温泉旅館「由縁別邸 代田」に行ってきた #世田谷代田駅 #下北線路街 #BONUSTRACK #本屋B&B

2024年8月22日(木)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

美大の話は一切出てこないので読み飛ばしてもらって結構です。
 
ーーーー
 
家を購入して20数年。
屋根・外壁・トイレの改修工事は数年前にやったし、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、食洗器、クーラー、扇風機などほぼ全部の家電製品も壊れて全部買い換えてるんですが、唯一大丈夫だったお風呂もとうとう壊れました。
6月ぐらいからダメダメな状態だったんで、おもいきってリニューアル工事をすることに。

リニューアル工事をやってる4日間、お風呂をどうするか・・・その間に家族旅行するのも手だけど、工事立ち合いがあるからずっと家を空けるわけにはいかない。夕方出て朝帰れる場所・・「近所のホテルにただ泊まるだけじゃネタにならないなあ(この発想が危険)・・・あ。そうだ。前から行きたかったあそこに泊まろう!!」と決めたのが7月末。
 
というわけでやってきました。

小田急電鉄小田原線の世田谷代田駅
 
小田急小田原線の地下化に伴って、東北沢駅から世田谷代田駅までの1.7kmの縦長の土地に作られたのが「下北線路街」で、手羽は2021年に一度チェックしています。
話題のスポット「下北線路街」に行ってきた
【発酵していく街づくり】下北沢「BONUS TRACK」に行ってきた

下北線路街は2022年にドラマ「silent」のロケ地として使用されて一躍有名になりましたね。公式がロケ地マップを出してますよ。

まずは下北線路街をチェック。
3年でどう変わったか。

「BONUS TRACK」については、2021年の記事で設立経緯も含めて細かく紹介してるんでそっちを読んでもらうとして、その時に入らなかった

本屋B&Bさんへ。
ちなみに「B&B」は「もみじ饅頭!」ではなく(わからない人はお父さんに聞こう)、「Book&Beer」で「B&B」です。

こう言っちゃアレだけど、ちゃんと本屋さんに入ったのは何年ぶりだろ・・・。

さすがに面白そうな本しかなく、家族で30分ぐらい本を見て脱出。これはやばい。2,3時間いれちゃうやつだ。

お隣は会員制のシェアラウンジ「BONUS TRACK LOUNGE」
 

2021年の時より木がずいぶん成長してますね。

8月いっぱいは夜の営業時間を延長して「ボ〜夏!トラック横丁」をやってます。ぜひ。
 
ここまでは2021年に来てるんだけど、さらに進むと当時はまだ工事中だった場所となります。

シモキタ雨庭広場
周囲に降った雨水を集めて地下に貯留・浸透させるくぼ地状の植栽地。

シモキタ園藝部
シモキタ園藝部は、下北沢のまちを中心に緑が好きな人々によって生まれた地域コミュニティで線路街全体の植栽管理や活動をされています。

コンポストだったりいろんな植物が育てられていました。

WEB用にフォトショで露光をかなり上げてるんだけど、この頃になると空がかなりどんよりしてて、今にもゲリラ豪雨が起きそうな空になってました。ちょっと急ごう・・。

このあたりの建物も2021年は絶賛工事中でした。

下北沢駅に到着。
「じゃ帰ろう」と、まるでハンター×ハンターのグリードアイランド編で岩を掘ってせっかくマサドラに着いたのに「じゃ、さっきの岩石地帯まで戻るわよ」とビスケに言われたゴンたちみたいに「え?もう?!」と子どもたちに言われた(わかる人だけわかればいい)


  • 小田急電鉄とUDSとHLABの三社協働で運営する居住型教育施設(レジデンシャル・カレッジ)「SHIMOKITA COLLEGE」


  • 世田谷代田 仁慈保幼園

というわけでここまでが前置き(えっ)。
 

緑豊かな小道を通って、本日の本当の目的地へ。

2020年9月にオープンした温泉旅館「由縁別邸 代田」です。
知り合いでBONUS TRACK関係者以外で泊まった人を知らないからこれはネタになるな、と。


  • 門を一歩入ると急に空気が変わります


  • 世田谷にあった築100年の葺屋敷から譲り受けた建具や景石などを建物内外部で再構成した作り。


  • 客室は2階にあります。こういう作りだったんだな


  • 客室は35室。外観の印象よりも中が広い

男女に分かれてツイン2部屋必要だったんで、メゾネットタイプのツイン部屋を選びましたが、19平米~32平米の7タイプあるそう。

階段を上ると

ベットがある、と。
運営はUDS株式会社がやっていて、他だと銀座のMUJI HOTEL GINZAなんかもそうですね。
 
旅館だけあって大浴場の温泉もあり、

箱根「小田急 山のホテル」の自家源泉「芦ノ湖温泉 “つつじの湯”」の湯を運んでいるそう。
このお湯が自分にすごく合ってた。(日帰りでも入れます)
 
食事を取れる場所は2か所あり、

代田の地で晩年を過ごした歌人・斎藤茂吉の料理歌集「つきかげ」から命名した「茶寮 月かげ」

「割烹 月かげ」があり、夕食は「割烹 月かげ」でいただくことに。
ボーナストラックで夕飯食べてもよかったけど、あくまでもテーマは「家族で旅館に泊まる」だったので。

家族全員で家族旅行して、こうやってコースを食べるのは5年ぶりぐらいかしら。
2024年ひと夏の家族の想い出になりました。家から20分ぐらいで着いちゃうんで小旅行というにも近すぎるけども。ブログネタのためにこの費用は痛かったけども。
お風呂工事ありがとう。


以上、

夜食にお茶漬けサービスをやってたんでゲットした手羽がお送りいたしました。
ドーミーインは夜鳴きそばのサービスがあるけど、ラーメンだといつも食べた後に罪悪感が生まれるんですよ。「じゃ食べなきゃいいじゃん」って話は野暮ってやつで。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。