6年ぶりに京都精華大学に行ってきた2 #明窓館 #グローバルカフェ #キャリアパーク #キャンパスプラザ京都 #京都アートスクール

2024年4月1日(月)

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京都精華大学見学レポート後編をお届けします。
前編はこちらから↓
6年ぶりに京都精華大学に行ってきた【その1】

流渓館は教員研究室が入ってる建物。

立看がある坂をのぼって、


  • 悠々館は1階が食堂で、2階にコンビニが画材屋があります


  • 広いグランド。野球なら2面取れるんじゃないかな


  • そりゃ熊も出るわな


続いて、メディア表現学部とファッションコースの実習棟が入っている友愛館へ。

ファッションコースの部屋が面白い作りになってて、実習室を囲むように制作スペースが回廊状になってるんです。
え?意味がわからない?こちらの動画をご覧ください。

なんでこういう形にしたんだろ?

メディア表現学部の実習室で、500人を収容できる多目的ホール「Agora」。
 
Agoraは京都精華大学50周年パーティの時に入ったことがあるんだけど、その時は、

こういうジャングル状態だったんです(笑)
普段はこういう使い方をしてたんだな。

京都精華さんは全体的に「自分たちで使い方を考えなさい」という大学からのメッセージを感じられますね。

地下2階のレコーディングスタジオ「Magi Sound Studio」。
当時教員だった音楽プロデューサー・故 佐久間 正英さんが設計に携わった録音スタジオ。


  • 録音ブース


  • コントロールルーム

3月に卒業されたばかりの学生さんがいて、「ずっとこの場所にお世話になったけど卒展直後から会社の入職研修が入って来れなかったんです。卒業するまでにきれいにしてあげたくて掃除にきました」と。偉いなあ。

こっそり京都精華さんで気になったのが、

ゴミ箱。
京都のゴミ分類が厳しいのか、京都精華大学は京都精華大学SDGs宣言を出してるからなのか、

こんな細かいゴミ分類表を出してる大学はあんまりないんじゃないかしら。
 

さ。いよいよあの建物へ行きますよ。

明窓館。
2022年2月に竣工した新校舎で、これを見たくて手羽は今回セイカさんを訪問したようなもんで。

1階はグローバルカフェ。
メキシカンタコスやトムヤムヌードル、ヴィーガン料理など、世界の料理が楽しめるカフェ。

手羽が知る限り美大で1番おしゃれなカフェですね。ムサビ市ヶ谷キャンパスのMUJIカフェもそれなりにおしゃれだけどここには負ける・・。
 
で、その真横にあるのが

2023年10月に新設された「キャリアパーク」
名前の通り、進路・就活スペースで、奥にはキャリア支援チームの部屋があります。

公園がコンセプトだから真ん中に木が立ってるのかな。

就活関連の参考図書や卒業生のポートフォリオが自由に閲覧できるようになってるし、簡単なイベントならここでできるようになってる。

カフェへ行くついでに立ち寄って、ふらっとおすすめ求人紹介やイベント案内を見ることができる。
よく考えられてるなあ・・。


  • 寄付芳名板

こちらは2階のエントランス。
奥は留学等に向けた語学学習や、留学生の日本語学習をサポートするライティングセンターになってます。


  • 言語学習支援室。サコ前学長の宣言どおり、現在は3割が留学生なんです


  • 学生さん達が集まって賑やかにしゃべってました。

 
2階には500人が入る大ホールがあり、


  • 入口前

真っ暗だったんで、手羽のスマホではこれが限界。

3階に上がります。

奥には会議やゼミ、打ち合わせなどで使える7部屋のディスカッションスペース、手前は自習やワークショップ、グループワークなど自由に使えるアクティビティコモンズ。
ディスカッションスペースは学生も教職員も同じシステムで予約する仕組みだそうで、このあたりも京都精華さんらしい。


  • デッキ


  • 謎の台。何用なんだろ?


  • 美大の明日を語り合う女性陣

というわけで2時間みっちり案内してもらいました。
Mさん、お忙しいところほんとありがとうございました。

京都精華大学にお別れをして、

ホテルへ。
あ、皆さんに伝えておきたいことがあった。
のんびりしてて1週間前にホテルを取ろうとしたんですが、駅前は安くて3万台、5万以上が相場な感じになってて、なんとかこのホテルだけ1万円台だったんです(といっても1万円後半)。
京都だけじゃなく全国的にホテル代は2~3倍になってるようで、総務関係者は宿泊費上限を見直してもらえれば・・。

初めて錦通りを歩いたら、観光客が多すぎて全然前に進まない・・。
ちょっと遅刻して、

町屋を改装した「まんざら亭」にしきに到着。
京都精華のMさん、タマビ広報のメグリンさん、ムサビ広報のプクシマさん、そしてスペシャルゲストの京都芸術大学の吉田大作さんと食事会。
吉田さんはスタートアップ支援室長でありながら、クロステックデザインコース准教授、株式会社クロステック・マネジメント取締役をされてる方。
2008年に高等教育情報センター主催のセミナーがあり、その講師で手羽が「大学ブログを既にやってる人」として呼ばれたんです。そのセミナーに参加してたのがこれから大学ブログを立ち上げようとしてた京都精華・Mさん、瓜芸・吉田さんで、二人とはそこからのお付き合いなのです。

Mさんが最近保護猫2匹飼いだした話から美大のディープな話までたんまり情報交換。
あ、吉田さんにはあることをお願いしてて、9月はどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
3月31日(日)、京都駅から徒歩5分の場所にある

キャンパスプラザ京都へ。
キャンパスプラザ京都は、日本で一番成功してる大学コンソーシアムと言われている「公益財団法人大学コンソーシアム京都」の事務局があり、会議室や講義室、ホールがいくつもあるから「京都駅前で大学関係のイベントをやる」っていうと、だいたいキャンパスプラザ京都だったりします。

6階には立命館大学など加盟大学が入居する共同サテライトキャンパスも。
 
京都アートスクールさん主催の美大合同説明会にムサビも久しぶりに参加してて、これが「久しぶりの仕事で京都出張」の理由だったんです。
ちなみに2012年に京都アートスクール主催でタマビの米山さんと「第8回ムサタマトーク」をやったことがあるんだけど、その時も会場はキャンパスプラザ京都でした。

2階はタマビとムサビと金沢美術工芸大。
ほぼ途切れることなく個別相談をやってました。


  • タマビさんは1人で大変そうだった


  • 5階は京都の美術大学で、こちらは京都精華大学


  • 京都芸術大学と成安造形大学


  • 嵯峨美術大学

サガビさんはいつも手羽美術大学★をご覧になってるそうで、新人研修で「こんな形で美大合同相談会をやってる」と説明する時に、手羽が静岡相談会で撮った動画を使ってるそう。

そういう使い方もあるんだなあ。役に立っててよかったです。
サガビさんにも久しく行ってないんで、ぜひ今度機会があれば。

4階は公立大学がまとまってました。

というわけで、京都出張レポートはこれにて終了。
今日4月1日から新年度が始まりますが、朝8時半からオンライン会議というハードなスタートで、2024年度も慌ただしい年度になりそうな予感。


以上、

せっかく集合写真撮ったのに酔っぱらってピントがあってなかった手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。