多摩美術大学90周年記念学内展と「メモリアルラウンジ」に行ってきた

20225年10月21日(火)

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10月18日、タマビ90周年式典に長澤理事長・樺山学長と一緒に参加してきた話はこちらをご覧ください↓
【TAMABI BEYOND】多摩美術大学90周年式典・祝賀会に行ってきた
 
今日はその続きです。
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式典・祝賀会も終わり、学内を回ることに。
90周年事業の一環として、各学科が各建物で展覧会をやってるんです。

絵画学科は、絵画棟で日本画専攻・油画専攻・版画専攻合同の「Tamabi Beyond, at the 90th Anniversary」展。
10月25日(土)までやってます。
 

 
手羽は八王子キャンパスのトイレの場所を全て把握してるくらいのタマビマニア。
自分が長澤理事長・樺山学長を案内する以上、無駄な動きをさせるわけにはいかない。
タマビを歩く時には「いかに坂を感じないように移動するか」がポイント。
行く前にさんざんシミュレーションして、「まずは本館から絵画棟に行き、そこからアートテーク→デザイン棟→彫刻棟・・・と動くと、最初は少し坂道・階段があるけど、あとは平地と下りだから楽だな。よし!」と見て回る順番をしっかり練ってきました。


時間も予定通りに進んでいて、続いてアートテーク。
こちらでは
日高理恵子 退任展 「空間と、自然光と、絵と、」

会期:2025年10月13日(月・祝)-28日(火)10:00-17:00※日曜休館
会場:多摩美術大学 八王子キャンパス アートテークギャラリー
協力 小山登美夫ギャラリ ー


日本画・日高先生の退任展を開催中。

実は日高先生はムサビ日本画学科卒で、樺山学長とは同期卒で学生時代からの知り合い。
ムサビ日本画の客員教授をされてるので、手羽も昔から存じ上げてます。
樺山先生と日高先生は学生のような顔をして楽しそうにお話をされてました。

校友(卒業生)が展示していて、この日はホームカミングデイも開催されてました。
うん。ここまでは計算通りの時間配分とルート。さすが手羽。
 

アートテーク2階には、9月にできたばかりの施設があり、それは

創立90周年記念「メモリアルラウンジ」
今回チェックしたかった場所の1つ。
学生さんや教職員は自由に利用でき、ラウンジ内にはソファ席、カウンター席、テーブル、電源・専用Wi-Fiがあるから、アイデア出しや休憩場所として使うことができます。もちろん食事もOK!

壁面には、タマビ90年間の出来事をまとめた大年表パネルがあり、これがメモリアルラウンジの目玉。
当時の写真や資料も掲載されてて、例えば

これは上野毛キャンパスの最初の建物模型。ここからタマビがスタートしたんですね。
隣には内藤廣展にあった上野毛新校舎の模型も特別に展示されてました。
   
・・・ただ、行く前から嫌な予感はしてたんです。
事前にタマビさんから「せっかく理事長・学長がいらっしゃるから、ぜひメモリアルラウンジもお越しください。お二人のために説明役として年表パネルや記念誌を作った大学史・米山kケンイチを配置しておきます」と連絡が入ってたんですよ。
最大限のタマビさんの気配りなんですが、なんでそんな余計なことを・・・。


ここで前回記事にも名前が出てきた米山さんの説明を。 
昔から手羽と米山さんはタマビ・ムサビ広報の枠を超え、美大の良さを伝える「ムサタマトーク」という活動をほぼ自腹でしていて、ムサビオープンキャンパスや高校、熊本の九州美術ゼミナールさん、珍しいところでは立命館大学等、これまで全国で15回やってます。
手羽が一番付き合いが長く深い他美大職員だし、長澤理事長とも学長時代から気が合う。
タマビとタマビ生への愛情も強く、タマビ・ムサビの歴史にもすんごく詳しく一緒にいると勉強になるし、とってもいい人・・・なんだけど、話し出したら止まらない人で。
ムサビ若手職員研修で毎年手羽の知り合いの他美大職員を講師として呼んでいて、次回は米山さんにするか毎回迷うけど「まだ若い人たちが米山さんに会うのは早いか・・」と自分内却下してる人。
 
前日、米山さんに「学内展見たり、行きたい場所もあるから話は短めにね。3分ぐらいで」とLINEを送ったら、「それは大谷の調子次第かな」と一言返ってきた。
大谷の調子が良ければ米山さんの機嫌がよくなるし、悪いとすぐに終わる、と。
「大谷、負けてくれないかなあ」と思ってたら、見事にこの日で・・。

みっちり1時間以上、捕まりました。
あの長澤理事長にしゃべらせる隙間を作らせないくらいずっとしゃべってて、せっかく巻きで進行してたのに、他を見てる時間がなくなりました・・。
手羽の見事な計画は頓挫。机上の空論に。全部大谷のせい(涙)
といっても、私も初めて知るタマビ・ムサビの歴史も聞け、今度米山さんをムサビの講師に呼んで、職員にレクチャーしてもらおう。企画します。
 
 
強引に終わらせて、この後案内していただく方のところへ向かう。
 
途中、校友会ホームカミングデイ会場前でタマビグッズを販売してるポップアップストアに遭遇。
店員さんはこれまたよく知る広報の方で、この時もお店にいた人
タマビ広報「あ。手羽さん。いいところに来ましたね。新しいタマビパーカーができたんですよ!」
手羽「タマビパーカーはもう2着持ってるんですよね・・この前も買わされたし。ちなみにいくらですか?」
タマビ広報「1万3千円です」
手羽「・・さすがにそれは厳しいんだけど・・・ブログ1記事のために1万以上使うのは迷うなあ・・」
タマビ広報「そうですか・・・あ。じゃ、新しいタマビTシャツはどうですか?こっちは3千円です」
手羽「それは安い!買います買います!!」

・・・見事に「最初に高い値段を見せられて、次がちょっと安いとお得感があって買いたくなる心理」をうまく使われたような気がする・・・。
これでタマビTシャツは5着目なんだけど、どこで着ればいいのよ・・・。


長くなったので、続くっ!
いよいよ次は「BLUE CUBE」編に突入します。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。