【最終日】ムサビオンラインオープンキャンパス2022に行ってきたぞ!

2022年6月13日(月)

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6月11日、12日と今年最初のムサビオープンキャンパスでした!
武蔵野美術大学オンラインオープンキャンパス2022「美大を知る」

●日程:2022年6月11日(土)、12日(日)
●時間:9:00-18:35 *10日(金)19:00-プレイベントがあります
●会場:オンライン開催
●参加方法:事前申込制


これまでの話はこちらをご覧ください。
【一発目は6/11,12開催!】ムサビオープンキャンパス2022を徹底紹介!
【美大を知る】ムサビオンラインオープンキャンパス2022スタート!
【初日】ムサビオンラインオープンキャンパス2022に行ってきた!

こんな鬼タイムテーブルでやっております。
「もし配信トラブルが起きたらどう対応するか?」も考えていて、バックアップPCも準備してたりリスクヘッジもばっちり。


今日も2日目の様子をタイムテーブル順に紹介していきましょう。

2日目最初は「学生生活と進路」ということで、学生生活チームスタッフに登壇してもらい、サークルなど学生生活、寮、奨学金、キャリア、学生支援について話してもらいました。
朝1なのに2日目では一番視聴者数が多いコンテンツになりまして、皆さんの奨学金やキャリアについての関心の高さがわかります。
 

そして各学科の説明に入ります。

学科説明トップバッターは彫刻学科の伊藤先生と冨井先生。彫刻学科オリジナルTシャツを着用。
彫刻学科デジタルパンフレット

先生方には「50分のうち、最初の20-30分間は4年間のカリキュラム・授業紹介・卒業後の進路・入試の解説をお願いします。これはYoutubeに後日UPします。残った時間で質疑応答となりますが、こちらはアーカイブに残しません」と依頼してます。

ちなみにこちらは彫刻学科公式キャラクターの「すかるぷちゃん」と「ちょうこくん」。
ちゃんとマスクとゴーグルと安全靴を着用しています!
 

油絵学科油絵専攻は諏訪先生。
諏訪「あ、ムサビのTシャツとか着た方がいいの?」
手羽「先生は大丈夫ですよ。彫刻はオリジナルTシャツを二人して着てましたけど」
諏訪「あの人たち、ほんとムサビが好きだよねー(笑)」
てなやり取りがあってからのスタート。
油絵学科油絵専攻デジタルパンフレット

前半は緊張されてたけど、後半の質疑応答では夜のラジオ番組DJ並みになごんでたから、やっぱり後に残っちゃうものをしゃべるかどうかって大きい。
手羽が印象的だったのは「総合型選抜のポートフォリオ用作品写真は画質が悪くてもいいか?」と受験生からの質問に、「教員は落とすために見ていない。受験生がポートフォリオから何を訴えようとしてるのか真剣にみんなで読みとろうとする。だから豪華で立派な写真や体裁は必要ないが、私達が正しい情報を読み取れる程度の画質じゃないと自分が損しちゃうよ」という諏訪先生からのコメントでした。


続いては工芸工業デザイン学科

説明自体はインテリアの伊藤先生がされたんですが、主任教授の山中先生は現在ミラノサローネに行ってて、現地を歩きながら収録した工デ紹介動画を冒頭に流してました。ミラノでもTシャツ。
工芸工業デザイン学科デジタルパンフレット
工デはやはりワークショップ入試について質問が殺到してましたね。
ちなみに「なんで山中先生はいつもTシャツなんですか?」と質問があり、伊藤先生が「ぼくも知りません」とあっさり答えたのが今日のハイライト。
  
 
続いて空間演出デザイン学科


  • 主任教授の津村先生


  • 五十嵐先生

空間演出デザイン学科デジタルパンフレット
学科説明は10分ぐらいで終了し、あとは質疑応答に。それでも全部回答できないくらいの質問がきてました。
これも想定内ですが、工デ・空デ・建築回全てで「工デと空デと建築のインテリアの違いはなんですか?」と聞かれてましたね。結論は「7月の対面型オーキャンでその目でじっくり比較してみて!」で。


そして映像学科


  • 主任教授の篠原先生と


  • 小口先生。

映像学科デジタルパンフレット
小口先生といえば、すごくタイムリーな課外講座をつい先日やってました。
課外講座「映画『PLAN75』プレミア試写&ティーチイン」を行いました

ここまでくると私たちもいろいろ現場対応できるようになっていて、小口先生から「画面の質問が読めない」と言われて急遽そこにいた今年着任されたばかりの山崎先生に質問をセレクトし投げかける「天の声」をやってもらうことに。

配信開始10分前のことですよ。
篠原先生が「あっちの天の声も山崎だからちょうどいいじゃん」って、後でよくよく冷静に考えたら「どこがちょうどいいんだ」ってわかるけど、みんなその場では「なるほど!」と思ったのよね。舞台には魔物がいますな。
(実はこの展開があとに影響するんですが)
 

学科説明ラストの建築学科は布施先生。
建築学科デジタルパンフレット

質疑応答パートは助手の大関さんが参加し、二人でやり取りしてました。
「理系の建築学科との違いは?」な質問がありましたね。


そしてそして、ムサビオンラインオープンキャンパス2022の最後を飾るのは、

ムサトーーク!
学生広報局メンバーが生のムサビ生の声を届けるオーキャン恒例の企画で、今回は日本画学科、油絵学科、基礎デザイン学科、デザイン情報学科の4人が登場してくれました。

ここでさっきの映像学科の流れがあるんだけど、「手羽さん、急ですがさっきの映像学科みたいに天の声で進行役やってくれます?」と突然言われ。どれくらい突然かというと休憩時間ですよ。建築学科の大関くんがそのやり取りを聞いてるので信じられない人は確認してください(笑)

でも頼まれたらやりますよ。
カメラの横でノートPC持って質問みながら立ってやってました。
終わって広報に戻ったら「手羽さんがやりたがってたから、やらせてあげた」ぐらいの情報になってたけども。こんなに頑張ってるのに(涙)


てなわけで、鬼のようなタイムテーブルだったけど、大きなトラブルもなく無事に今年最初のオープンキャンパスは終了しました。
「事前予約制の説明会に400人以上が参加」は対面ではなかなか難しく(ムサビ規模の各学科説明会ではそんなに人が集まらないし、場所もない)、これはオンラインのメリットでもあり、オンラインオープンキャンパスの可能性を感じることができました。
参加された皆さん、先生や研究室スタッフ、学長、学生生活チームスタッフ、配信スタッフ、そして広報スタッフの皆さん、ありがとうございましたっ!!
 
 
思い起こせば、5月頭に、

「こんな感じかなあ・・」と適当に自分のイメージする構成図を30分ぐらいでパワポで描いて配信スタッフに渡したんだけど、ほとんどこの通りだったかも。後で要素として追加したのはバックアップPCと有線LANかな。
もっと莫大にお金があってスタッフと機材を準備できれば別ですが、最少人数でやるには結構この構成図は正解かもしれません。シンプルな方がトラブルも減らせるし。
他大学の方、参考にどうぞ。


おっと、想い出にふけってる場合じゃなく、急いで撤収。

30分ぐらいで元の会議室に復旧。実はこんな普通の会議室をスタジオにしてました。
オーキャンが終わって広報スタッフが小躍りしてました。

手羽「いやー、無事に終わってよかったね。先生も全員ちゃんと時間通りに来てくれたし。あ、でも今考えたら、もし先生が来なかったらどうしたらよかったんだろ?(笑)」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」

リスクマネジメント、完璧じゃありませんでした・・・。


次は7月対面オープンキャンパスでリアルにお会いしましょう!!
 
 
以上、

現場から手羽がお送りいたしました。


土曜に「高校生保護者の前で『なぜか大学のことに詳しい人』というテイで進行係」をやることになり、またスライド作りに入るので更新控えめになります。次は金曜かな。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。