carrotappliqueの先週サブカル瓦版(10月12日〜19日)

こんにちは、初めまして。carrotapplique(読み方はきゃろっとあっぷりけ)と言います。今は多摩美術大学のグラフィックデザイン学科の2年生です。PARTNERには1年生の6月から入っていて、PARTNERマガジンの35・36号では編集長をしました。今はマガジン制作を卒業して、イベント班として活動を行っています。以前からPARTNER WEBで何か書かないとと思っていたのですが、なかなか時間が取れず、やっとこさ重い腰を上げて記事を書き始めた次第です。

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僕の書く記事のテーマはズバリ『サブカル』です。音楽だったり、アニメだったり、テレビや漫画、演劇に様々なコンテンツが止めどなく生まれる現代社会、美大生に刺激を与える事が出来るかな?って記事を僕の独断と偏見で、ニュースサイト(ナタリ=やらCINRAやらいろいろ)から出来るだけ美術やデザインのお話に寄せながら、この記事を書いていければと思います。ひとまず初めてみましょう。まず第一回目は10/12~10/19の気になった記事を紹介します!



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タマビ80周年式典に行ってきた
https://partner-web.jp/article/?id=465
https://partner-web.jp/article/?id=466

いきなりPARTNER WEBからの引用になるのですが、僕の通ってる多摩美術大学が10月10日に創立80周年を迎えましたー。わー、ぱちぱち!!これはめでたい。まだ大学2年生なので、多摩美の歴史に2年間しか関われてないのですが、それでも自分の学校の記念日はとても嬉しい。詳しい内容は手羽イチロウさんの記事がすごいよく分かると思うのですが、僕は竹中直人さんと宮沢章夫さんの公演を聞いてきました。お二人は大学の映像研究会で知り合い、大竹まことやいとうせいこうらと1985~1989年までラジカル・ガジベリビンバ・システムというコントグループを組んでいました。講演会のタイトルが、『特別対談ーあの時代、そしてー』だったので、コント時代のお話が聞けるかと思ったら、まるまる90分、多摩美在学時の思い出を楽しくお話しされて終わりました。でも観ていた人たち大爆笑で楽しい特別対談でした。それでも80周年記念クレパスが配られたり、アートテークという建物が建ったりしていますので(2階で竹尾ポスターコレクションの展示が行われています)、ぜひ多摩美に来る機会があったら(11月1日~11月3日は芸祭があります!!)アートテークにお立ち寄りください。


X JAPAN hide ホログラフィックライブチケット一般発売開始
X JAPANのhide (もう亡くなっています)初のホログラフィックライブの本公演チケットの販売がが10/17の12:00~スタートしたそうです。日本のホログラフィックで有名なのはやっぱりPerfumeかなぁと感じています。(KIRIN 氷結とコラボして[「Hurly Burly」など披露)でも本物のライブじゃないのに5000円かかるってやばいなぁ。


「あさきゆめみし」「風の谷のナウシカ」 「これも学習マンガだ!」100選、日本財団が発表
漫画が悪所として追放されていた時代があったと思うと、漫画もここまで広くたくさんの人に親しまれ、マンガが学習にも有効だと認知されるのは何だか嬉しいです。商業誌などで掲載され単行本化されたものから100選してるこの企画。漫画家を目指していた中学の頃の僕にとってのバイブルだった藤子不二雄Aの『まんが道』はとてもおすすめです。


NASAがアポロ計画で撮影した8400枚の写真を公開!鳥肌が立つ光景がそこに
とても美しい宇宙の写真が多く観る事が出来ます。人間が宇宙に到達した、そして今もしていることは本当にすごい事だなと感じます。


tofubeatsがつくった「未来のTOKYOのための音楽」とは?
10月13日に開催された「WIRED CITY 2015」において、「未来のTOKYOのための音楽」を書き下ろしたtofubeatsと「WIRED」若林編集長の対談、そしてその時の音源が公開されています。記事の中にも書かれていますが、tofubeatsが作ったサウンドはとても静かな音楽でした。僕はこれを聴いたとき、これが東京や東京で生活する者にとって未来の幸せを表現するものではないのではないか?と感じました。tofubeats「水星」のイントロが僕にはなんだかとても悲しく感じるのと同じ感覚を覚えます。みなさんはこの音源どのように感じますか?


自主制作マンガ誌「ユースカ」トークイベントに谷口菜津子、error403ら
『ユースカ』は自主制作のマンガ誌で現在第4号まで発刊されています(僕も好き)。その中でも特に人気の高い谷口奈津子、BRIDGE SHIP HOUSE、error403の3人の漫画家が11月1日に渋谷PARCOでトークショーをするそうです。BRIDGE SHIP HOUSEさんは個展「I CAN’T COPE」も観に行って独自の世界観に感動しました、興味のある方はぜひ!


江口寿史のイラスト論にTwitterで反響呼んだ「5分スケッチ」から迫る新書
先日行われた個展「江口寿史展 KING OF POP」に行き、生原稿などを堪能してきたのですが、その会場内で、抽選で選ばれたお客さんを5分間でスケッチしていく企画が行われていました。その内容などが新書になって発刊されるようです。会場で観ていて何でこんなに描けるんだ!?と驚いたのですが、その技が盗めるのであれば、ぜひとも購入したい!図版も多く掲載されるようです。


趣里と蒼波純が自身の「女」と格闘、根本宗子×おとぎ話の舞台
僕の初めて観た演劇が大森靖子×根本宗子の「夏果て 幸せの果て」で、すごく良かったのですが、根本宗子さんのコラボ演劇企画第2弾が発表になりました。主演は趣里と蒼波純、音楽をおとぎ話というバンドが担当するとのこと、今、大、大、大注目の根本さん!今度行われる劇場公演『今、出来る、精一杯。』と『超、今、出来る、精一杯。』も観に行くので、そのとき詳しく書きます!


2050年、トヨタはガソリン車をほぼ「全廃」する
今、ガソリンで走っている車が、なくなるってすごいことですよね。以前マツコ・デラックス出演の『夜の巷を徘徊する』3時間スペシャルでトヨタが開発した水素で走る車『MIRAI』が紹介されていてこれはすごい時代になったなぁと、ガソリン車が全廃・・・ほぇーーって感じです。時代の進歩を痛感します。頑張れ、トヨタ自動車!!


中村佑介によるイラストの教科書『みんなのイラスト教室』
イラストレーターの中村佑介がよくTwitterでよくフォロワーからの質問に答えていて、その内容がtogetterなど、ネット上でまとめられていたのですが、それがいよいよ書籍化されるという事です。中村さんのわかりやすい説明にこの本で酔いしれたい。


『情熱大陸』でサカナ山口一郎に密着、バイノーラル音源も放送
9月30日に行われた「2016年春夏パリコレクション」のサウンドディレクションを担当、映画『バクマン。』の劇中音楽の制作など、今バッリバリに活動してる山口一郎がいよいよ情熱大陸で特集されます、嬉しい。今週10/23にはテレビ朝日「ミュージックステーション」で「新宝島」も披露するのでお見逃しなく!! パリコレの生配信を観ていたのですが、バイノーラル音源すごかった!


大友良英がEテレに4週連続出演、福島とベトナムで「アンサンブルのチカラ」教える
朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の音楽を担当した大友良英さんの特集がEテレで放送されます。実はノイズミュージックをやっていた大友さん(僕の大学の授業内でも紹介されたりしました)、日本のみならず、海外でも多くのライブを行ってるすごい方で、様々な音楽活動を現在も積極的に行っています。これは是非みたいなぁと。


プラットフォームが支配する時代の「ヌードなき『PLAYBOY』」
これもびっくりした、『PLAY BOY』がヌードを掲載しなくなるの!? プレイボーイ感はどういうところで出していくんでしょうね。記事とかかな? そして日本の『プレイボーイ』どうなるのかな? 結構政治とかエンタメの記事などまんべんなく取り扱ってて毎週読むのが面白いんです。

ってな感じで、一週間で解禁になった面白いニュース・記事から美大生に刺激が起こせそうなものを僕がピックアップする、そんな記事内容です。では最後にちょっとこの話。



映画『バクマン。』を観てきました!!

とっても面白かったんだと思います! っていうのも僕はもう原作第一話が少年ジャンプに掲載された時からこのマンガが大好きで、昭和漫画好きの僕が唯一毎週『少年ジャンプ』を読んで、単行本もきちんと集めた作品なので、もうなんか熱が入りすぎて、冷静な気持ちで観れてないのですが、すごく良かった。

真城と高木は佐藤君と神木君、逆じゃなかったーー!とか、亜豆美保のあの台詞があんなことにーー!!とか中井さん相変わらずきたねぇwとか、いろいろ思う事はあるのですが、大変内容の濃い素晴らしい2時間が味わえると思います。

美大生なのでやっぱり背景の小道具とかに目がいってしまうのですが、『モテキ』のときも思ったけれど、大根監督は美術への力の入れ具合がすごくて、二人の仕事場やジャンプ編集部など本当に実在するかのようなリアルさで再現されていたり、それから地味な執筆シーンをプロジェクションマッピングを用いて撮影したシーンもヤバい、かっこいい!! ってなりました。個人的には真城・高木コンビと新妻エイジがペンをもって戦う戦闘シーンもとても迫力があって好きでした。そしてもう一つすごいのが、原作者の小畑健がこの映画のために書き下ろしたマンガカットの数々、原作のマンガではちょこっとしか読めなかったのに、映画ではさらにこんなに多くのシーンが実際に観れるなんて原作ファンも感動なのです。(この書き下ろしカットはまとまって本になってるみたいです。【http://natalie.mu/eiga/news/161686】)そしてそして、本編が終わっても絶対に席を立たないでくださいね! 大根監督はエンディングロールまで絶対に観なきゃいけない監督です。ここにも大きな仕掛けがあります!


という事で、映画『バクマン。』おすすめです!!

と宇多丸さんの決め台詞をかましたところで、今週の記事の内容は終了です。一週間何を紹介しようかとURLを集めて集めて、ここに紹介したのは1/3程度なのですが、この文字量…多い。書きすぎてしまうので、文字量を減らせるように努力していきたいと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。次回へ続く!

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STUDENT WRITER

carrotapplique / (

グラフィックデザインを勉強している坂口和巳です。carrotappliqueはペンネームです。PARTNERにはマガジンやイベントで関わってます。みんなとサブカルのお話がしたいのと夢眠ねむさんにインタビューしたいです。楽しい事をたくさん起こせるように魔法をがしがし使っていきますのでよろしくお願いします。