【中間プレゼン】東工大×ムサビ合同ワークショップ「コンセプト・デザイニング2019byModuleX」3日目!!!

2019年8月1日(木)

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早く来てミーティングをするEグループ。

そう、今日は

中間プレゼンの日なのです。
といっても、「どんな話し合いをしてきたか」「アイデアが出たか」「どういう方向に行こうとしてるのか。その理由は」の報告会に近いですが。

さっそくいきましょ。


  • Aグループ


  • Bグループ


  • Cグループ

聞きながら思ったんですが、「右京区」とかはあるけど「●●右」という地名はありませんよね。例えば「新宿右」「左新宿」という地名や場所。
ま、当然「どっから見て右なんだ(笑)」で普段は「西新宿」とつけるわけですが、「上北沢」「下北沢」はある。「北側が上。地図もそうでしょ?」であれば「東を右にしよう」とやってもいいはずなのになんでないんだろ、と。

美大講評会スタイルなので教員からの質問やコメント、「こんな展開もありえるよね」も適時。


  • Dグループは紙芝居でプレゼン。ちなみにPC使わないグループのために1枚シートを作ってあげるといいんですよ>業務連絡


  • Eグループ


  • 学生さんからも質問が出たり

先生方からのコメントは「きれいにアイデアを整理しないで、デコボコのままでもいいんじゃない?」「一見面白いからこのまま進めると、そのままの状態でスルっと終わってしまうことが自分でもよくある」「いろんなアイデアが出たんでそれらをまとめてみました・・と最終プレゼンやったグループが過去に時々あるけど、経験上たいていよくない。絞ってワンアイデアで振り切って突破するのも手」「どのグループよりも一番身体によりそったアイデアだね」などなど。

手羽からもコメントさせてもらいましたが、今回のテーマが「右 左」なので、座標軸・マッピングや「右 左」という言葉を違う言葉やビジュアルでただ置き換えてる状態のものがまだ多い感じ。
もっと「右 左」の味ってなんだろ?感触や匂いは?などへの身体性アプローチがもう少し入ってくるといいかもしれません。そういうことを考えた方が楽しいかな、ってだけなんだけどね(笑)

例えば、左右同じ形のスリッパをしばらくはいて、一回脱いで左右逆に履くと気持ち悪いことありません?同じ形なのに、形が足になじんだり、温度がついてたりするんだけど、これも「右 左」の触覚の一つだし、ウイスキーのブレンダーさんはどちらの鼻の穴でかぐか決めてて、そっちの方が嗅覚が優れてるからだ、みたいな話もあります。


ただ、中間プレゼンはあくまでも中間プレゼンであって、ここからどこまでアイデアの飛躍が起きるのかが大事。教員から説明すべきことは全て話したので、あとは学生さんたちの力だけで最終アウトプットに向けて走ってもらうしかありません。


  • 上から撮ってみた


  • のところをAB沢さんに盗撮されてた

みんな更に悩んでましたね(笑)

おっと、初日に書いた「手羽が右左といえば2つ思いつく」の2つ目をまだ紹介してなかった。

舞台用語で「上手(かみて)」「下手(しもて」という言葉があります。
お客さんから見て右側・演者から見て左側を「上手」、その逆を「下手」というんだけど、これ面白いと昔から思ってて。

まず、「右 左」を表す言葉なのに「上 下」なこと。横軸が縦軸に変換されてるイメージ。
それとも関係するけど、吉本新喜劇を見てるとわかりますが、家族や店員は上手から出てきて、お客やお巡りさんは必ず下手から出てきますよね。また、イベントでは司会席は下手側でゲストは上手に配置するし、主賓挨拶も下手側でやる。卒業式では上手から壇上に上がって下手から降りるのが一般的で、そういう上手下手ルールが存在するんですね。あ、何かイベントやるときはこの上手下手ルールを意識してやると「イベントっぽく」なりますよ。
そして、「客の右」と「演者の左」の同じ存在・意味として「上手」という言葉があり、つまり舞台には普段使ってる『右 左』の概念がないんですね。
・・え?そんなに面白くない?・・ま、いいか・・。


気持ちを切り替えて、
ここで手羽からの差し入れ第2弾!!


  • 1階の無印良品でバームクーヘンとスコーンを大量に買ってきた。みんな食え!血糖値上げろ!

1回目の差し入れの時に先生から「僕たちの分はないの?」と聞かれたので、ちゃんと今回は買ってきましたよ(笑)
もちろん手羽の自腹!!手羽さんイケメン!!(誰も言ってくれないから言ってみた)


さて、19時のいつもの中締めの時間。
最終プレゼンに向けてグループ名を決めてもらってました。

というわけで、グループ名はこちら。

そして手羽からの最後のオリエン。

3日間のムサビ市ヶ谷キャンパスステージはこれで終了で、明日から東工大大岡山キャンパスステージに移行します。

二日間の作業場所はこちら。
正門から左側壁沿いに10分ぐらい歩くと到着するはず。途中のセブンイレブンがポイント。

最終日の最終プレゼンは去年と同じ共創コモンズで4時から。
共創コモンズはさらにキャンパスを突っ切って、道路を渡って5分ぐらいの場所にあります。

審査基準はこんな感じ。
私たちは「コンセプトの掘り下げ力」「中間プレゼンからのアイデア飛躍力」をつい重めに見ちゃうけど、最終プレゼンだけ参加するゲストもいます。
あ、長澤学長も来てくれることになりましたよ!!
学長は3時半過ぎぐらいに会場に来ていただければ>秘書連絡


てなわけで

教室の撤収開始。

一人二人といなくなり、

最初の状態に。
市ヶ谷スタッフの皆さんにはお世話になりました。よかったら最終プレゼン見に来てね。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。