【東京造形大50周年オープニング】美大ニュースまとめ20161029

ここ数日は記事を書く順番を毎日悩んでる手羽です。今日はこんなやり方で。

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恒例となった美大ニュースまとめ。
前回10月13日以降、手羽が気になった美大の話題を2週間分まとめて一気に紹介します。 「いろんな美大情報を調べて、手羽美術大学★開設の参考にしよう」というテイです。
ただ今日紹介したいものがあるので、美大ネタはいつもより軽めに。
 
 

「シェル美術賞2016」受賞作品決定 - 昭和シェル石油
グランプリの小川さんは成安造形卒。


寺田倉庫と美術・工芸品修復の人材育成に向けた寄付講座を開設 | 横浜美術大学


大学プレスセンター - 学生が商品企画・デザインしたドアノッカー「キツツキ」が商品化~日常のコミュニケーションをより楽しく円滑に~芝浦工業大学
ムサビ工デ主催の「MUSABI Product Design Competition」で芝浦工大の学生さんの入賞作品が商品化された、という話題。


明星大学デザイン学部 公開講座 「教育とデザイン」
萩原 修さん主催の公開講座。


ここでタマビネタを3連発。
東京工芸大学|【中野C展示】 多摩美術大学,長岡造形大学,東京工芸大学合同授業,地震ポスター支援プロジェクト・イラストレーションポスター展示


医術と美術が結びつく -- 学校法人昭和大学と学校法人多摩美術大学が包括連携協定を締結 - SankeiBiz(サンケイビズ)
『昭和大学の創立者・上條秀介博士、昭和医科大学附属医院長だった石井吉五郎氏、昭和医科大学常務理事だった斎藤浩氏は、かつて多摩美術大学とその前身・多摩帝国美術学校で理事などを務めている。』という関係。


多摩美術大学|ネスレ日本「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタi[アイ]」のデザインを担当
今度はアスクル限定モデルをデザイン。


金沢美大 70年の蓄積 21美で所蔵作品展:石川:中日新聞(CHUNICHI Web)
金沢美術工芸大の開学七十周年を記念した所蔵作品展「確たる伝統、弛(たゆ)まぬ挑戦、そして未来へ」が金沢21世紀美術館市民ギャラリーで。


岡山県立大学 » 「地域創生コモンズ そうじゃ」開所式及び開所記念シンポジウムを開催しました
域学・産学連携の活動拠点として「地域創生コモンズ そうじゃ」ができたそうですが、どうしても脳内で千鳥・ノブの声で再生されてしまうのです・・・名前のクセがすごい。


女子美さん。
先輩のリアルな声に触れる夏期講習会…女子美付 : 読売新聞
うちのあかりちゃん(小4)は女子美附属中学の制服にあこがれてまして。詳しくはこちら


東京造形さん。
斬新すぎて理解が追いつかないウルトラ怪獣、青山に現る - ねとらぼ


なぬ。ウルトラマンに会えるの?!


というわけで行ってきました。

東京造形大学創立50周年記念「ZOKEI NEXT 50」展にスパイラルへ。
ちなみに「うほ。造形大展とエンブレムが一緒に入った構図は手羽しか思いつかないだろう。さすが美大愛好家!!」と興奮しながら写真撮ったけど、他の人も気が付いててガックシ。

実はですね。
「50周年式典」ではなく「ZOKEI NEXT 50 オープニングレセプション」という表記だったので、「周年式典だったら参加しなくちゃだけど、展示のオープニングパーティーでしょ?」と行かないつもりだったんです。実は。
でも学長に誘われて急きょ手羽も行くことになりまして。

まず、創立者・桑澤洋子さんのデザイン活動や教育活動について卒業生などを取材して語られた「ZOKEI-桑澤洋子のまなざしを追って-」の上映がありました。これが素晴らしい出来栄え。
桑澤さんの造形思想から桑沢学園の独自性が理解できる内容で、美術大学史としてもすごくいい史料になってます。美大関係者はこれを見に行くだけでも価値はありますよ。
ぜひムサビにDVDを寄贈していただければ>造形大関係者

印象的だったのが、桑沢デザイン研究所OG(2期生だったかな?)インタビューで「当時から『鬼の桑沢』と言われるくらい課題が多くて・・・あ、課題で作った洋服が今もありますよ」とタンスから当時作った洋服を出してきたシーンでした。「大事にしまっていた」というより、まるで普段着として今も使ってるように。
60年前ぐらいの課題が普通にタンスから出てくるってありえなく、「洋服って日常なんだなあ」と。

ちなみに桑澤さんが女子美出身ってことは知ってたんですが、女子美附属中高の制服をデザインしたのも桑澤さんってことは知らなくて。
あかりちゃんは見る目あるなあ(バカ親) 

ちなみにちなみに桑澤洋子さんは「澤」だけど、桑沢学園は「沢」ですからお間違いなく。

東京造形大卒で30代から40代を中心とした若手作家、デザイナー、クリエイター総勢71名の仕事・作品に焦点を当てた展示。

やはり東京造形さんだけあって、知ってる作品が多い。
 

野老朝雄さんの展示。もちろんアレです。
あ、野老さんに会いたい方は在学生コンペティションの最終審査・講評が今日10月29日[土]13:30からあるんで、そこで野老さんに会えますよ。

おおお。これが噂の「東京造形大学 × ウルトラマン 50」か!!
えーと、えーと、ウルトラマンはどこどこ?一緒に写真撮りたくて来たんだけど。
お。東京造形スタッフ発見。
手羽「ウルトラマンは何時に出てくるの?」
造形「昨日だけのスペシャルだったみたいっすよ」

・・・手羽の仕事はこれで終了・・・。
 

有吉学長の挨拶から始まり、オープニングレセプションは盛大にスタート。
あらためて、おめでとうございます!!

校友会会長や名誉教授の挨拶もあったから、やはり実質の周年式典でした。来てよかった(汗)
女子美も学長がいらっしゃってたけど、タマビ関係者を一人も発見することができず。きっと手羽みたいに勘違いしちゃったのかなあ・・・。

今後の東京造形大50周年イベントについては、以前書いたこちらを参考にしてください。
【50周年】10月末から東京造形大学のイベントがいっぱい!!
時間など変わってるかもしれないので、公式サイトもチェックしてね。



以上、今日から

●テーマ「まうかくし」
●会期:2016年10月29日(土)~31日(月)
●開催時間:
展示企画 10:00-18:00(最終日17:00)
催し企画 10:00-19:00(最終日18:30)
模擬店 10:00-19:00
フリーマーケット 10:00-17:00
最終日フィナーレ 18:30-19:30
展示企画:学生の作品展示
催し企画:パレードやショー、神輿などのパフォーマンスイベント
模擬店:食品を扱うお店

●会場 武蔵野美術大学鷹の台キャンパス
※お車でのご来場はおひかえください


http://geisai.jp/
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ムサビ芸祭だっていうのに、イベントが重なりすぎて全然宣伝できない手羽がお送りいたしました。
いくら「芸術の秋」といっても10月後半にみんなまとめすぎ!手羽の身になってほしい!(逆切れ)

ちなみに今日のオープニングはとりじんあんさんぶる・ラテン音楽研究会・モノクロウィンドアンサンブルの3団体コラボ演奏だそうです。
 

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。