小田急電鉄の「鶴川」駅を利用したことはあるだろうか。鶴川駅周辺といえば、南に鶴見川、沢谷戸自然公園などの水とみどりに囲まれ、北には、「旧白洲邸武相荘」や「香山園 庭園・美術館」など文化施設や大小さまざまな公園があり、自然と文化、子育ての面でも魅力のある街だ。
現在小田急電鉄では、そんな鶴川駅周辺の価値向上に寄与するさまざまなアイディアを公募するアイディアコンテストを実施中。今回のコンテストでは、地域との連携を重視し、駅と地域を繋いだ空間のあり方をテーマに、駅デザインに加えて、将来の駅のあり方を見据えた駅機能・活用の提案する。
本コンテストは、駅舎デザイン・駅周辺空間アイディア・駅活用アイディアの3部門から選んで応募することができる。受賞作品は、実際の鶴川駅のアイディアとして採用。鶴川の認知度をさらに高め、これまでの経験・歴史から新たな駅の姿を創出する、魅力的な提案が求められる。
パブリックなスペースである駅と、その周辺の空間についてアイディアをぶつける機会は学生にとってとても貴重だ。空間デザインを学んでいる学生はもちろんのこと、ぜひアイディアと思考のトレーニングと思って、「鶴川」駅を利用したことのない人も、周辺地域をリサーチしながら、ぜひチャレンジしてみてほしい。
▼募集概要
「鶴川駅アイディアコンテスト」
日程:
エントリー期間:2018年6月1日(金)~ 2018年8月31日(金)
作品提出期間:2018年6月1日(金)~ 2018年9月28日(金)必着
※作品提出はエントリーされている方のみとなります
応募資格:
・日本語でのコミュニケーションが可能な方
・複数名(個人または法人等)によるグループとして応募することも可能
その場合は、代表者を1名定め、その他を共同制作者として下さい
・2018年12月に都内で開催する授賞式に参加できる方
応募部門:
1. 駅舎デザイン部門
自由通路を含む、鶴川駅舎のリニューアルデザイン
対象とする提案の範囲
・駅舎(事務所、トイレ、改札口、券売機周辺及び通路部分を含む)
・自由通路
※プラットホームは含まない
2. 駅周辺空間アイディア部門
・駅舎自由通路全体のデザインだけではなくあったらいいなと思う機能やアイディア
・街から駅へ接続する駅前広場から自由通路をより多くの方に利用いただき、愛される駅にするためのアイディア
※ベンチ、照明、サイン計画、アート作品(待ち合わせスポット)等によって、駅と自由通路、駅前広場が「人と人」、「人と街」をつなげ、地域の魅力を向上する空間となるようなデザイン・アイディアを募集します。
3. 駅活用アイディア部門
鶴川駅及び、周辺地域(駅前公園、商業施設のオープンスペース)で実施したい、実施してほしいイベント、新しい鶴川駅がこうなったら嬉しいというアイディア
※自由通路、駅前広場などを利用したイベントや鶴川駅構内を活用し、実現したいアイディア
賞:
1. 駅舎デザイン部門
最優秀賞(1点):賞金50万円 / ロマンスカーで行く箱根1泊2日ペア旅行券
優秀賞(2点):賞金15万円 / 小田急グループホテル宿泊券
佳作(3点):賞金5万円
2. 駅周辺空間アイディア部門
最優秀賞(1点):賞金20万円 / ロマンスカーで行く箱根1泊2日ペア旅行券
優秀賞(2点):賞金10万円
佳作(3点):賞金3万円
3. 駅活用アイディア部門
最優秀賞(1点):賞金10万円 / ロマンスカーで行く箱根1泊2日ペア旅行券
優秀賞(2点):賞金5万円
佳作(10点):小田急グループ商品券
※部分的に優れたものに数点
ゼルビア賞(複数点)
FC町田ゼルビアホームゲーム シーズンチケットメインS席
2019シーズン選手サイン入りユニフォーム(複数点)
※一次審査通過者は、当コンテスト事務局を受託する株式会社JDNより、応募用紙に記載されたご連絡先に選考結果をご連絡いたします。連絡がつかなかった場合、入賞を取り消させていただく場合がございます。
審査員:
・齋藤 精一(ライゾマティクス 代表)
・武井 誠(TNA、東京大学・京都工芸繊維大学非常勤講師)
・鍋島 千恵(TNA、日本大学・法政大学非常勤講師)
・山崎 亮(studio-L代表、コミュニティデザイナー、社会福祉士)
ほか
公式WEBサイト:https://compe.japandesign.ne.jp/tsurukawa/
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