コロプラ初のキッズワークショップに行ってきた

予定外は起きるもので、今日はムサビネタをまとめて紹介しようと思ってたんだけど、「ある事情」でこの話を書くことになった手羽です。

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現在、六本木のミッドタウン・デザインハブでは、

ミッドタウン・デザインハブ・キッズウィーク 2015を開催中で、日本デザイン振興会さん、JAGDAさん、そしてデザイン・ラウンジが子供向けキッズワークショップをやってます。

8月3日はJAGDAさん企画として、ムサビ視デ・齋藤ゼミが「お菓子でつくろう!ミッドタウン Part 2 あつまれ!東京ミッドタウンお菓子スポット」をやったばかり。
あ、ここでキッズウイークをほとんど紹介しなかったのは募集したらすぐに定員に達してしまったためです。
毎年手羽家も申し込んでるんだけど、今年は手羽も間に合わなかったぐらいの瞬殺でした・・・。

上記写真は地下の誘導看板。
5階に行くと、

子供連れのお母様たちがぞろぞろと向かっている。

で、昨日は何が開催されたかというと、

株式会社コロプラさん主体の
発泡スチロールで作ろう!ピカピカマジカルタウン
というワークショップです。


コロプラさんは2014年からラウンジでのレクチャーをされてまして、それからのお付き合い。
あ、PARTNERでも
油絵専攻の美大卒業生が上場企業の取締役に。今ファイン系が求められる理由
とコロプラの森先さんが紹介されてます。


コロプラさんとラウンジでは「もっと美術が好きな人を増やさないとヤバくね?」と意見が一致しており、今回キッズワークショップも開催してもらうことになったのです。


  • 若手スタッフの皆さん


  • 皆さんが来てるのはインターンシップ用のTシャツですw

んで、「ある事情」とは何かというと、こんな会話がありまして。

コロ「手羽さん、このイベントもブログに書いてくれたりするんですか?」
手羽「多分デザイン・ラウンジのブログでスタッフが紹介してくれると思いますよ(他人事)」
コロ「そういえば手羽さんは最近、いろんな大学に行ってましたよね?
手羽「・・・・・あ。そっちのブログってことですね・・・それをお読みになってるってことですね・・・」


というわけで、気の弱い手羽は「全然書くつもりはなかったです」と言い出せず、こうやって記事を書くことに・・。

いや、でも途中から「これは紹介しないとダメだな」と思い始めてたんですよ。

これは、今回準備された発泡スチロール。

こんなパッケージ化されたものが売ってるわけがなく、あきらかに手作り。
このケースはマンガボックスじゃないかと推測。


そしてこのカラフルな発泡スチロールも売ってる可能性が少ないし、売ってるとしてもこれだけの数だと高価になってしまうはず・・。

もしかして・・・勇気を出して聞いてみました。

手羽「もしかして・・・・これ、全部手塗りですか?」
コロ「はい。新人スタッフ15人に手伝ってもらって、1日がかりで全部塗ったんです」

このクマさんも手作り。

色をきれいに塗ってあるけど、確かに竹串を刺したような跡が全部ある・・。

さすが、コロプラ・・・勢いのある企業はやることが違う・・・。
あ、ちなみに今年ムサビから何人も内定をいただいてるそうでありがとうございます(笑)

手羽「えーー。いいなーー。余ってたら手羽もやりたいんだけど」
コロ「ダメです。8歳までとなってるんで」
手羽「ええええ。精神年齢は8歳なんだけど」
コロ「こう見えて偉い立場の人だと聞いてますがダメです!」


・・・「こう見えて」ってなんだよ。
太ってるのは中年太りじゃなくて精神的な幼児体型なんだよ!
特技が「枕をオッサン臭にする」なだけの精神的な幼児なんだよ!

最初は子どもたちもスタッフも遠慮がちにやってたけど(笑)、最後の方は発泡スチロールを机や床にばらまき、ガンガン使って制作してました。

ワークショップで面白いのは、一人がいっぱい使いだすとみんな「ああ。いっぱい使っていいんだ」と気づいて作りだす。早く「リミッター解除」に気づかせることがワークショップの鍵かもしれないな、と。
主旨としては「クマさんの入る家を作る」なんだけど、ロボットを作る子、鉄砲や剣を作って遊ぶ子もいて、大人の発想じゃ考えられないものを作る子供たちの自由さにほんと驚きます。
そして「想定外の行動」も。
どんなに会議室で考えても、実際の現場ではいろんなことが起きる(笑)
ポリシーをもった臨機応変さと情報共有」は運営者側の鍵かも。

そしてできた作品をみんな並べると、これがまたいい。

おーーと。子供達。
これで終わりじゃないよ。大人をなめてもらっちゃ困るよ。
タイトルは「ピカピカマジカルタウン」だったよね?


スイッチオン!

ピカーーー!!

テーブルと壁がLEDで光るようになってて、写真ではわかりにくいけどこれがすんごく綺麗でした。

このお母様方の大撮影大会の様子をみてもらえれば、どれだけ綺麗だったか、お子さんもお母様も満足だったかわかってもらえるんじゃないかと。

子ども達よ。手で作る楽しさに気が付いてね。
ゲームばっかりやってちゃダメだよ(矛盾)

なんとコロプラさんが子供向けワークショップをやるのは初めてで、しかもこういうガチな造形ワークショップ自体全くの初体験なんだそう。

コロプラの皆さん、お疲れ様でした!
準備、そして運営は大変だったと思いますが、子ども達と直接交流する中で若手スタッフの心に残るものがあれば、と願っております。


よし、明日こそムサビネタを書いてやる!!!



今日のまとめ
●子供たちにお土産であげてたコロプラのクマさん人形が手羽も欲しかった。

よし、手羽美術大学★開設の野望がまた一歩近づいた!!

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。