タマビ80周年式典に行ってきた その2

恐らく、タマビ関係者以外でタマビのいいところと悪いところを一番言える自信がある手羽です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2015年10月10日に行われた多摩美術大学80周年記念式典のレポートをお送りしています。
昨日までの話はこちら↓
タマビ80周年式典に行ってきた その1


=====

さっきまで校友会のキャンパスツアーをやってた米山さんと合流し、学長たちとはここで別れる。
「手羽さん、TAUホール見ていきなよ」と誘われ、行ってみることに。

TAUホールではホームカミングデーをやってまして、固めな祝賀会とは違って、こちらは和やかな雰囲気。

理事長、学長、校友会達による鏡開きで始まり、

2005年にジャンベ民族楽器部のメンバーから生まれた無国籍変態楽団「タンドリンマ」によるパフォーマンス。
ムサビだとこの役はとりじんあんさんぶるになるのかな?


それにしても、

ここにいる人全員タマビ卒業生で、ムサビOBは手羽1人だけってことにふと気が付いて、命の危険を感じましたね。
いくら昔より両大学が仲良くなったといっても、「はあ?ムサビ?なんでムサビの人間がここにおるんじゃ!!おい、みんな!ここにムサビのスパイがいるぞ!!!」と周りを囲まれてボコボコにされる・・かもしれないので、ムサビオーラを隠し、「お、おれはタマビ。精神的にはタマビの人間だ」と心の中で念じてました。

ところで鏡開きの写真の左隅に見切れてたこのマークに気が付きました?

多摩帝国美術学校時代に掲げられたエンブレムの復刻版で、TTBとはもちろん「Tama Teikoku Biyutsu」。
筆が描かれてたり美術学校らしいマークですね。
以前作って倉庫に眠ってたものを引っ張り出したそうです。次登場するのは90周年の時かな?


ムサビOBには居心地の悪い空間を脱出して(笑)、各学科棟の展示を見て回ることに。


  • プロダクトデザイン


  • 工芸学科


  • 芸術学科


  • 絵画学科

ぼちぼちと竹中直人さん+宮沢章夫さんの記念対談の時間なので、レクチャーホールに向かう。
 

けど、もう行列ができてた・・・。
トイレから出てくる竹中直人さんとはすれ違ったし、今日はタマビOB、在学生優先の日だからあきらめよう・・・。


「あ、そうだ。今ならまだあそこに間に合うな」と思い出し、ある場所へ向かいました。

サンリオピューロランド!!
たまたま10月10日は「こすぷれふぇすた」だったらしく、コスプレヤーの皆さんがピューロランドの前でわんさか撮影してました。
(サイトの「インフォメーション」の綴りが違うなあ・・・)


・・・って、んなわけないっすね。
もちろん本当の目的はこっちです。

 
はい、ここです。
・・・え?ここじゃわからない?
 

多摩美術大学美術館!!

1990年に建築された「東京国際美術館」(確か東芝さん)が売りに出て、2000年にタマビさんが買い取ってできた美術館です。
昨年度までは八王子キャンパスと美術館を結ぶスクールバスが出てたんだけど4月から廃止になりまして。学生さんはバスにのって美術館に行こうとは思いませんよね。ムサビは学内に美術館があっても行かない学生さんがいるぐらいですから・・。
でもこの日は特別だったのか無料でタマビから直接行くことができて、すんごく助かりました。

そして多摩センター駅から帰路に。
準特急に乗ったら今まで調布の次は明大前だったんですよ。
でもダイヤ改正で千歳烏山駅で停車してくれるようになったから、手羽的にはすごく便利になってた。京王線さん、昨日は「こんな小さな駅に止まらなくても」といったけど訂正します。ありがとうございます(笑)


80周年式典レポートはこんなところで、いただいた引き出物をご紹介。

こちらが今回作られた「多摩美術大学の80年 年表1935-2015」。
「年史」ではなく「年表」にしたんですね。

ただ、年表といっても「タマビ年表」より「社会の年表」の方がボリュームがあるような・・・ここには触れない方がいいのかな・・・。

ちなみに大学史業界では「100年史を作るには10年前から取り組まないと間に合わない」と言われてまして、ムサビはそろそろ前準備に入ろうとしてるところです。

タマビ印のタンブラー
ムサビだったら・・・いや、手羽だったら「TAUンブラー」という名称にしちゃうはず(笑)

こちらはありがたく職場で普段使いさせてもらいます(タマビカップも普通に普段使いしてます)

 
クロッキー帳
80周年マークはシールだから、来年も使えますね。
 

クレパス

おっと、これは説明が必要ですな。
サクラクレパスさんとタマビプロダクトデザインが「クレパスの新たな価値の創造」というテーマのもとに産学共同研究で作った新しいコンセプトの商品です。名前は「cray-pas COLO
サクラクレパスさんが描画材料クレパスを出して今年が90周年なので、80周年のタマビと記念コラボということですね。

この「クレパスを積み木のようにして遊べる」って、ありそうでなかった商品かも。
幾何学的な形が創作意欲をかりたてます。
よし、手羽も何か作ってみるか。
 
 
 
  
 

・・・・よし、できた。

 
 
・・・この話題に全くふれないのもなんか他人行儀すぎるのかな、と・・・・。


き、気を取り直して!

光り輝く80周年ロゴバッチもいただきました!

以上、タマビ80周年バッチをつけてご満悦な手羽がお送りいたしました。
次は来年の東京造形大学50周年式典でお会いしましょう!(もう呼ばれるつもりでいる)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。