生活を見直す」春休み

山形の美大にて畑を耕す私たちですが、大雪のふる冬はやすみがち。一月下旬におこなった放課後農芸的新年会の様子をお届けします!

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本当に今更なのですが

あけましておめでとうございます!!


前回の記事から時間が空いてしまったので放課後農芸の活動をダイジェストでお送りしつつ
一月下旬に行った放課後農芸的新年会の様子をお届けします!

<これまでの活動はこちらの記事でチェック>
美大×農業!?私たちが畑を耕す意味とは?
毎週美味しい採れたて夏野菜の畑ごはん会!放課後農芸夏休みを振り返る
東北芸工の学園祭、放課後農芸は収穫したばかりのさつまいもで勝負!


11月
「冬の暮らしのショールーム」と名打って展示を行いました。こんなかんじ。

12月
味噌づくりのためののしこみ
棒でたたいて豆をとります。12月の体育館はとても寒い。

1月
そして年があけまして新年会!
放課後農芸としてはできるだけ自分たちの手でなんでもつくりたい。
ということでまずお餅をつきます。


  • 杵にはいったひびをお米でうめてなんとかするという発想は放課後農芸ならではかもしれませんね。

そして「各自がおめでたい意味合いをこめて創作でもいいので一品もってくること」との連絡にそっておもいおもいに料理を持ち寄ります。

ずらっとテーブルにお料理がならびます。

白菜の葉が重なっていることから「厚み」という意味を持たせたり、生命力と跳躍の意味をこめてイナゴの佃煮をもってくる人も・・・


ぺったんぺったんついた、できたてのお餅をずんだや納豆餅、みたらしにしていただきます!

そしてひとりひとりのもちよった料理の紹介とともに新年の目標を書き初めにして発表しました。

さまざまな目標が並びますね。
「コンビニに行かない!」という新年の抱負の意味をきいてみると、昨年はなんとなくでコンビニに入って散財することが多かったそう。意味のない消費活動を改めることが今年の目標だそうです。
そして実際コンビニを選択肢からはずして生活してみると、食事の献立に計画的になって、簡単に間に合わせることがなくなり、すこしずつ生活が改まってきているそうです。

課題におわれない春休みに、身近なところから生活をみなおしてみては?



東北芸術工科大学では2月14日まで卒業/終了制作展を開催しています。もしお時間があればぜひいらしてくださいね。
東北芸術工科大学卒業/修了研究・制作展


美術科卒業・修了展【東京展】は2月23日-28日開催です。

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GROUP WRITER

放課後農芸 / houkagonougei

食べることは、生きること。 生きるためには、つくること。 食と農を通して、食べる喜び、 つくる喜び、元気になる喜びを分かち合いたい。 「なぜ」「どうして」の「?」が生まれたら、 それがはじめの一歩。 みんなで考えることから始まります。